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グラフィックデザイナーの職務経歴書・自己PRの書き方【例文・サンプルあり】

ここでは、デザイナーに転身するための職務経歴書の書き方をお伝えします。サンプルも載せているので、合わせてお役立てください。

 

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グラフィックデザイナーの職務経歴書のポイント

採用担当者が見るのはココ!

  • 制作実績
  • 担当した業務(顧客折衝・デザイン・入稿などのスキル)
  • 使用可能ツール
職務経歴書は、デザイナーへの第一歩。

意中のデザイン会社や印刷会社、広告代理店といった企業から内定をもらうには、書類選考を通過しないと何も始まりません。

そのためには、職務経歴書のデキがとても重要。職務経歴書であなたの経験やスキルをしっかりと伝えることができなければ、デザイナーへの道は開かれません。

逆を言えば、職務経歴書で経験やスキルをきちんとアピールできれば、道は開かれるということ。

あなたに代わって企業にアピールする重要な書類であるということを意識して、作成しましょう。

職務経歴書では、経験やスキルを、“丁寧に“きちんと”アピール!

職務経歴書は、あなたの経験やスキルがどれぐらいあるのか(=入社後に仕事ができるのかどうか)を、企業が見極めるための書類。ですから、あなたの経験やスキルをきちんと伝えられるものでなければなりません。

たとえばデザイナー経験はなくても「DTPオペレーター」の経験はある、と言った場合。

これまでの制作物が、ポスターなのか、書籍や雑誌なのか。クライアントからもらったデータを入稿データにするだけなのかなど、経験してきた仕事の範囲を明確にしましょう。

加えて、クライアントの名前や業種、制作物、自分が担当した業務、制作期間などを詳しく書くことをオススメします。

グラフィックデザイナーの職務経歴書の書き方

職務経歴書の基本項目(内容)とフォーマット

職務経歴の概要を記載しましょう。長々と書くよりも、最大5行程度で記載することをオススメします。

●【必須】職務経歴

企業名・職務に携わった期間・資本金・売上高・事業内容・従業員数などを記載。不明な部分があっても、企業名と事業内容は必ず記載しましょう。

○【任意】所属歴

所属部署・役職・従事した仕事などを記載。

●【必須】担当した業務

どんなことができるのか、いわゆる、スキルをアピールする項目です。できるだけ細分化し、具体的に書くことをオススメします。

●【必須】制作実績

制作物や製作期間、担当した業務などを記載。具体的に書くことで、あなたがどんな仕事をしてきたのかを採用担当者はイメージしやすくなります。数が多い場合は、主な実績のみを記載してもいいでしょう。

●【必須】使用可能ツール

Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Adobe InDesignなど、使用できるアプリケーションを記載。

可能であれば、各アプリケーションのバージョンも記載することをオススメします。また、仕事においてはWordやExcelといったオフィス系アプリケーションを使うこともあるので、それらの基本操作をできることを書いておいてもいいでしょう。

○【任意】自己PR

経験やスキル、意欲などを具体的にアピール。たとえば、経験やスキルが応募先企業でどのように活かせるのか、自分がどれぐらいデザインに興味があるのかなどを書いてもいいでしょう。

採用担当者に、「この人に会ってみたい」と思ってもらえるようにアピールすることが大切です。

●【必須】志望動機

履歴書内の志望動機欄と同じ内容にならないように注意。

職務経歴書では、これまでの経験やエピソードなどを活かし、なぜ、その企業を志望しているのかが伝わるように記載するといいでしょう。

<フッター>

○【任意】ページ番号(ノンブル)

職務経歴書は、A4用紙で2枚程度が基本的な分量です。

職務経歴が多くても、最大で3枚以内に収められるように作成しましょう。採用担当者が見やすいように、ページ番号(ノンブル)をフッターに記載することが一般的です。

★「概要」がポイント

あたり前ですが、あなたが応募する企業には他の人も応募しています。

人気のある企業であれば、数十から数百の職務経歴書が届くことも珍しくありません。そのため、採用担当者は、一通一通を時間をかけて確認することは難しく、「概要」のわかりやすさが最後まで目を通すかどうかを決めるとも言われています。

わかりやすく経歴を要約し、自身をアピールしていきましょう。

グラフィックデザイナーの職務経歴書のサンプル

●グラフィックデザイナー(2012年4月~現在)
 
[所属歴]
2012年4月 入社、デザイン部に配属
2014年4月 チームリーダーに昇格(部下1名)
 
[担当業務]
・デザイン案の企画
・提案資料作成
・実制作
・入稿
 
[主な制作実績]
■日本酒メーカー/広告(新規制作)
期間:2ヶ月
体制:チームメンバー6名
役割:デザイン全般、クリエイティブディレクション
成果:初年度で約2000万円超の売上に貢献  

グラフィックデザイナー向けの自己PR例文を紹介!

グラフィックデザイナー経験ありの場合
私は、グラフィックデザイナーとして4年間経験を積んできました。クライアントとの打ち合わせから、企画立案、デザイン制作、撮影ディレクションまで、ひととおりの経験があります。  
これまでの仕事で高い評価をいただいたのは、△△社の販促キャンペーンのキービジュアルです。提案の段階から高く評価いただき、◎◎という広告賞も獲得しました。
私が得意とするのは、クライアントが発信したいメッセージを正しく理解し、ターゲット層にマッチするデザインを考案することです。デザイン力はもちろん、コミュニケーション力にも磨きをかけてきました。  
さまざまなクライアントから依頼を受ける貴社でも必ず活かすことができるスキルだと考えます。

★デザイナーとしての長所・強みとなる部分を伝えましょう。

グラフィックデザイナー未経験の場合
私は専門学校でグラフィックデザインの基礎を2年間学びました。Illustrator、Photoshop、InDesign、Dreamweaverといったソフトの操作スキルを習得し、Web・紙問わず課題制作を手がけてきました。  
また、Webデザインに関する理解を深めるために、独学でHTMLとCSSの学習を進めております。  
デザイナーとしての実務経験はありませんが、その分努力し、一日も早く戦力になれるように努めたいと考えています。

★未経験者の場合、経験を補う努力をしている姿勢をアピールしましょう。「熱意がある」ということだけを伝えるのではなく、具体的にどんな行動を起こしていることを伝えることをおススメします。

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自主制作でポートフォリオを充実させる

実際に携わった仕事だけをポートフォリオに載せると、業種や制作物に偏りが出ることもあります。

もっとポートフォリオを充実させたいなら、自主制作することもひとつの方法。たとえば、普段通っているお店や、好きな商品など、課題を自分で決め、そのお店や商品のロゴマーク、店舗(商品)パンフレット、ポスター、ショップカードなど、いろんなツールをつくってみましょう。

実際の仕事でなくとも、自主制作することで、デザインに対する意欲が高いことや、デザインの幅、好きなデザインテイストなどを企業にわかってもらえるでしょう。

ポートフォリオに載せる際は、それが実際の仕事ではなく、自主制作であることをきちんと書くことを忘れずに。

手紙を送る

企業には多くの人から応募が集まっています。その中から、「この人に会ってみたい」と思ってもらうには、印象に残ることが必要。

目に留まる職務経歴書を作成することがその第一歩ですが、職務経歴書以外にも工夫できることはあります。そのひとつが、手紙を送ること。

手紙には、デザイナーを志望する理由、その企業を志望する理由、入社後に手がけたい仕事などを書きましょう。

ただ、すべての会社に手紙を送るのは時間も手間もかかると思うので、「絶対に入りたい」という会社に応募するときだけ、手紙を書くのがいいかもしれません。

まとめ

DTPオペレーターからデザイナーをめざすための職務経歴書の書き方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ぜひ書き方を参考に、職務経歴書をつくってください。

 

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