夏が近づくとインターンを探し始める友人も出てくるのではないでしょうか?就活をはじめてすぐにインターンエントリーの準備を進めていかなければならない人もいるでしょう。そもそも「インターンは参加する必要があるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
インターンシップは就業体験を通じて企業のことを深く知れるため、業界・企業研究や面接対策など、就活を進めるうえで多くのメリットがあります。実際に多くの学生がインターンに参加。今では就活では一般的なイベントになってきています。ただ、インターンは春・秋・冬にも開催されているため、サマーインターンに参加すべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では「サマーインターンならでは」のメリットをはじめ、サマーインターンに向けた準備のコツから参加する際の注意点まで詳しく解説。この記事を読めば「参加する際の準備」「どういう心持ちで参加すればよいのか」分かってくるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
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- サマーインターンとは?
- サマーインターン参加までの流れ|準備はいつからすべき?
- サマーインターンではどんなことをするの?
- 近年はオンラインでのインターンも増加している
- サマーインターンに参加する5つのメリット
- サマーインターン参加の際、心がけておきたいこと
- サマーインターン参加後はお礼のメールを送ろう
- サマーインターンについてのよくある質問
- 就活の情報収集には「エンゲージ 会社の評判」の活用がオススメ
サマーインターンとは?
「インターンシップ」とは、企業、業界、社会への理解を深めるために行われる就業体験です。就活するにあたって大事なのが企業理解。自分の価値観と企業の考え方が合うかどうか、職場の雰囲気、仕事の内容などはネットの情報だけでは分からない部分もあるので、自分の目で見て確かめることが大事。インターンは就業体験を通じて、会社や仕事への理解を深められます良い場になります。
なかでも学校の夏休み期間に当たる7〜9月頃に実施されるものを「サマーインターン」と呼びます。期間は数日のものから数週間、1ヶ月以上に渡るものもあり、さまざま。サマーインターンは1年のなかではもっとも開催する企業が多く、学生にとっては参加の選択肢が豊富にあると言えます。
【サマーインターン情報の探し方】
- 就活サイト
- 個別の企業ホームページ
- インターンの合同企業説明会
- 大学のキャリアセンター
- 先輩や友人に聞く
また、インターンは希望すれば誰でも参加できるものではありません。サマーインターンに参加するためには選考があり、人気企業の場合、応募が殺到し、本選考よりも倍率が高くなることもあります。
インターンシップとは?目的、メリットを理解して就活を前に進めよう - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
サマーインターン参加までの流れ|準備はいつからすべき?
サマーインターン参加までのスケジュールは、大まかに以下のようになっています。
▽4月中旬〜5月中旬:サマーインターンについての情報が出る
▽5月末〜6月:サマーインターンへのエントリーが始まる
▽6月末〜7月中旬:サマーインターンの選考
▽7月末〜9月:サマーインターンの実施・参加
インターン参加までは「自己分析→業界研究→企業研究→興味のあった会社のインターンに応募する」といった流れですすめましょう。おおまかな目安としては、5〜6月のエントリーに向けて4月ごろには企業に目星をつけておきたいところ。気づいたら興味のある企業のサマーインターン募集が終わっていた…ということのないように、早い段階からしっかりと情報収集をしておくべきです。
サマーインターンではどんなことをするの?
インターンで行なわれるプログラムの内容は、企業によってさまざま。大きく分けると「実務型」「グループワーク型」の2つがあります。
実務型
実務型は、インターン先企業の実際の業務に参加するもの。内容は営業同行、プログラミング、デザイン、ライティングなど仕事の数だけあると言えるでしょう。実務を経験すれば業務への理解を深められるほか、志望業界・企業への適正もはかることができ、入社後のミスマッチを防げます。
グループワーク型
グループワーク型は、企業が用意したインターン用のプログラムに参加するもの。具体的には、新商品や新たなサービスを企画する、企業から提示された課題に対する解決案を話し合い、発表するなど。コミュニケーション能力・協調性・リーダーシップをはじめとして、論理的思考力・創造性などを試される内容となっています。
集団のなかで自分の立ち位置を知れるほか、ライバルとなるほかの参加者から学べることも多くあるでしょう。実務型・グループワーク型どちらにも違ったメリットがあるため、エントリー前にしっかりと内容を確認して、自分の目的に合ったものに参加しましょう。
近年はオンラインでのインターンも増加している
近年は社会情勢の影響で、サマーインターンがオンラインでの開催となる場合も。対面型に比べて職場の様子・雰囲気などは感じづらくなりますが、全国どこからでも参加できる、交通費・宿泊費が節約できる、効率的に多くの企業のインターンに参加できるなど、オンラインならではのメリットも多くあります。
また、本選考でオンライン面談を行なう企業も増えてきているため、オンラインでのやりとりに早めに慣れておけば、本選考の際にスムーズに対応できるでしょう。
サマーインターンに参加する5つのメリット
では、サマーインターンに参加すると具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
結論、下記5つのメリットがあります。
- 採用担当者にアピールできる
- より深い業界研究・企業研究が行なえる
- 自己分析を磨くことができる
- 早くから選考に慣れることができる
- 就職活動へのモチベーションアップにつながる
1つずつ説明していきます。
採用担当者にアピールできる
サマーインターンを企業が開催する理由は、早いうちから優秀な学生に自社のことをより深く知ってほしいからです。もっと言えば、インターンに参加してくれた優秀な人材に本選考まで進んでほしいと考えています。ですからインターンでしっかりアピールできれば企業が興味を持ってくれるのは自然なこと。もちろん本選考とは関係ない場合もありますが、アピールできれば本選考で有利になる場合も十分にあり得ます。
より深い業界研究・企業研究が行なえる
希望者全員が参加できるわけではないインターンは、ほかの人が知らない情報や学びを得られる絶好のチャンス。サマーインターンという、インターンのなかでも早いタイミングで業界・企業研究ができれば、その後の就職活動をスムーズに進められます。実務を通して学んだことは、本選考のESや面接でのアピール材料にもなるでしょう。
自己分析を磨くことができる
インターンにはほかの就活生も参加するため、同じ業界・企業をめざす集団のなかで「自分の強み」「弱み」に気付けることも。アルバイトやサークル活動のなかでは分からなかった自身の長所を見つけられれば、それをそのまま自己PRに活用できるでしょう。
早くから選考に慣れることができる
サマーインターンの選考では、ES提出やグループワーク、筆記試験、面接などが行なわれます。これは本選考のフローに近いため、早くから「選考」に慣れることができます。
ESを何社か出すなかで「選考を通過するもの、しないもの」が出てくれば、違いを分析し、それを本選考に活かせるでしょう。また、複数のサマーインターンにエントリーすればグループワークや面接の回数も増え、反省点や対策を今後に活かせます。
新卒の就職活動を行なう上では「場馴れ」が非常に重要。サマーインターンの選考経験は、のちの就職活動に大きなアドバンテージとなるでしょう。
就職活動へのモチベーションアップにつながる
インターンでは、同じ目標を持つ就活生の姿から刺激をもらえることも多いはず。実務やグループワークで一緒になった人たちの行動や発言から学び、自身の成長につなげられるようにしましょう。
また、インターン先の社員の姿を見て「いつかこうなりたい」「自分もこんなふうに働きたい」と思えば、それが就活へのモチベーションアップにもなります。自分に向き合うことはもちろんですが、ひとつでも多くのことを持ち帰れるよう、周囲の人に目を配ることも重要です。
サマーインターン参加の際、心がけておきたいこと
サマーインターンをただの就業体験で終わらせないためには、相応の準備や心構えが必要です。では具体的にどんなことに気をつけて参加すべきなのでしょうか。
本選考へ影響することもあるため、常に見られている意識を持つ
企業が明言していなかったとしても、インターンは選考を兼ねている可能性が大いにあります。インターンの優秀者は「本選考でエントリーシート・グループワークが免除される」「採用にかかわるリクルーターがつく」など、今後の選考に有利になるチャンスを得られることも。
社員は参加時の態度、振る舞いなどを見て「企業が求めるスキルを持っているか」「社風に合っているか」などをチェックしています。そのため、選考の際のエントリーシートや面接、参加時の態度には十分気をつけるべき。準備不足で企業への応募資格を失う、悪印象を残すといったことのないよう、意識を高くもって臨みましょう。
自分なりの目標を持って参加する
サマーインターンは、なんとなく参加しては意味がありません。「自分の得意なこと、伸ばすべきことを知るために、日々の業務を振り返る」「社員やほかの就活生の姿勢から学び、行動に活かす」など、自分なりに明確な目標を持つことが大事。インターンで印象に残ったことは本選考のESや面接のヒントになることも少なくありません。ひとつでも多くのことを持ち帰れるよう、緊張感を持って臨みましょう。
社員に積極的に質問する
サマーインターンでは、オフィスの様子や雰囲気を体感できることはもちろん、人事担当者や社員が業務の説明をしたり、実際に業務をやってみたりと、多くの情報が入ってきます。会社説明会だけではわからない、よりリアルな情報を得られることがメリットですが、一方でたくさんの情報に圧倒され、雰囲気に飲まれてしまうことも。
受け身の姿勢にならずに、自分のほしい情報を積極的に質問しましょう。こうした一次情報が志望動機の形成に役だったりすることもありますのでしっかり活用しましょう。質問内容を事前に考えておくことはもちろん、インターン中に新たに生まれる疑問もあるため「聞き忘れてしまった」ということがないように準備していくことが大切です。
参加後は必ず振り返りを行なう
インターンシップで学んだことは、新鮮なうちに必ず振り返り、就活ノートなどにまとめるべきです。業務で感じたこと、考えたことはもちろん、それをつうじて気づいた自分の強み・弱みなどもまとめておけば、のちの自己分析や面接対策に役立てられるでしょう。
また、社員の言動で心に残ったことや共感できたこと、自分の目指したい姿などもまとめておくと良いでしょう。本選考のESや面接で「御社の○○さんのこんな言葉が印象に残りました」と言えると、真剣に参加していたという姿勢や熱意が伝わり、好印象につながることも。
実際の仕事を体験できるインターンは、今だからできる貴重な経験。せっかくの機会を今後に活かすため、忘れないうちにしっかりと記録しましょう。
サマーインターン参加後はお礼のメールを送ろう
インターン参加後は、時間を割いてくれたことへの感謝の気持ちを伝えるため、企業へお礼のメールを送りましょう。送るタイミングは、インターンが終了した当日のうちがベター。深夜などに送ると非常識な印象を与えかねないため、当日の夜遅くに仕上がった場合は、翌日に送信しましょう。
理由があって遅れてしまった場合はひとこと「ご連絡が遅れてしまい、申し訳ありません」と添えること。メール作成後は誤字脱字がないか、宛先に間違いがないかを確認しましょう。
【メールに書くべきこと】
- 件名
- 宛名、冒頭の挨拶
- 参加後の具体的な所感
- 結びの言葉
- 署名
所感の内容としては、
- インターンを通じて成長できたこと
- インターン参加前後でどういう変化があったか
- 志望度がより高まった
など。あまりにも定型文のような文章だとかえって悪印象を与えかねないため、しっかりと振り返りを行なった上で自分にしか書けない内容に工夫すること。とはいえ担当者も忙しいため、長々と書きすぎず、簡潔で読みやすい文章で送りましょう。返信が返ってきた場合は簡潔にお礼をのべる内容を再返信すること。「返信不要」とある場合は、それに従って構いません。
お礼のメールが選考に有利に働くとは限りませんが、好印象を残すチャンスではあるため、誠意をもって丁寧に作成しましょう。
サマーインターンについてのよくある質問
ここからはサマーインターンシップについて就活生が持つ疑問や悩みにQ&A形式でお答えします。
サマーインターンは本選考に影響はある?
全てが選考に影響があるわけではありませんが、「影響がある場合も十分にある」が答えです。サマーインターンがなぜ開催されるのか?という背景を考えると企業側の狙いが見えてきます。
採用活動は優秀な人材、自社に合う人材の取り合いとも言えます。ですから早期に優秀な就活生に自社を知ってもらいたいですし、できるだけ早く本選考に進んでもらえるようにアプローチするのは自然なことです。そのためにインターンを開催し、早くに囲い込み、そのまま選考につなげるパターンもあります。
しかし、先にも述べましたが全てが本選考につながるわけではありません。インターンと本選考が完全に独立している場合もあるでしょう。そのため、振る舞いには気を付けつつ、あくまで自分の目的を達成するためにインターンに参加することを忘れないことが大切です。
インターンに行かないと内定はもらえない?就活のギモンを解消 - 「エンゲージ 会社の評判」就活ガイド
短期インターンと長期インターンどちらがいいの?
サマーインターンには短期と長期があり、それぞれにメリットデメリットがあります。
【短期】
- 期間:1日~1週間
- 内容:企業説明・グループワーク
- 給与:なし
<メリット>
短期間で企業の概要が知れる
負荷が少ない
自分のスケジュールに合わせて気軽に参加できる
<デメリット>
得られるものが少ない
企業理解はできるかもしれないが、仕事理解まではしづらい
【長期】
- 期間:1ヶ月以上
- 内容:実務体験
- 給料:有給の場合もあり
<メリット>
実践に近い形で企業や仕事内容が知れる
社員の方と深く交流ができる
ガクチカとして使える
<デメリット>
学校や部活など、自分の予定との両立が難しい
一概にどちらが良いとは言えないため、それぞれの特徴を理解し、自分の目的に合ったものを選びましょう。きちんと理解して参加しないと、あとから「思っていたのと違う」と後悔することになります。
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※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)