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職務経歴書に使える『キャリアの棚卸し』


仕事の実行能力をプレゼンするツールである職務経歴書。書き始める前にやっておきたいのが、キャリアの棚卸です。アピールポイントになる部分を見つけるために、どんな経験を積んできたのか、どのくらいのスキルを有しているのかを整理しておきましょう。今回は、棚卸する際のポイントをご紹介。職務経歴書を書き方を調べる前に、まずはこちらの内容を掴んでおいてください。

 

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5W1Hで振り返る。

キャリアの棚卸をするうえで最初にやっておきたいのは、5W1Hで振り返るということです。いつ(When)、どこで(Where)、誰に(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という軸で、これまでのキャリアを見つめなおし、それらを箇条書きでメモしておきましょう。

 

たとえば、2013年に入社した株式会社大辞典で、『転職大辞典 書籍版』の個人営業をしていたとしたら、

  • When  2013年4月~2014年3月
  • Where 株式会社大辞典/営業部
  • What 『転職大辞典 書籍版』
  • Who  東京都内の一般顧客
  • Why  売上の拡大を図るため
  • How  飛び込み

…と分解できます。加えて、実績(自分の仕事がどのような成果を生んだのか ex.契約件数や売上高など)、工夫した点(実績を残すために取り組んだこと ex.訪問する時間帯を変更したなど)などもおさえておきたいポイントです。

 

また、勤続年数が長いという方は昇格や昇進、異動などのタイミングでWhenを区切り、棚卸をしておくことをおすすめします。マネジメント経験をお持ちの方は、人数や取り組んだプロジェクトなどもきちんと把握しておきたいですね。

特殊な経験や実績などもピックアップ。

5W1Hでは網羅しきれないキャリアもあると思います。たとえば、社内外の受賞歴、なかなか経験できないような業務(新規事業の立ち上げなど)、自らの成長のターニングポイントとなった失敗談などもいいでしょう。特殊な業務の経験も、きちんと振り返っておくことが大切です。

 

以上が、職務経歴書の書き方を調べる前に知っておきたい棚卸のポイントです。より魅力的な職務経歴書を書くためにも大切なのは事前準備。自分自身のこれまでを振り返る、いい機会にもなりますので入念に行なっていただきたいと思います。

 

今後は、職務経歴書の書き方に関する知識やノウハウなどの実践的な内容を紹介していく予定です。ぜひそちらもご覧になり、自分自身の魅力を最大化できる職務経歴書を作成してください。

 

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