株式会社タジマヤの採用・求人情報

最終更新日: 2024年09月19日
駄菓子屋、ゲームセンター、
ネットカフェ…
お菓子がある所にタジマヤあり
スーパーやコンビニ以外にも、ちょっとしたお菓子や軽食を置くお店、世の中にいっぱいあると思います。タジマヤは、そうしたお店に商品を卸すパートナー。地域の小売店の経営を支え、地域の人々の暮らしを支える。食品流通の「毛細血管」です。
MESSAGE
「地域交流の場を作りたい」
…そんな夢を、
タジマヤが叶えます。
創業から90年超。昔ながらの人情味あふれる商売の形。私たちが大事にしているのは、店主さんそれぞれの夢に向き合い、徹底的に伴走する姿勢です。
タジマヤは、1928年に東京・日暮里で創業した、菓子・食品・日用品を扱う卸問屋。中小規模の小売店、個人商店といったお客様が中心です。業界やニーズは幅広く、「ゲームセンターの景品としてお菓子が欲しい」「ネットカフェ店内で販売するお菓子やカップ麺がほしい」「オフィスに福利厚生の一環で軽食を置きたい」など様々。他にも「駄菓子屋を開きたい」といった方に向け、開業支援からその後の商品卸まで一貫して手掛けるようなこともあります。

小規模事業者、個人事業者が最初につまずくのは、必要な商品の仕入れ。メーカー側は少量からの発注を受け入れていない場合が多く、直接の仕入れは難しいのが現状です。とはいえ、他の商社に依頼した場合、仲介業者が多数介在することでコストが高くなってしまいます。それに対し、タジマヤでは複数の問屋を経由せずに、メーカーから直接仕入れ小売店に直接卸す、シンプルで合理的な流通システムを構築。もちろん、少量からの注文も可能で、コストも最小限。小規模事業者にとっての「駆け込み寺」として、長年頼られ続けてきました。

当社が扱う食料品・お菓子を通じて、地域密着の居場所を作る。夢に向かって進む、中小規模経営者をサポートしていく。それらが、タジマヤの担うミッションです。個人商店の魅力は、店主のこだわりや個性が色濃く出た店づくり。量販店やチェーン店にはない風情や、地域の人々の温かい交流があります。地方だけではなく、最近では脱サラしたのち、都内の住宅密集地域で駄菓子屋を開くようなケースも。子供たちだけではなく、地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちの憩いの空間になっています。そんな地域の集会場作りに、タジマヤは一役買っているわけです。地域で暮らす人々の笑顔を、陰ながら支えている…そんな誇らしさを感じられます。
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失敗は大歓迎。
とにかく挑戦してください。
当社のメイン事業はC&C事業(卸売)。C&Cとはキャッシュ&キャリーを指し、お客様に弊社店舗に直接仕入にきていただき、その日に決済をするシンプルな仕組みです。各支店は業務用のスーパーのような形で、日本や世界から集めたお菓子や食品がずらりと並んでいます。そんな支店の販売スタッフは、仕入れから販売、売り場作りなどをトータルで担当。挑戦と失敗を繰り返す中で、成長を続けています。
ある暑い夏の日。支店の販売スタッフは悩んでいました。とあるお菓子の某輸入業者さんから、味もパッケージも魅力的な海外クッキーの導入提案を受けていたのです。日本のモノより、価格はちょっと高め。しかし、これだけ魅力があるなら、日本でも受け入れられるはず…。スタッフは覚悟を決め、支店長を説得。「これなら、1パレット(50ケース)も1ヶ月で売り切れるはずです!」と熱のこもった提案によって、支店長から了承を得ました。

そこからは怒涛の勢い。輸入業者さんに急いで発注をかけ、商品が到着。支店内で最も目立つ、お客様の目につく場所でキレイに陳列し、試食の準備も完了。あとはお客様に買っていただくのみです。支店が営業を開始すると、さっそく新商品の一角に人だかりができました。試食をしながら「美味しいね!」「これいくらなの?」と会話も弾む。しかし、「ちょっとうちの店には合わないかも…」「もう少し安ければねえ…」と、雲行きの怪しい反応でした。結局初日に売れたのは1ケースだけ。それもお付き合いで買っていただいた1件だけでした。翌日からはお客様の店舗で使える商品POPを作成し、LINEやX(Twitter)で告知配信も積極的に行ないましたが、変化はなし。ジリジリと焦りばかりが募りました

そんな状況が2週間ほど続いたころ、支店長が一言。「お客様のご商売上のご都合や状況を考えきれてなかったかもね。赤字覚悟で、支店全員で売っていくことにしよう!」と、方針転換を決めたのです。利益度外視で販売するということは、すなわち自身の狙いが失敗に終わり、支店に迷惑をかけるということ。悔しさを噛みしめるスタッフですが、周りの先輩からは「気にするなよ、本気で売れると思ったんだろ」「君の後輩が同じことをやったときに、次に支えてあげるのは君の仕事だよ」と、温かい言葉がかけられました。

その後は、価格や売り出し方も大幅に変更。支店全員でそのクッキーを一気に売り切り、大赤字とはならずに事なきを得ました。自分の目利きの甘さを悔やんだスタッフでしたが、支店長からは「厳しいとは思ってたけど、君が本気だったから思い切って任せてみたんだ」との言葉が。本人にとってはほろ苦い経験になりましたが、その経験はそれ以降の成長に欠かせなかったと話しています。

─────「失敗、大歓迎。すべてが経験になるから。」

これはタジマヤ代表の言葉。社員のどんな行動も歓迎し、成功するかどうかよりも、挑戦することを大事にする社風。また、自分で挑戦できなくても、誰かの挑戦をサポートしたなら高く評価する風土です。失敗を糧にして、大きな成功をつかんだ先輩が、当社にはたくさんいます。
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まもなく創業100周年。
気持ちはベンチャー企業です。
創業96年を迎える当社。100周年に向け変革期に突入しています。その一環として、職種不問で「あったらいいのに」の意見を発信できる「タジマヤ未来会議」をスタート。社員の声を活かし、新事業を推進するプロジェクトです。その他、働き方改革も積極化。評価制度や等級基準、給与制度など、新しく12の制度を作り、2024年11月より導入予定です。

また、直近では公式「note」を活用した提案・導入事例コンテンツも強化。タジマヤの介在によってにぎわっている駄菓子屋さんやアミューズメント施設など、様々な事例を更新しています。
  • ■タジマヤ未来会議その(1)
    経理社員の発案で、「お客様店舗での縁日イベントの開催をサポートする」という新たな企画が誕生。お菓子釣りやつかみ取りなどを屋台の形で出店し、ご家族に楽しんでもらう狙いです。まずは社内で事例を作るべく、自社内の支店でイベントを開催。家族連れが多く集まり、大盛況となりました。この実績をまとめ、パッケージとして顧客に提案できるよう、現在は会議を重ねています。発案者は現在もプロジェクトの中核として活躍中です。
  • ■タジマヤ未来会議その(2)
    海外事業部のメンバーからは「支店社員のPCスキルを底上げしていきたい」との要望が。その内容がシステム部にも届き、教育体制の改善につながりました。具体的には、普段業務で使えるショートカットについて学べるといった、PCスキルアップ研修が開催。発案者含め他部署からも好評でした。このように、職種に関わらない専門外の発案も大歓迎。社歴や年次も一切不問です。あなたからの新しい意見もお待ちしています!
  • ■「note」の事例その(1)
    株式会社ショウリさまが運営する中古買取専門店『千葉鑑定団』さまは、千葉県内で4店舗を展開。元々駄菓子コーナーにおいて当社を活用していましたが、その後「クレーンゲームの景品に使えるのでは?」という考えのもと、プライズ部門でもお菓子の導入を決められました。箱入りのお菓子をそのまま景品にすると、ボリューム感がアップし、お子様も大喜び。また、お菓子だけでなくラーメンやパン、缶飲料もクレーンゲームの景品に。こうした変革により、顧客数も従来よりアップしたと言います。商品力を活かし、地域密着店舗の売上に貢献した事例です。
  • ■「note」の事例その(2)
    2024年4月、品川区大崎にて、駄菓子屋『坂の上の駄菓子屋さん ひまわり』さんがオープン。この開業にも当社が深く関わっています。

    以前から「駄菓子屋をやりたい!」という強い想いを持っていた店主の真由美さん。しかし、商売の知識や仕入れの知識など、全てがゼロの状態でした。そこで友人に相談した結果、紹介されたのがタジマヤ。当社からは単価100円未満の駄菓子を中心とした商品リスト、そしてどこに何を配置するかという棚割りなど、開店までのフルサポートを行ないました。その結果、スムーズに開業までこぎつけた『ひまわり』さん。「いくつになっても夢は叶うと教えてくれた」と、真由美さんは語っています。
COMPANY
会社情報
会社名 株式会社タジマヤ
事業内容 菓子・食料品・酒等の卸売販売
企業
WEBサイト
https://www.tajimaya-cc.net/
所在地 東京都台東区根岸5丁目7-4