「このまちの未来をつくろう。いっしょに。」
生駒市は、昭和50年代から新興住宅地の開発が続き、都心部へのアクセスの良さ、生駒山や矢田丘陵に囲まれた緑豊かな環境、定評のある子育て・教育環境の良さを活かし、大阪のベッドタウンとして発展してきました。市民の皆さんの定住意向率は87.2%と高い水準を誇ります。
しかし、社会は急激に変化し、本市は今、まちづくりの転換期を迎えています。想定以上のスピードで進む少子化、「団塊の世代」が後期高齢者となる2025年問題、コロナ禍を経て大きく変わった暮らし方や働き方、脱炭素社会やデジタル社会への対応など、柔軟かつ迅速に適応していくことが必要です。
生駒市のまちづくりの土台は、人と人のつながりです。「多様な主体との協創」をまちづくりの基本的な考え方として取り組んできました。これをベースに、新しい技術や民間のサービスもとりいれながら、「働く」ことも「遊ぶ」こともできるより豊かな住宅都市へと変化していく取組を加速させています。
現在、学研高山地区第2工区の事業推進や生駒駅南口周辺の都市空間再編、ニュータウン再生、個別最適型の公教育、既存住宅地を対象にしたゼロカーボンの取組などチャレンジングなプロジェクトが進行しています。
異なる立場、違った考え方を持つ人と対話によって新しい価値や魅力を生み出し、「暮らす価値のあるまち」としての都市ブランドを構築する。そんな市の方針に共感し、共に将来都市像「自分らしく輝けるステージ生駒」を実現しようとする志と情熱のある皆さんをお待ちしています。
このまちには皆さんが存分に活躍し、スピード感をもって変革に挑戦できるフィールドがあります。ぜひ、いっしょに生駒の未来をつくっていきましょう。
(生駒市長 小紫 雅史)