プラント内における機械設備の工事、保全メンテナンス
「設備保全」とはあまり聞きなれない言葉かもしれません。
設備保全の仕事は、工場の機械を安全に動かすために、点検や修理を行う仕事です。
機械の性能が悪くなったり、故障した場合に原因を突き止めて、部品の交換や修理をします。
また工場の機械が安定して動く様に、計画的に点検・修理・部品交換を事前に行います。
先ずは先輩達から指導を受けながら、部品の手入れやボルト外し等をやりながら経験を積んでいきます。
設備保全をする上で工場の機械がトラブル無く動くのは誇りに感じる仕事です。
プラント内の機械設備メンテナンス等
主にポンプやモーターをメンテナンスする仕事になります。
機械の調子が悪い原因を突き止め修理したり、機械が安定して動く様に計画的に部品を交換、修理をしたりします。
また、機械に通ずる配管やバルブ等を交換、修理したりします。
大きさも大小様々で、手で持てるサイズや何トンもある大きい物もあります。そしてバラバラに分解し、故障の原因を見つけ補修、修理してまた、一つ一つ元通りに組み立てて行く、機械にはできない職人の技術です。
水環境プラント内の掻き寄せ機等
水処理場で生活排水や汚染された水を綺麗にし川に流せるようにする機械を点検・修理をしたり、新設や再構築工事を行ったりします。
沈砂池(ちんさち)といって、フィルターの役割を果たす自動スクリーンという機械の点検・メンテナンスや、掻き寄せ機の再構築といってコンクリートの打ち直しや、部品の交換・修理を行っています。またそれに伴い機械廻りの足場の組み立てや、重量物の楊重作業も行います。
我々の行ってる仕事は地味で目立たない仕事ですが、日常生活には欠かせない役割を担う仕事で、きつい仕事ですが、その分やりがいのある仕事です!!
駅構内におけるホーム柵の設置工事、メンテナンス
JR、私鉄等における、駅構内のホーム柵設置・メンテナンス等
鉄道ホームドア設置工事を主体として、メンテナンス、電気工事も行います。
電車に乗る時に最近よく目にするホーム柵を設置しています。
設置工事では、既存のホームにベースを埋め込む基礎工事やホーム下の電気ケーブルを通す電気工事等を行い、ホーム柵本体を据付け、調整まで行います。
設置後はホーム柵のメンテナンスを半年、一年、二年と定期的に行います。
メンテナンスでは、ホーム柵のパネルを開け内部の清掃、グリスアップ、コネクターの点検を行い、開閉試験等の検査も行います。
各駅でのホーム柵の設置が必須の状況で仕事量は毎年増加傾向にある中、技術者や人手が足りぬ状況です。
機械、電気、建築、土木等の経験者は興味があれば、活躍できる部分は必ずあります。
弊社も、この業界に入り3年足らずですが、活躍の場を徐々に増やしております。
首都圏の各駅や全国の主要駅へは、まだまだホーム柵の設置が求められており、今後も更に需要が見込める事業です。
ホーム柵の設置やメンテナンスは公共の交通機関を守る大切な仕事なので、皆が誇りを持って従事しています。