私たちと一緒に働きませんか?
株式会社坂口 代表取締役社長の坂口貴洋です。
このメッセージは酒類業界から他業界へ転職をしようとしている方へ、私が最近感じていることをお伝えいたします。
学生時代に酒類業界を第1志望として、高い志を持って業務用酒販店に入社した人が、
3~5年で退職してしまっていることが非常に残念で仕方ありません。
理由は会社経営方針や労働条件、労働環境などが会社説明会と異なっていることが多いからと聞いております。
私はこのようなミスマッチが起きないように、採用の際には人事担当者に
「ありのままを話してください」
と何度も言います。
また、大卒者の会社説明会では、質疑応答に出席し、時間の許す限り、直接答えるようにしています。
例えば、学生から今後のビジョンについての質問があったとします。
私は、「今後のビジョンは考えていない」と答えます。
それはなぜか・・・。
弊社の役割は、一にも二にもお客様の繁盛をお手伝いすることだと考えています。
海外進出や直営飲食店の多店舗化、同業他社との業務提携を数年後のビジョンとして
描くのではなく、目の前のお客様の繁盛を第1に考え地道にお答えすることで、
新規店の紹介や同業他社からの提携話などの「ご縁」に繋がるからです。
「お客様の繁盛のお手伝い」を満足にできないようなビジョンでは、弊社の存在意義がなくなってしまい、
そのしわ寄せは大事な社員に降りかかってしまいます。
今できることを全力で行ない、お客様・会社・生産者がWIN:WIN:WINの関係になる事こそベストだと考えます。
学生からすれば、「夢がない」と落胆させてしまうかもしれませんが、
弊社のありのままの姿に共感してくれた社員と一緒にこの酒類業界を盛り上げたいのです。
振り返った時に、後ろに歩んできた道ができている。それが弊社のスタイルです。
では「お客様の繁盛」のために何を実施しているのか・・・。
第1歩として営業部の人員を増やし
1店舗に対して関われる時間を多くしようと、約10年前から強化してきました。
これは販売管理費に大きく関わるので、新たに実施しようとしても難しいことはご理解いただけると思います。
「担当件数が多すぎて繁盛のお手伝いができない」
「お店に合った商品を探す時間がない」
「拡売商品ばかり提案している」
これではお客様の繁盛をお手伝いする体制が整っていません。
働く環境を整えなければ、社員の犠牲によって生産性が成り立っていることにもなるからです。
労働条件や労働環境も同じく、全てがホワイトではないと私からもいいますし、人事担当者からも学生に説明させています。
どの部分がグレーなのかもです。もちろん、働き方改革で1つ1つ改善しており、
同業他社には負けない自信があります。
もし、酒類業界は好きだけれど、労働条件や労働環境を理由に他業界に転職をしようとしているなら、
お話しだけでも聞きに来ませんか?
他業界への人財の流出は酒類業界全体としても、大きな損失です。
ご応募お待ちしております。