食べる人が思わず”うなる”一杯を――。そんな想いで2009年に1号店をオープンした『ラーメン海鳴』。気に入ってくださったお客様が、ご友人とともに再び来店され、気づけば福岡県内のラーメンランキング上位が定位置になった。
福岡で”うなる”一杯を届けて10年が過ぎた。現在、構えるのは6店舗だけ。「人気があるなら、どんどん出店しちゃえばいいのに」と思う人もいるかもしれない。でも、しない。勢いだけで突っ走って、何かあった時にスタッフを犠牲にするようなことはしたくないから。
年1回は、スタッフのための新しい制度を作る。もしも「新規出店しようか?」となれば、全スタッフが安心できるまで考え、話し合う。有名店と呼ばれても、慢心しない。明日も、明後日も、スタッフが海鳴の一杯を、自信を持ってオススメできる。そんな店であり続けたい。
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■社員インタビュー(海鳴食堂店長:氷室)
【前職は?】建築関係で10年。高い所で作業もしました。現場での怪我が転職のきっかけ。デスクワークはピンと来ないし、色々考えて「最後の転職」をしようかなと。
【なぜ海鳴に?】飲食でバイトした時の楽しさを思い出して。海鳴との出会いは正直、偶然(笑)。でも社長にしっかりビジョンがあったし、ラーメンも美味い。力になりたいと思って、入社しました。
【実際どう?】自分なりの工夫を評価してもらえて、2年弱で店長に。見ていてもらえることが、モチベーションになりますね。
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■いろんな「美味い!」が、海鳴にはある
【魚介とんこつラーメン】魚介の旨さを堪能できる看板メニュー。博多とんこつの進化系、とも呼ばれる一杯。
【店舗限定メニュー】ガツンと力強い「魚介とんこつつけ麺」(清川)、とんこつにジェノベーゼを合わせる洋風な「ラーメンジェノバ」(中洲&食堂)、名物を活かした「ラーメン辛子明太子」(空港)や「博多明太子まぜそば」(博多)など。
【ラーメン以外】脇を固める「博多明太子ごはん」に「ギョーザ」。「とんかつ」や「唐揚げ」とラーメンをセットにした定食(食堂)も。