ピーロート家の起源とワイン醸造の伝統のはじまりは、1675年。
公的な記録には「祖先であるハインリッヒ・ピーロートが、
ドイツのシュトロームベルク村に居を構えた」と残っています。
同家は1705年以降、農業とワイン醸造業を営み、
その後1731年にブルク・ライエン近郊に拠点を構えました。
樽で販売されていたワインを「瓶に詰めて販売する」という
革命的なイノベーションを起こしたのが1926年。
それまで行なわれていなかったお客様宅への「ワインの配送」を開始したのもこの頃。
現在の事業の主軸となっている「ダイレクト・セールス」の記念すべき第一歩となりました。
1953年には、お客様がご自分の家庭でワインのテイスティングを体験できる
「ホームワインテイスティング」をスタート。
クノー・ピーロートとエルマー・ピーロートによるこの斬新な発想によって、
さらなる進化を遂げ、国際的な名声を獲得することとなりました。
1975年には、かつて伝統であった瓶の色(ブルー)を再現した「ブルーボトル」が、
世界中のファンに喝采をもって迎えられました。
徹底的な品質管理を証明する家紋ロゴ「ピーロート・イーグル」の刻印がなされた
ブルーボトルは、今では国際的に認知・賞賛されるブランドとなり、
20ヵ国以上の高級レストランのテーブルの上に見られるようになりました。