研究開発型ベンチャー企業として、1979年の設立当初から光技術に取り組み、「人のやらない研究開発、世界のどこにもない研究開発に挑戦」をモットーに先進的な製品を開発し、世に送り出してきました。
その分野は主に、「光部品関連事業」「光測定器関連事業」「光イメージング・センシング関連事業」「眼科医療機器事業」という4つの分野に分かれています。
今後も”光技術”を使った製品で社会に貢献することを目指していきます。
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【光部品関連事業】
光通信関連の研究開発や生産活動に必要不可欠な光部品を開発、製造、販売する事業です。
当社の光部品は、通信キャリアへ伝送装置を納入している会社向けに販売しており、伝送装置に組み込まれて、通信キャリアのもとに納入されます。光ファイバ内を伝搬する光伝送信号強度を監視する「光モニタ」製品、光の強度を適切に管理する「光可変アッテネータ(減衰器)」製品、波長多重信号を分離・合波する「光フィルタ」など、当社コアテクノロジーによるユニークな製品をお客様に提供しております。
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【光測定器関連事業】
光通信関連の研究開発や生産活動に必須のツールを開発、製造販売する事業です。
光通信関連の研究開発には、様々な波長(色)の光を実際に通すことで実験を重ねる必要があります。当社の「波長可変光源」製品は、主に光通信で用いられる波長帯の光を発生させる装置です。
こういった測定器は研究開発や製造工程などで必須のツールになっております。
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【OCT関連事業】
一般産業向けに販売するOCT光源及びOCTシステム製品、そして医療現場向けに販売している眼科医療機器を開発、製造、販売する事業です。
光干渉断層画像計(OCT = Optical Coherence Tomography) は、既存の技術では見ることができなかった生態、物質の断層画像を、リアルタイムに、非接触、非破壊で可視化できることから、医療分野での実用化がいち早く進んでいます。そしてその原理は光通信原理と多くの部分が重なっております。当社では、光通信分野で培った技術を応用して、光源、システム製品を開発・製造・販売しており眼科の検査や心臓血管の術後観察などをサポートしております。さらに、この技術を一般産業向けに応用し、工業製品のインライン検査など幅広い分野でご利用いただいております。
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【眼科医療機器事業】
一般的に白内障の治療は白濁した水晶体を摘出し、眼内レンズを埋め込むことによって視力を回復させます。当社の眼科医療機器であるARGOS(光学式眼内寸法測定装置)は、白内障の手術をする際に、眼のデータを正確に素早く計算し、適切な眼内レンズを選定するために利用されています。
適切な眼内レンズを選ぶことは、術後の視力回復にとって大変重要な要件となっています。