AIやIOTなどを活用し、
水インフラ施設の管理運営のDX化を進めています。
太古から変わらず生活に欠かせない「水」ですが、その提供方法は進化を続けています。
当社では現在、DXを活用して水インフラ施設の自動化を進行中です。
水インフラ施設を適切に管理・運営するには、
薬品注入量や空気量の設定、配水量の管理など細かな調整が必要。
かつては全て人の手で管理していましたが、状況によっては調整不備が生じ、
結果的に人員や金銭面で負担が増えてしまうことも・・。
ヒューマンエラーや、熟練度による対応の差を解消すべく
一部工程をAIやロボットを活用するシステムの構築を進めています。
例えば、過去の運転データとセンサーから得られるリアルタイムの水質情報から、
独自の理論に基づき最適な送風量を算出して
自動制御することができるシステムである「水再清ロボット」を導入することで、
放流水質の安定化とエネルギー消費量の抑制などが期待できます。
また、水質や運転状況を遠隔で確認できるため、複数施設の集中管理も可能で、
すでに30カ所を超える施設に導入されています。
これも、全国の水インフラ施設を熟知する当社だからできること。
現場で起きている課題を的確に捉え、開発に繋げているのです。