長野奧村製作所の採用・求人情報

社員紹介

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社員紹介
長野奥村製作所で活躍する中堅&ベテラン社員にインタビュー。
ホンネの言葉からシゴトのイメージや職場の雰囲気を感じてください。
  • S・Hさん
    2011年 入社 技術者
    建設業(とび職)を経て転職入社。塗装・発送の業務を経験後、溶接資格をし、現在は組立・溶接の業務を担当。


    ── 入社してからどんな業務を担当してきましたか?

    塗装と発送の業務を4年、経験しました。塗装というのはコンプレッサーを使う錆止め塗装、いわば鉄骨製作の仕上げです。指定される膜厚はたいてい70~90ミクロン。均質に、見た目よく仕上げるのが大切です。

    発送は、仕上げた製品をトレーラーに積み込むまでの業務。積み込みの最中や運送中に製品が傷ついたり傷んだりしないよう、責任をもって積み込みます。また、発注通りの数量、製品が積み込まれているかのチェックも念入りに。地味ですが、責任ある業務でしたね。_ 塗装・発送のシゴトを通じ、鉄骨加工の流れ全体がつかめました。

    その間に溶接の国家資格をとって、入社5年目から組立と溶接の部門に配属され、今も担当しています。

    ── シゴトの内容を具体的にお聞かせください

    扱うのが主に長さ1mから1.9mのH鋼。これをクレーンで持ち上げ、傷つけないよう気をつけながら作業台に設置し、図面に合わせて組んでいきます。今は図面を見れば頭のなかで組み上がった形が3Dのように想定できますが、これは経験のたまものですね。

    溶接は一定でムラがでないことが重要。欠陥品を作るわけにいかないので、ていねいに、でも素早く溶接していくよう心がけています。

    組立も溶接も、先輩たちのシゴトが簡単そう見えていたのですが、いざ自分でやってみるとむずかしかった! 先輩たちに手取り足取り教えてもらい、経験を積んで、ようやく納得できる仕上げができるようになったものの、伸びしろはまだまだあるなぁ。

    ── 今後の目標は?

    前職でとび職として建築に関わっていたので、建物の芯となる鉄骨が現場でどう使われ、どれほど重要かがよくわかるんです。もっと技能を高めて信頼される鉄骨を作っていきたいですね。

    すごい技術をもっている大先輩たちが引退した後、困らないように、しっかり技術を引き継ぎ、自分の技術を磨いておかなくては、とも思います。

    資格も取りたい。溶接の国家資格は何種類かあるのですが、会社で支援してくれるので、さらにいくつかは取得して、伸びしろを補っていきたいと思っています。

    ── 長野奥村製作所はどんな会社?

    会社が従業員の声に耳を傾けてくれるし、働きやすさを高めていこうとしている会社だと思います。職場の雰囲気もいいし、シゴトしやすい環境ですね。待遇面でも、会社が努力してくれているのを感じています。

    ── 応募を検討している人へメッセージを

    建設業界から転職する人でも、業界がまったく初めてという人も、一人前の職人に成長していける環境です。私も手取り足取り教えますよ。「この建物に自分の鉄骨が生きている」と言えるうれしさを、一緒に味わいましょう。
  • M・Wさん
    1981年 入社 常務
    小さな町工場だった時代から建築金物、鉄骨階段の設計・製造・施工を担当。現在は設計担当部署のトップとして慕われる存在。


    ── 設計部門ではどんな業務をおこなうのですか?

    長野奥村製作所の主なお取引先は、長野県に本社を置く大手鉄工所。ゼネコンや建設会社が手がける建物の鉄骨です。お取引先からの発注に基づき、それらの建物の建築図面(構造図)から、わたしたちが納品する鉄骨の種類や品質、サイズ、形状、組立構成などを確認し、工場の作業に必要な設計図面を作成します。

    また、創業以来取り組んできた鉄骨階段の施工図も作成しています。実は、階段の図面はなかなかむずかしく、安全性や耐久性に配慮しながら作成しています。

    現在、設計担当のスタッフは5名。工場の技術者が図面から組立や塗装を正しくできるよう、また、迷ったり悩んだりせずに作業に集中できるよう、正確でわかりやすい図面作成を心がけています。

    ── 長野奥村製作所はどんな会社?

    創業当初は、職人が4、5人しかいない建築金物の町工場。創業者である会長の自宅の隣の小さな工場でシゴトをしたものです。当時は鉄骨階段の需要が右肩上がりで、自分たちで作って建築現場まで運んで施工もしていました。忙しくてたいへんだったけれど、建物が完成し、その外や中で階段が機能しているのが目に見えるのが大きなやりがいでしたね。

    鉄骨の製作がメインになった現在は、自分たちが作ったものが目に見えることはめったにないのが残念ですね。また現場での施工はしないので、実際の「おさまり」までは技術者にわからない。業務も分業制なので、シゴトの全体を見わたせる技術者が減っています。全体を知ると、今の自分の工程がどんな意味をもっていて、どこでどう使われるのかを理解できるから、シゴトの質が上がっていくと思います。
    今後への課題かな。

    とはいえ、鉄骨や金物は建物をかたちづくり、安全性の支えとなる重要な要素。
    設計も現場も技術者としてマジメに業務に取り組んでいる、誠実な会社だと思います。溶接のレベルの高さも自慢できる要素のひとつです。


    ── 応募を検討している人へメッセージを

    わたしたちは製品の納入を通じ、これまでに大小3000以上の建物の建築を支えてきました。関東一円を中心に、各地に点在するそれらの建物は一つとして同じものがありません。全部違う、つまりすべての製品をわたしたちの技術で作り上げてきたということです。それは今も、これからも変わりません。そう考えると、大きなやりがいがあると思いませんか?

    設計も現場技術も、未経験でもまったく問題ありません。必ずやりがいを見つけることができるでしょう。個人の技術が上がり、手ごたえをつかめるようになれば、シゴトのおもしろさもやりがいも大きくなっていきます。職人シゴトに関心のある人に、ぜひ仲間になってほしいと思います。
  • Y・Eさん
    1992年 入社 総務

    子育て後に正社員に
    家族経営の小さな工場だった長野奥村製作所に総務スタッフとして入社。会社の成長、変化を実感している。


    ── 総務部門ではどんな業務をおこなうのですか?

    総務の最高責任者である専務の指揮のもと、材料納入の確認、素材の確認、出荷の確認などを、それぞれの伝票や報告と照らし合わせ、正しく納入されているか、間違いがないかなどをチェックするのがわたしの業務です。その他、人事に関すること、労務に関すること、来訪されたお客様の接客など、総務全般が部署としての業務になります。
    ずいぶん長く勤めてまいりましたので、新しい方に入っていただき、今の業務を引き継いでいきたいと考えています。

    ── 総務の視点で見ると長野奥村製作所はどんな会社でしょうか?

    入社したときは階段を作る会社で、職人さんが10人くらいの工場でした。鉄骨を扱うようになって、目を見張るように成長して。工場、設備が充実し、人が増えていく様子も見てきましたが、すごいな、というのが素直な実感です。

    社員の皆さんも、鉄骨を始めてから技術の向上や資格取得に熱心で。新しく入ってくる方々の上達のスピードにも驚かされます。先輩たちの指導と、新人の方々の意欲がうまくかみ合っているのでしょうね。技術の高さが作業の早さや仕上がりの美しさに直結する業務なので、職人として力をつけたい人が集まっているように思います。みんな割と控え目ですが、チームワークやコミュニケーションは悪くないんじゃないでしょうか。

    長く勤務している技術者の方々は、職場の環境をよくするための提案や提言にも積極的ですね。それを会社に遠慮なく言える雰囲気、また会社が耳を傾け、よりよくしていく風土があると思います。

    ── 応募を検討している人へメッセージを

    まずは入ってみて、会社の雰囲気を肌で感じてみてほしいと思います。職人同士の仲のよさ、先輩のめんどう見のよさなどを実感できると思いますよ。総務の雰囲気のよさも実感していただけるとうれしいです。
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