しろう農園株式会社の採用・求人情報

平成11年頃に旧宮古島市(下地町)の第三セクターが中心となり、アロエベラ栽培・加工に取り組んだが、販路開拓に苦労し、軌道に乗り切れず、困ったアロエ農家を支援のために独自のルートを活かしたアロエ商品のネット販売に携わったことが契機でした。
その後、沖縄で身近なヤギにアロエ畑の除草管理をさせ、ヤギの糞をたい肥にして畑に戻す無農薬循環型農業を行う光景が話題となり、徐々にファンを拡大し、平成30年にふれあい牧場を開園しました。
沖縄県民にとって、山羊は身近な動物として親しまれてきており、近年は愛玩動物として、また経済動物として人気が高く、山羊肉の消費は世界トップ、山羊乳も希少性があり付加価値が高いと言わています。
宮古島の文化、歴史、風土に山羊は親和性が高い一方で、その飼養管理、繁殖、経済活動への寄与に課題を多く残しています。
日本最大級のアロエベラ農園を営むしろう農園では、山羊とアロエの持続可能な農業を標榜、SDGsの視点を平成30年度から具体的に展開し、その活動を加速させています。
具体的には山羊ふれあい観光牧場の開業、養蜂事業のスタート、能福連携、琉球大学との産学共同研究等が挙げられます。
また宮古島市では平成30年度に山羊生産流通組合を設立、しろう農園の代表、砂川勇人はその副組合長を任命されています。
山羊の適切な飼育、繁殖体制を身に着け、観光資源、山羊乳、山羊肉、その６次化事業を展開することで、宮古島の農業、観光業を中心とした島の課題解決と発展に大きく繋げていける手応えを得ております。
宮古島の環境特性はアロエ栽培には最適なため、オーガニックで、露地栽培を行い、その品質は一般消費者を始めメーカーや医療機関からの評価も高いです。
アロエ畑では養蜂も可能であり、広大なオーガニックのアロエ畑に養蜂箱を設置し、質の高いハチミツを採取することができています。
アロエ畑でアロエの葉だけを収穫し販売するだけでなく、山羊とハチミツの事業も可能でありこのサイクルを確立することにより、お客様へ美容・健康に付加価値の高い商品を提供できるとともに、沖縄の大きな課題でもあります、
私たちは、農家の収入向上、雇用創出、後継者育成に繋げていきたいと考えております。

令和元年度 農林水産省 ６次産業化アワード 食料産業局長賞
令和２年 内閣官房・農林水産省 第７回ディスカバー農山漁村の宝 優良事例選定