パーソルテンプスタッフ株式会社/funtable採用担当の採用・求人情報

■スタッフの方の成長は、すごく嬉しくて、ちょっぴり寂しい。

就業先での社員登用を目指す働き方のなので、将来的には就業先で社員になる人もとても多いです。それはつまり、ファンタブルから卒業するということ。最初から社員登用を目指して事務デビューする人も多く、晴れてその会社の一員になるというのは嬉しい報せです。でも、どこか、大切に育ててきた子どもが嫁いでいくような、すごく嬉しい中に、ほんのちょっぴり寂しい気持ちも芽生えてきて。それだけ、ひとりひとりと深く関わっていたんだなぁ…としみじみ思います。

■ファンタブルが、スタッフの笑顔を生むきっかけに。

社員登用に切り替わったスタッフの方に、就業先のご協力を頂き取材をさせてもらう機会がありました。近況や仕事について話す中で、私がちょっとした相談に乗っていると、「やっぱり奈良さんに相談して良かった。ファンタブルに出会えてよかった」と言ってくれたんです。これは今でも忘れることがない言葉。私たちは“働く”を通してより良い人生を歩んでもらいたいと思ってサポートをしているので、ファンタブルがそのきっかけになったことが嬉しかったですね。

未経験から事務を始めたい方にとって、ファンタブルが第一想起される働き方になることを目標に、ゆくゆくは就業先エリアの拡大も含め、ひとりでも多くの方にファンタブルで働いてもらえる機会をつくっていきたいですね。ただ、どれだけスタッフの方が増えたとしても、ひとりひとりにじっくり寄り添うことは疎かにしません。大切なのは、ひとりでも多くの方に充実した人生を送っていただくことですから。

■「アドバイス」というより、一緒に悩む。

「未経験から事務になりたい」とファンタブルを頼りにしてくださる方の中には、私と同年代の方も多いです。そのため、仕事やキャリアのことについて先輩としてアドバイスするというより、同じ目線の高さで、一緒になって悩み、考えるというスタンスを大切にしていますね。「しっかり寄り添う」と口で言うのはカンタンですが、ファンタブルのコーディネーターは全員が真剣に悩み、考え抜いています。みんなが共通して「目の前の人により良い人生を歩んでほしい」という想いを持っているんですよ。

■時に厳しいことを伝えるのも、私なりの愛情。

だから、時には、その人のためを想って厳しい言葉を伝えることもあります。「社員を目指すためには、働くことへの意識を変えていきましょう」「希望の仕事に就くためには○○のスキルを身に着けましょう」と。採用に関する市況感やその仕事で求められるスキルレベルなどと一緒に、正直にお伝えするんです。仮に今は理解してもらえなくても、いつか本人が気づく時がきたらいいな、仕事への向き合い方やその先の人生が少しでも良い方向に変わったらいいな、と願いながら。

耳の痛い話を面と向かって伝えるのは、なかなか大変なことです。でも、ただその場をやり過ごしては、結果として本人のためになりません。私を含めファンタブルのコーディネーターは、目の前のスタッフさんの幸せを願い、そのために悩み、時には親心で厳しいことを伝えます。これもまた、一つの寄り添い方だと思うのです。

■ささいな相談にも親身に寄り添う。

スタッフが就業先で働き始めてから半年が経つまでは、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月…という頻度で定期的にフォローを行なっています。不安や心配事を一人で抱え込むことなく、就業先での毎日に安心して馴染んでいってほしいからです。

就業開始から半年以降も当然、連絡をとらなくなるわけではありません。更新時や悩みがある時など、スタッフからは都度連絡をもらっています。その連絡がとても嬉しい。例えば、ほんのささいな相談事だったとしても、じっくり耳を傾けます。誰かに聞いてもらうことで解決する悩みもあるでしょうし、仕事に関してアドバイスできることも多いと思うからです。チカラになれることは何でもしてあげたいんです。ただ就業先を紹介して終わり、ではなく、長いお付き合いを通じて活躍を応援しています。

■今だけではなく、先を見つめる。

また、私は20代前半で転職を経験したので、「どんな会社を選ぶか」で人生がより充実していくことを実感しています。逆に言えば、30代、40代…と先々の人生を充実したものにするためには、20代でどんな仕事に就いて、どんな働き方を選ぶかがとても大切。ですから面接の段階では、「今どんな仕事や働き方をしたいのか」だけでなく、「先」のことをイメージしてもらうようにしていますね。

過去の経験の振り返りから“進むべき道”のヒントが見つかることもあるので、今までの仕事の話や転職したキッカケ、学生時代に志望していた業界など、色々な角度から話を聞いてみたり。そうした点を本人にもじっくり考えてもらうことで、その先ずっとイキイキ働くためのお手伝いができればと思っているんです。