家ができるまでは、大まかに「打ち合わせ」→「設計」→「施工」という流れになりますが、
わたしたちがいちばん大事にしているのは「打ち合わせ」です。
「こんなカタチの屋根にしたい」「間取りはこんなカンジ」・・・。
お客様は自分が望む“夢のマイホーム”の姿を明確にもっています。
わたしたちが考える住まいづくりの基本は、
事前の打ち合わせでお客様が想い描いていることを、
可能な限り多く、できるだけ細かくお聞きすることです。
間取り、動線、住宅設備、外観や内観のデザインはもちろんですが、
壁の手触りといった感覚的なことも話し合います。
間取りに関しては、家族構成と今後の予定をうかがうことも重要です。
お客様の家族がどのように変化していくのかを想定して、
将来を見越した部屋のカタチや広さを決めていきます。
動線は基本的にお客様の日常の行動パターンを優先しますが、
建ててから問題になることもあるので、プロとしての判断と指摘も重要です。
お客様がすべての面で納得できる家に住んでいただくために、
わたしたちは打ち合わせの時間を惜しみません。
ですから、事前の打ち合わせが半年にもおよぶことも少なくないのです。
その結果、新しい家に住み始めるやいなや、
「前から住んでいたような気がする」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
お互いが真剣に向き合った長時間のコミュニケーションが、
お客様の夢を限りなく忠実にカタチにすることができるのです。