Q. 王子製紙に入社した理由を教えて下さい。 A. 宮崎県内のメーカーで就職を希望していたなかで、歴史と伝統のある王子製紙に大変魅力を感じたことと、最終製品である紙を原料から一貫生産している工場設備に興味を持ちました。また、生活の身近にあり、文化や情報を支える紙をつくることに、とても働き甲斐があると思いました。
Q. 現在はどのような仕事をしていますか? A. 現在は、三交代勤務をしています。紙の品質で重要な、重さ・厚さ・滑らかさ等を調整する工程を担当しています。その他には、日々の操業データのまとめや分析、設備・フローの調査を行い、不具合箇所の改善や改良方法を計画するスタッフ業務も行っています。
Q. 仕事のやりがいは何ですか? A. 操業にトラブルが発生したときは、操業データの分析や設備を観察することで問題点を見つけ出し対策を計画します。上司や同僚に対策について提案するなかで、全員で協力して一つずつクリアしていくことに、達成感とやりがいを感じます。
富岡工場 パルプ部パルプ課
2017年 阿南高専建設システム工学科卒
Q. 王子製紙に入社した理由を教えて下さい。 A. 私は、皆さんの生活の支えになるものをつくる仕事がしたいと思っていました。就職活動をするなかで、子どもの頃から馴染みのあったネピアで有名な王子グループに興味を持ちました。グループについて調べていくうちに、自ら携わりたいという思いが強くなり、王子製紙に入社しました。
Q. 現在はどのような仕事をしていますか? A. 紙の原料となるパルプを製造するパルプ部に所属しています。 普段は、パネル室で製造ラインの管理や現場のパトロール・作業をしたり、完成した原料の品質チェック等を主に行っています。品質基準を満たすパルプを無駄なく安定的につくれるよう、日々勉強中です。
Q. 仕事のやりがいは何ですか? A. 最初は設備の数や複雑さなど、全てが分からないことだらけで不安でした。しかし、先輩達に丁寧に教えてもらっているおかげで、パルプが出来る流れが分かるようになり面白くなってきました。自分たちが作ったパルプで製造されたティッシュや紙がお店で売られているところを見ると、入社して良かったと感じます。
米子工場 施設部汽力課
2005年 米子高専機械工学科卒
Q. 王子製紙に入社した理由を教えて下さい。 A. 慣れ親しんだ地元で地方発展に貢献したかったので、地元の企業を中心に就職活動をしていました。王子製紙は、地元の企業の中でも最大手で、高専出身の先輩方も多数在籍していることや、機械科出身であったこともあり、就職後も学校で学んだ知識を発揮して、地元の発展に貢献が出来ると思いました。
Q. 現在はどのような仕事をしていますか? A. 木材からパルプを抽出した後に排出される有機成分を燃料としたソーダ回収ボイラー、紙や廃プラスチックを原料としたRPFボイラー、蒸気タービンの操業などに代表される発電の業務に携わっています。工場の電力を賄う事で、紙の生産をサポートしています。また、トラブルが発生しないように、メンテナンス計画の立案や実施も大事な仕事のひとつです。
Q. 仕事のやりがいは何ですか? A. トラブル防止や効率を良くするために設備改善を行う際、学校で学んだ知識と仕事中に学んだ知識を組み合わせることで、より優れた設備に発展させる事に技術屋としてのやりがいを感じています。