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職務経歴書の「職務要約」の書き方・ポイント~例文付き~


職務経歴書を書く上で、最初にぶつかるのが「職務要約」ではないでしょうか。人事のホンネを聞くと「職務経歴書は冒頭をパッと見て残りを読むか判断する」と言われます。いかに漏れなく、分かりやすくポイントを伝えられるかで、書類選考の通過率が変わるほど、重要な項目だと言えます。

今回の記事では職務要約を作成する際のポイント、例文などをご紹介。人事が“詳細な経歴を読みたくなる”職務要約を目指しましょう。

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職務要約とは?なぜ書かないといけないの?

職務要約とは、その名の通り、職務経歴の要点を簡潔にまとめたものを指します。いわば、あなたが社会人として歩んできた流れのあらすじ。最初の会社に入社した時点から、現在までの大枠の流れとポイントが掴めるようにまとめましょう。

 

それでは、なぜ職務経歴書の冒頭に職務要約を書く必要があるのでしょうか。一番の目的は“つかみ”のため。一般的に、採用担当者は人事や現場責任者。忙しい業務の合間をぬい、書類選考や面接を行ないます。そのため、応募数が多いと書類の冒頭だけさらっと目を通し、詳細まで読むかを判断してしまうこともしばしば。

 

そこで、冒頭で「御社が求める人材に近い経歴ですよ」とアピールしておくことで、採用担当者の興味喚起ができるのです。しっかりと自身の職務経歴書に目を通してもらうには職務要約がカギを握ることになります。

職務要約を作成する際のポイント

職務要約には採用担当者の目を惹く「ネタ」を散りばめよう

先程もお伝えしたように、職務要約とは「つかみ」の項目。採用担当者に「この人は求める人材に近そうだ。職務経歴書をしっかり読もう」と思わせることが大切になります。

 

そこで大切なのが、採用担当者が「この人は求める人物像に近そうだ」と感じられるネタや情報を散りばめること。たとえば、マネージャー募集の求人であれば「これまでのマネジメント人数」を記載する。システムエンジニア募集の求人であれば「基本設計の経験あり」など経験業務を記載するなどです。

 

応募する求人情報を読み込み、自身の経歴の中で興味を持たれそうな情報を散りばめることで、ぐっと書類選考の通過率は上がります。ぜひ試してみてください。

職務要約は簡潔さが命。3~4行にまとめよう

職務要約の文章量は、経験社数などによって個人差はありますが「3~4行程度」が読みやすいと言われています。「採用担当者の興味を惹かないと…」と思うとつい長文になりがちですが、読まれなければ意味がありません。さらに「意図を簡潔に伝えるスキルが足りないのでは」とマイナス印象を抱かれてしまうことも。簡潔さを意識してまとめましょう。

 

文章を短くまとめるポイントは「事実ベースで記載すること」。自身の思いや意気込みを混ぜてしまうと、文章は長くなりますし、客観的な評価もしにくいです。事実を中心に、売上実績や目標に対する達成率などの数字を盛り込むことで、スマートにまとめることができます。

職務要約は、経験社数によって構成を変えよう

当然ですが「転職経験なし」の場合と「転職経験あり」の場合では、情報量が変わってきます。そのため、経験社数に応じて構成をしっかり考えてから書くことをお勧めします。

 

たとえば「転職経験なし」の場合。この場合は「最終学歴」「現在の企業名と職種」「実績」をシンプルにまとめればOKです。一方で「転職経験あり」の場合。「最終学歴」「最初に入社した企業名と職種」「現在の企業名と職種」「実績」と、2社分の情報を伝えることになります。

 

1社の情報量が薄まる分「どの要素を伝えたら興味を持ってもらえるか」を考え、取捨選択してまとめるようにしましょう。

職務要約の例文

営業職の例文

◯◯大学を卒業後、求人情報サイトを運営する株式会社◯◯に入社。営業職として、新規顧客の開拓を中心に取り組んでおりました。直近3年間は毎年目標売上を達成、昨年は120%達成により社内賞も受賞しました。チームリーダーも任されており、3名のチームメンバーの業績管理の経験もあります。

システムエンジニアの例文

◯◯大学を卒業後、新卒で業務システム開発を担う◯◯株式会社に入社。プログラマとして開発経験を積んだ後、20◯◯年に株式会社◯◯にてプログラム基本設計~開発~テストまで経験。現在はプロジェクトの進捗管理にも携わり、顧客折衝も経験しております。

まとめ

文章量としては少ないですが、書類選考の通過率を大きく左右する「職務要約」。短い文章で、いかに自分が求める人材に近い経歴かをアピールすることがポイントとなります。職務要約を戦略的に練り上げて、書類通過率の向上を目指してください。

 

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