中小企業で働く人が、仕事も人生も楽しくなるように。
私達は、インターネットが世界中に広がり、コンピューターやスマートフォンを通じて常時ネットワークに接続された時代に生きています。個人の生活は10年前から比べると一変しました。IT発祥の地とも言えるアメリカでは、小さな企業が10を超えるクラウドサービスを使いこなし、業務を効率的に推進するのが当たり前のように行われています。よく日本企業のIT活用状況はアメリカから10年遅れていると言われます。実際、日本の中小企業に目を投じると、まだまだITによる効率化は中途半端な状態でクラウドサービスの活用状況も芳しくありません。2050年に向けて人口が大きく減少していく中、ITを活用した企業と社会の効率化は日本にとって焦眉の課題と言えます。
現在日本には400万社もの企業が存在します。そのうち5,000名を超えるような大企業はほんの一握りです。私達を含めた多くの人々が中規模以下の企業で働いています。日本の未来をもっと明るく豊かなものにするには、それら企業で働く人々の仕事や生活を良くしていく必要があります。IT技術はそのために存在していると私達は考えています。しかし実際には多くの中小企業が、ITを活用する上で資金面や人材面での制約を抱えています。私達はオープンな技術やクラウドサービスといった比較的安価に提供可能なITの力を使い、中小企業の可能性を100%発揮してもらえるよう貢献していきたいと考えています。潜在能力を解き放ち、最大の効率で最大の成果を発揮してもらうのです。
ラクスはこれまでに、延べ40,000社のお客様に自社開発したクラウドサービスを提供してきました。メール共有・管理システムのメールディーラーから始まり、経費精算システムの楽楽精算まで、日々の業務効率化に大きく貢献しています。ラクスの、ラクは「楽」という文字からきています。これは、ITシステムが楽に使えて、中小企業で働く人が仕事も人生も楽しくなるようにという私達の願いが込められています。