まず採用担当側として確認したいのが、どのようなビジネスにおいても必要となるコミュニケーション能力です。職種や業種を問わず、社会人の基本として欠かせないスキルであるため、きちんと基礎力として身についているかエントリーシートで判断しています。
エントリーシートのような書面において、文章で的確に情報を伝えることもコミュニケーション能力の1つです。例えば、論理的に説明できているか・質問の意図に適した回答ができているかなど。ただ自分の言いたいことを発信するのではなく、相手を配慮した情報伝達ができるか見極めています。仕事をする上では、メール・チャット・資料など文章によるコミュニケーションの場面は非常に多いため、社会人としての重要な要素です。
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- 企業評価を参考に、人事の目に留まるエントリーシート作成
- 先輩社員の口コミを元に、セミナーや面接で質問
- 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
- 入社1年目の先輩社員の口コミチェックで、入社後をイメージ
※自社調べ(2024年3月時点 口コミ掲載数・口コミ掲載企業数)
- そもそもエントリーシートとは?
- 選考に通過しやすいエントリーシートとは?
- エントリーシートでよくある質問例
- エントリーシートの例文|頻出質問の回答例
- エントリーシートの内容を充実させるためのポイント
- エントリーシートのNG例
- エントリーシートでよくある悩み・質問
- 就活中の情報収集には「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
- 例文も参考に採用担当者に評価されるエントリーシートに
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そもそもエントリーシートとは?
エントリーシート(ES)とは、就活の際に、面接などの本格的な選考に進める人材を絞り込むための応募書類を指します。
エントリーシートではさまざまな質問が設定されており、代表的なのは例えば志望動機・自己PRといった面接でもよく聞かれる内容。そのほかにも、各企業のビジネスと関連する質問など、一風変わったものもあります。
大前提として、エントリーシートには、「面接でもっと詳しく話を聞きたい」と思える人材を見つけ出す目的があります。数多くの応募者の中から、自社に最適な人材を探していくために、最初に大きく選択肢を狭める段階です。
つまり,エントリーシートによって「自社にマッチしていそう」「入社後に活躍してくれそう」と、より期待できる候補者を選んでいくわけです。ここを突破しなければ次には進めないので、エントリーシートの重要性は非常に高いといえます。
選考に通過しやすいエントリーシートとは?
ではまずエントリーシートによって、採用担当者が何を見ているのか、評価するポイントについて見ていきます。
的確な情報伝達ができている
まず採用担当側として確認したいのが、どのようなビジネスにおいても必要となるコミュニケーション能力です。職種や業種を問わず、社会人の基本として欠かせないスキルであるため、きちんと基礎力として身についているかエントリーシートで判断しています。
エントリーシートのような書面において、文章で的確に情報を伝えることもコミュニケーション能力の1つです。例えば、論理的に説明できているか・質問の意図に適した回答ができているかなど。ただ自分の言いたいことを発信するのではなく、相手を配慮した情報伝達ができるか見極めています。
仕事をする上では、メール・チャット・資料など文章によるコミュニケーションの場面は非常に多いため、社会人としての重要な要素です。
きちんと個性が見えてくる内容になっている
特に新卒の採用においては、採用担当者はかなりの量のエントリーシートを確認します。その中から、入社後に活躍してくれる可能性のある人材を見つけ出さなければならないため、そもそもありきたりな内容では印象に残りません。強烈なインパクトがなければいけないわけではありませんが、きちんと個性が見えてくるものでないと、なかなか次にはつながらないでしょう。
そのため各設問に対しては、できるだけ詳しく、自分がどのような人物であるのか伝わるように回答することが大切です。なるべくあいまいな表現は避けるようにしましょう。
求める人物像に合ったアピールができている
きちんと自社で活躍できそうな人材であるか確認する上で、企業との相性についても重要なポイントです。
例えば企業側として大切にしている姿勢を理解して働いてくれるかなど、しっかりと社風や求めるミッションに合致した人材でないと、採用するリスクが高くなってしまいます。定着する人材を獲得するためにも、自社が想定している人物像に当てはまらない場合には、基本的には採用に至らないでしょう。
そこで自らをアピールする場でもあるエントリーシートを作る際には、あらかじめ企業側がどのような人材を必要としているのか把握しておくことが不可欠。自分の強みなども、各企業の価値観にマッチした内容にするのがベストです。
エントリーシートでよくある質問例
エントリーシートでは、氏名・学校名・住所といった基本情報に加え、さまざまな質問に対する回答を記入して提出します。もちろん企業によって内容は異なるものの、通常は面接時の参考資料としても使われるケースが多く、以下のような質問が代表例として挙げられます。
- なぜ弊社への入社を希望しましたか(志望動機)
- 自己PRをお願いします
- 簡単な自己紹介をお願いします
- 学生時代に打ち込んだことはなんですか
- あなたの長所(短所)を教えてください
- 将来の夢はなんですか
- 弊社で達成したい目標はなんですか
- 弊社ではどのような働き方を実現したいですか
- ○○の仕事ではどのような部分に魅力を感じますか
- 最近どのようなことに関心がありますか
- 今までに経験した失敗はどのように乗り越えましたか
上記はあくまで一例ですが、そのほかにも性格・今後のビジョン・物事への考え方や取り組み方・モチベーションなど、人間性に関わる質問が中心となります。
エントリーシートの例文|頻出質問の回答例
それではここからは、特にエントリーシートで頻出される、以下の質問に対する回答例をご紹介していきます。
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代の経験(学生時代に頑張ったこと・ガクチカ)
- 自己紹介
- 自分の長所
志望動機
志望動機の書き方のポイントは、その会社でなければならない必然性を伝えること。「自分は○○だから、△△である貴社で働きたい」という具体的な根拠を明確に示す必要があります。では以下からは、詳しい例文を見ていきましょう。
<例文:IT業界>
私は、貴社がさまざまなビジネスに寄与する、業務系システムに特化した開発事業を手がけている点に魅力を感じて入社を志望しております。特に教育現場の業務効率化に向けた、ITコンサルティングにも力を入れており、課題解決のためのツール導入を支援している部分には大変感銘を受けました。
私の両親はともに教職に就いており、教師が抱える業務量の多さから苦労している姿をよく見かけてきました。もちろん生徒さんのためであることは理解していましたが、なかなか家族の時間が取れない時には少し寂しい思いをした経験があります。ただ教職に心血を注ぐ両親のことは尊敬していたので、何か自分にも助けられることはないか、学生の頃から考えてきました。
そこでデジタル技術により教育現場の負担の軽減を支援している貴社であれば、生徒にとっても教師にとっても良い環境づくりに貢献できると思い立ち、応募に至りました。
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自己PR
自己PRでは、自分の強みを根拠づける、印象的なエピソードを探して書いてみるのがおすすめです。何かの結果を残した事実だけでなく、「自分は○○という能力に長けているから、△△という行動ができ、□□の結果につながった」と、筋道を立てて説明できるのがベストでしょう。
<例文>
私の強みは、何事にも物怖じせず、前向きな姿勢でチャレンジできる性格です。
以前インターンに参加した際、○○の商品企画のプロジェクトに携わった経験があります。直接的に開発に関わったわけではありませんが、コンセプトや仕様などの方向性を決める会議にも参加させていただきました。そこでは、とにかく新しい意見がほしいとのことでしたので、△△や□□というアイデアなど、あわせて10個ほど自分の考えを述べました。実際に社員の方から「△△の意見がもとになって、○○が決まったよ」とのお言葉もいただきました。
インターンという立場ではありましたが、自分の強みを活かして、微力ながら商品企画に貢献できたと自負しております。そしてこうした積極性を存分に発揮し、貴社の□□の業務においても、~~という結果につなげていきたいと存じます。
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学生時代の経験
学生時代の経験(学生時代に頑張ったこと・力を入れてきたこと)は、いわゆる「ガクチカ」と呼ばれるもので、何か自ら取り組んできたことを書くのが一般的。ただ自己PRでも同じですが、優秀な成績を残した体験というような、決して強いエピソードでなくても構いません。ガクチカでは、行動力や思考力が見られるので、具体的なプロセスが重要です。
<例文>
私が学生時代で特に頑張ったことは、飲食店でのアルバイト仲間とのコミュニティづくりです。私が勤務していた店舗では、アルバイトのほとんどが同じ学生でした。大学入学に伴って、○○から△△の土地に引っ越してきたこともあり、最初のうちは友人を作ろうという気持ちで積極的に声をかけるようにしていました。
しかしある時に店長が「アルバイトがすぐに辞めてしまう」とこぼしていたのを聞き、「もっとアルバイト同士の結束を強くすれば定着するのでは」と考え、意識的にコミュニケーションを取るようにしました。例えばグループチャットを作ってシフトを柔軟に共有できるようにしたり、店長に相談してスタッフイベントを企画したり。互いの親睦を深めて、何でも相談できる環境にしようと働きかけました。
そして今のところ、私と同時期に入った4名のスタッフは、全員辞めずに続けています。このように自ら行動してチームワークの向上に尽力できる点は、貴社の○○という社風にも通ずると感じております。
自己紹介
自己紹介で注意が必要なのは、自己PRやガクチカと混同してしまうこと。自己紹介・自己PR・ガクチカは、自分をプレゼンするという意味では似たような性質はありますが、きちんとそれぞれ切り分けて考えましょう。自己紹介では、簡単に自分の経歴や特徴を伝えます。
<例文>
私は、○○大学 ○○学部の□□ △△です。大学では主に○○の分野に関する研究に力を入れ、中でもゼミで実施した~~の取り組みでは、□□について深く学びました。
また学業と両立しながら、○○のサークル活動にも積極的に参加してきました。特に印象に残っているのは、~~をしたことです。そこでは△△の実現に向けて、□□という企画や、○○の施策を実行するなど、~~の役割に努めてきました。
そこで培った経験から、貴社の△△の事業に興味を持ち、□□の仕事でお役に立ちたいと考えております。よろしくお願いいたします。
長所
自己PRと似たように思えますが、それとは別に長所について質問されるケースもあるので要注意。基本的に長所は、結論・根拠・長所の活かし方の3つの要素で構成するのがベストです。
<例文>
私の長所は、周囲への気配りを意識できる点です。私は学生時代、○○サークルの活動の一環として、学園祭で△△の模擬店の出店に携わっていました。
当日の店舗運営も担当する中で、お店の前で行ったり来たりしている方がいらしたのでお声がけしたところ、スマートフォンを落として困っている様子でした。そこで私から学園祭の実行委員に相談し、放送での呼びかけや委員会メンバーの巡回をお願いしてお店に戻りました。最終的には無事に見つかったとのことで、落とし主の方がわざわざお店に戻ってきてくださり、お礼のお言葉をいただきました。
貴社の業務でも、このように些細な気づきからすぐ行動に移せる長所を活かし、お客様に寄り添ったサービスを心がけたいと存じます。
短所
長所とセットで短所を聞かれる場合も多く、各就活生が自分のマイナスな部分をどのように理解し、そしてどう対処しているのか知る目的で設定されています。ですが自分の弱い部分を相手に伝えるのは難しいと感じているかもしれませんが、短所のエピソードでは、そこから学んだことや価値観が変わったことなどに言及すると良いでしょう。
構成としては、短所と同じように、結論・根拠(エピソード)・短所の対処法という3つの要素で作るのがベストです。短所を短所のまま終わらせるのではなく、どう向き合っているのか記述することで、ポジティブな印象にできます。
<例文>
私の短所は、周囲の目を気にして消極的になってしまう点です。学生時代に参加していた、○○サークルの活動の一環として学園祭に出店する際、事前の企画でなかなか自分の意見が出せなかった経験があります。
実際のミーティングでは、周りのメンバーにうまく伝えられるかという不安が強くなってしまい、その場で自分の考えをまとめて発信することができずにいました。そこでもっと積極的に発言できるように改善しようと思い、事前に打ち合わせの内容が決まっている時には、あらかじめメモ帳に自分が話したい内容をまとめるようにしました。そうすることでスムーズに言葉が出やすくなり、自分のアイデアも伝えやすくなりました。
今後も人前で消極的になってしまう心配がある場面には、入念な準備をするなどの対処を考えていこうと存じます。
エントリーシートの内容を充実させるためのポイント
エントリーシートの回答において大切なのは、採用担当者の印象に残るような、具体的で説得力のある内容にすること。なぜその企業でなければならないのか、どうして自分が適した人材だといえるのか、明確に説明されているエントリーシートこそ書類選考を突破できます。
そこでエントリーシートの内容を充実させるには、まず事前の準備をしておくことが不可欠。自己分析をはじめ、業界研究や企業研究を十分にしておくことで、リサーチして得た情報や結果から、エントリーシートの回答に展開できます。
反対にこうした対策をしておかないと、その場しのぎの内容にしかできないため、いざ書類選考は通ったとしても面接で詳しく聞かれた時に答えられない可能性もあるでしょう。きちんと志望する企業に入るためには、就活中の情報収集や分析が大切です。
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エントリーシートのNG例
では書類選考を突破するエントリーシートにするためには、どのような部分に気をつけておくと良いのか、しっかりと押さえておきたい注意点を見ていきましょう。
結論から書かれていない
まずはどのような質問に対しても、結論から簡潔に伝えるのが基本です。結論に辿り着くまでの説明が長いと、最終的に何を言いたいのか分かりづらく、本質的な内容が相手に届きにくくなってしまいます。
例えば「志望動機を教えてください」という質問に対する、回答の簡単な例文を見ていきましょう。
<NG例>
私は幼少期から○○が好きで、△△業界に興味がありました。そして将来は□□に携わり、~~という目標を叶えたいという考えがあり、大学でも○○の分野について学んでいます。実際に大学では、特に□□や○○を勉強し、~~のノウハウが身についたと感じています。そこで今までの経験が活かせる企業を中心に就職活動を進める中で、△△業界を調べるうちに、貴社の存在を知りました。貴社の□□という企業理念に魅力を感じ、入社を志望いたしました。
上記では、その会社に興味を持つキッカケの話から入り、最後のまとめで結論に至っています。これだと内容はあるものの、どの部分が強調したいのか理解しづらいでしょう。そのため「結論⇒根拠⇒具体的なエピソード⇒まとめ」という順で整理し直してみます。
<OK例>
私は貴社の□□という企業理念に魅力を感じ、入社を志望いたしました。(結論)
幼少期から○○が好きで、△△業界に興味がありました。そして将来は□□に携わり、~~という目標を叶えたいという考えがあり、大学でも○○の分野について学んでいます。(根拠)
実際に大学では、特に□□や○○を勉強し、~~のノウハウが身についたと感じています。(具体的なエピソード)
そこで今までの経験が活かせる企業を中心に就職活動を進める中で、△△業界を調べるうちに、貴社の存在を知りました。その中でも□□というビジネスモデルに共感し、貴社でなら~~が実現できると考え、応募に至った次第です。(まとめ)
抽象的で分かりづらい
前述にも出てきた文章構成(結論⇒根拠⇒具体的なエピソード⇒まとめ)のように、どの質問に対しても、基本的には結論に至るまでの具体的な内容を示す必要があります。この部分が明確になっていないと、結論の説得力がなくなってしまうので、注意が必要です。
<NG例>
私の強みは○○です。私は学生時代に、□□サークルの活動で、△△のイベントを成功させた経験があります。そこで培った能力は、貴社の仕事にも活かせると考えております。
上記では、結論に対する根拠やエピソードの要素には軽く触れられているものの、「成功させた経験」や「培った能力」など表現があいまいです。具体的な中身がないので、あまり人物像が見えてきません。せっかく書くのであれば、もっと詳しい内容まで踏み込みましょう。
<OK例>
私の強みは○○です。私は学生時代に、□□サークルの活動で、△△のイベントを実施したことがあります。そこでは~~という目標を掲げ、その達成に向けて○○や□□に取り組みました。最終的に△△という結果となり、120%の目標達成に成功しました。この経験の中で培った○○の能力は、貴社における□□の実現に向け、△△をすることに役立てると考えております。
NG例の各要素を少し肉付けするだけでも、大きくイメージが変わります。
正しい日本語で書かれていない
基本中の基本ではありますが、正しい日本語を使って丁寧な文章で書かれていることも大切です。せっかく内容は良くても、ミスがあるとその部分が目立ってしまいます。さらに最近ではWebでのエントリーも増えているため、変換ミスなどの誤字や脱字も発生しやすく、十分な注意が必要です。また文章の表現についても、敬語のほか、文語・口語の使い分けといった部分にも気をつけましょう。
<よくあるNG例>
- 御社(文書では「貴社」)
- わたし、僕(ビジネスの一人称は「私(わたくし)」)
- ~~。なので、…。(そのため、そこで、したがって)
- ~~だと思って、…。(~~だと「思い」、もしくは「感じ」「考え」)
- ~~じゃなくて、…。(~~ではなく)
- ~~。でも、…。(しかし)
- こんなに~~だった。(これほど)
上記は一例ですが、言葉遣い1つでも幼稚な表現に見えてしまうため、必ず細かく確認するようにします。
エントリーシートでよくある悩み・質問
それでは以下からは、エントリーシートを作る際に、よくある悩みや質問について解説していきます。
エントリーシートに時間がかかりすぎてしまう…
就活中はエントリーシートだけでなく、説明会やOB・OG訪問に行ったりインターンに参加したりなど、やることがたくさんあります。そうした中で1つずつのエントリーシートに時間がかかってしまい、期限に間に合わない・何社か諦めなければならないとなってしまうと、さらにストレスが溜まってしまうでしょう。
特に完璧主義の人は、抜かりない内容にしようと時間をかけてしまいがちです。一般的に就活生は20~30社の企業にエントリーするといわれている中で、1つのエントリーシートにどの程度時間をかけているかといえば、平均でも1~2時間。多くても3時間程度です。やはり多くの数をこなしつつ、きちんと質も高めるには、平均くらいの時間のかけ方が適切でしょう。
そこで時間をかけ過ぎないポイントとして、次の3点に注意しておくのがおすすめです。
①頻出例題の各結論をまとめておく
各社のエントリーシートごとに指定の文字数は変わるので、事前準備としては、よくある質問の結論を大まかにまとめておくと便利です。あらかじめ用意しておけば、どのエントリーシートでも使い回すことが可能。また結論を整理しておけば、文章全体の構成がつかみやすくなり、時間短縮ができます。
②完成度60%くらいで第三者に見てもらう
最初から100%を目指すのではなく、大体の下書きを作った時点で、誰かに確認してもらうのがおすすめです。途中段階で客観的な意見が入ったほうが、より内容を充実させられます。初めから完璧を目指し過ぎないことも大切です。
③就活エージェントのサポートを受ける
自分だけの力では難しい時には、プロである就活エージェントを利用してみるのも1つの方法です。プロに頼ることで、さらに完成度を高められます。
エントリーシートで書くことがない!
実際にエントリーシートを書こうと思っても、長所や学生時代に頑張ったことなど、いざとなるとなかなか出てこないと悩むケースも少なくありません。
そうした場合には、もう一度自己分析をし直して、じっくりと今までの自分を振り返ってみると良いでしょう。あらためて自分を見つめ直すことで、何か新しい気づきを得ることにつながります。
また詳しい自己分析の手法については、以下の記事で分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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失敗しない自己分析|内定をゴールにするのは危険。目的の本質とは?
就活中の情報収集には「エンゲージ 会社の評判」がおすすめ
エントリーシートの対策に向けては、各企業のデータを十分に集めておくことも重要です。あらかじめ企業としての姿勢や社風を知っておくことで、それに合致した内容のエントリーシートを作成できます。
そこで就活中の情報収集ツールとしておすすめなのが、企業口コミサイトの「エンゲージ 会社の評判」。無料の会員登録をするだけで、実際に働く社員のリアルな声を反映した口コミをチェックできるほか、平均年収・残業時間・従業員満足度などの幅広い情報を確認できます。
さらに職種・性別・年齢など、あらゆる属性の人材からの意見が見られるため、各企業の強みや魅力をしっかりと把握することが可能です。エントリーシート作成時の企業研究にも有効的に活用できます。
例文も参考に採用担当者に評価されるエントリーシートに
エントリーシートは、企業側にとっても選考に進めるための重要な情報源であり、提出された書面だけを見て面接する人材を選ばなければなりません。
反対にいえば、エントリーシートに書かれていない情報は、採用担当者としても判断しようがないといえます。きちんと評価してもらうためにも、エントリーシートを使ってしっかりと自分をプレゼンすることが大切です。
今回ご紹介したポイントを押さえながら、自分のことを正しく知ってもらえるような、的確な内容にできるように心がけてみましょう。
企業の口コミを確認して就活で活用!入社後のミスマッチも防げます!
就活のあらゆるシーンで口コミは活用できます!
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- 気になる企業比較で、志望企業の強みと弱み分析
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