仕事選びに役立つノウハウをお届けするメディアです

職務経歴書の「職務経歴」欄の書き方・ポイント~例文付き~


職務経歴書の中で「職歴」は、まさにあなたの“キャリア史”。今まで在籍した会社で、自分が配属になった部署、担当した仕事やプロジェクト、収めた成果などを細かく紐解いていくパートです。

 

また職歴は、面接でもよく質問される項目でもあります。というのも、採用担当者は「どんな役割を任され、どんな風に成長したか・そこでどんなスキルを身につけたのか」といった視点で、あなたの適性を見極めることが多いからです。自分の歩んできたキャリアをしっかり棚卸しした上で、緻密に職歴を作っていきましょう。きっと職務経歴書の他の項目ともうまく連携させることで、面接を有利に進められるようになるはずです。

 
CHECK!

自分にぴったりの求人を見つけたいなら、求人サイト「エンゲージ」がオススメです。

エン・ジャパンが運営する「エンゲージ」は100万件以上のお仕事を掲載中。

 

「在宅OK」「人気の事務」「家チカ」「年間休日120日以上」など

豊富な求人があるので希望に合った仕事が見つかるはず!

 

また入社後のミスマッチにならないように仕事探しができるのも特徴です。

「企業の採用HP」や「企業の口コミ情報」など詳細情報もあわせて閲覧できます。


 

職務経歴の欄は何を書けばいいのか

必須項目は、大きく分けて下記の5つです。項目はそれぞれ3~5行を目安に記載します。

職務に携わった期間(○年○月~○年○月)

職歴の冒頭または、左側に別列を作って記入することが多いです。例えば「20xx年3月~20xx年4月」というように、期間が分かりやすい月単位で書くことをおすすめします。

所属部署・役職(異動、昇進歴など)

まず異動歴に関しては、配属になった部署や課の名前を書きます。例えば、「営業本部 第一営業部 1課配属」と詳細に書きましょう。そして、昇進歴に関しては、「第二営業部 1課 課長昇進」という風に、部署名の後に「役職・昇進」を添えると良いです。

具体的な職務内容

携わったプロジェクトや業務の名称を簡単に書きます。例えば、「大手食品メーカーのLP広告作成」「大手金融機関の基幹業務システム開発」といったように、見出しを作成。その後に、「制作費30億円」「工期1年」「サイトの企画から設計、外部エンジニアへの指示出しまですべて担当した」など、職務の内容と特徴を端的に書いていきましょう。

実績(成果)

その職務において、どのような成績を収めたかを記載します。「売上実績1億円(営業部300人中15位)」「広告制作に携わった商品の売上が前年比170%を記録」など、具体的であればあるほど良いです。

受賞歴など

職務において目覚ましい成績を収めると、社内賞・社外賞などに表彰されるケースもあります。その受賞歴も、「20xx年度 営業部内MVP」「20xx年度 社長賞新人賞」など、具体的に書くことであなたの能力をより魅力的にアピールできるはずです。

職務経歴を書く際のポイント

目的をしっかり思い出しながら書きましょう。

「職歴」は、決して今までの仕事内容を列挙するだけの項目ではありません。あなたがどんなキャリアを歩み、どんなスキルと能力を身につけてきたかを、戦略的に伝える場所です。

ある意味で、採用担当者に対して「自分がどんな能力を持っているか」をプレゼンテーションする項目でもあります。採用担当者が知りたいであろう内容、今回の人材に求められる要件とスキル、今から応募する会社の採用方針などを踏まえた上で、書く内容を整理すると良いです。

より具体的に、を心がけましょう。

仕事の成果や受賞歴などは、より具体的に伝えることでイメージしやすくなります。特に数字で表せるものに関しては、明示するようにしたいところ。例えば、「売上を営業部内でトップクラスに挙げた」よりは「受注売上金額4000万円/営業部500人中3位」と書いたほうが、その人のスキルがより伝わりやすいでしょう。

また、マネジメントを経験された場合は、部下の人数も具体的な数字で書くとわかりやすくなります。規模感が分かることによって、マネジメントスキルを見極める尺度にもなります。

読みやすいレイアウトを意識しましょう。

職歴は、レイアウトなどに意識を配るようにしましょう。例えば、タイトルに「下線」を引く、本文のフォント・サイズは統一する、強調したい箇所は「太字」にする、といった工夫です。読みやすい職歴であればあるほど、採用担当者に内容を効果的に伝えやすくなります。

職務経歴蘭の書き方見本

CASE1:広告営業

20××年4月 第2営業部 1課配属

【職務内容】
■大手食品メーカーの商品「△△」のTV-CM制作
・自ら新規開拓を行なって受注した企業で、広告制作の進行管理も担当。
・クリエイティブチーム4名と協力し、総制作費6000万円のTV-CMを企画・制作。
・アカウントマネージャーとして信頼を獲得し、Web広告(LP)の制作も受注。

【実績】
・同一クライアントで受注売上年間4億2000万円(単月売上は全営業部100名中2位)
・クライアントの商品「△△」の売上を前年比350%にまで伸長させる。

CASE2:インフラエンジニア

20××年3月~20××年11月 「データベースの性能改善プロジェクト」従事

【職務内容】
■官公庁向けシステムにおけるデータベースアクセスについての性能改善を実施。
・PM、SEとして20名のメンバーの管理も担当。複数エンジニアのマネジメントスキルを習得。
・SQL Serverで、インデックスの構造や実行計画の見方など(パフォーマンス・チューニング)を習得。

【実績】
・長時間処理にかかる時間を平均60%(最大85%)、短縮することに成功。
・社内にて「20××年度社長賞 技術部門賞」を受賞。

まとめ

いかがでしょうか。

「職歴」は、あなたの身につけてきた能力やスキルを最も分かりやすく語ってくれる項目です。ぜひ自分の任されてきた業務を一つひとつ棚卸しして、これまでのキャリアをじっくり振り返ってみましょう。そして、次の舞台で活躍するための戦略的な職歴を、設計していただけると良いと思います。

 

▼職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方は、こちらもチェック!

職務経歴書の書き方ガイド |無料テンプレート・サンプル・見本あり

 

CHECK!

自分にぴったりの求人を見つけたいなら、求人サイト「エンゲージ」がオススメです。

エン・ジャパンが運営する「エンゲージ」は100万件以上のお仕事を掲載中。

 

「在宅OK」「人気の事務」「家チカ」「年間休日120日以上」など

豊富な求人があるので希望に合った仕事が見つかるはず!

 

また入社後のミスマッチにならないように仕事探しができるのも特徴です。

「企業の採用HP」や「企業の口コミ情報」など詳細情報もあわせて閲覧できます。