いつから私たちは、私たちの未来に対して不安を抱えるようになったのでしょうか。
それはきっと、高齢化や過疎化、うつ病の蔓延など、社会課題が深刻化しており、希望にあふれる未来を想像するのが難しくなっているからかもしれません。
そして、これらの社会課題は、我々が物質的豊かさを目指して進んできたことによる負の遺産ともいえます。高度成長期の中では、これらの社会課題がクローズアップされることはそれほど多くなかったのですが、経済成長の限界が見え始め、そしてITによる、情報のパーソナルメディア化が進んでいく中で次々に顕在化してきました。
こんな状況のまま、未来の子どもたちに社会を引き継ぐことはできません。私たちは、今こそ一人ひとりが立ち上がり、これらの社会課題を解決し、未来に誇れる今を創っていく必要があると考えています。
一般的には、社会の課題を事業により解決する人を社会起業家と呼んでいますが、事業を起こす(起業)だけが社会課題を解決する方法ではありません。社内社会起業家(ソーシャルイントラプレナー)として、現在勤務している会社で新たに社会貢献事業を立ち上げる方法もありますし、勤務している会社での業務そのものを通して社会課題を解決する方法もあります。さらには、会社勤めをしながら空いた時間でボランティア活動を行う、いわゆるプロボノによる方法、そして社会課題解決に取り組む団体への寄付することなども社会課題の解決に繋がる活動になります。
つまり、数ある方法の中で自分にできる自分にあった方法をみつけ、社会をより良くするための活動を持続的に行っていく人を、われわれは『社会起業家』と呼んでいます。働くすべての人が『社会起業家精神』を持って活動を続けていけば、必ず社会はより良くなり、そして未来に誇れる今を築くことができると考えております。
社会をより良くするために切磋琢磨する社会起業家の卵たちを支え、ともに成長していける仲間を求めています。
より良き未来づくりに自ら参画したいと願うあなたの応募をお待ちしております。
自分の力で未来をつくる。そこにビジネスが生まれる。