株式会社荻原農園の採用・求人情報

最終更新日: 2023年06月30日
お客様、地域の方々、社員。
70年、“人”と育んだ果実農園。
長野県 信州奥信濃。私たちがこの地でりんご栽培を始めたのは、1946年。
以来70年以上、『葉とらずりんご』をはじめ、多彩な果物を届け続けています。
お客様、地域の方々、社員。長く人と育んだ農園と、丹精込めた果物が自慢です。
ABOUT
荻原農園について
当園のある長野県豊野町は、“フルーツ王国”の長野県でも有数のりんご産地。
北信濃の山々から流れ込むおいしい水と空気、
標高の高い盆地ならではの寒暖差が、果実に最適な環境を生んでいます。

当園のりんごは、市場では珍しい「葉とらず栽培」。『サンふじ』『秋映』『紅玉』といった、
多彩な品種のりんごをはじめ、ぶどうやなしなどを栽培しています。
その出荷量は、昨年はりんごだけで144トン。果物全体で2万5000箱もの量を、
通信販売を通じて全国のお客様に販売しています。

また近年は、「りんごジュース」や「りんごパイ」などの加工品の展開にも注力。
今後も長く培った果物づくりの知識と経験を活かしつつ、新しい挑戦も続けていきます。
  • 当園では、40年以上前から「葉とらず栽培」でりんごを生産。「葉とらず」とは、その名の通り“葉っぱを取らない”栽培方法です。

    通常葉っぱは、りんご本体に届くはずの太陽光をさえぎってしまい、本体に色ムラが出る原因になるため、栽培の過程で取り除かれます。しかし当園では、葉っぱを最後まで取り除かない栽培方法を確立。りんご本体にしっかり栄養と甘味を補給させることができています。

    この栽培方法ができるのは、お客様へ産地直送で販売を続けてきた当園だからこそ。色ムラを気にせず、しっかり完熟したりんごを届けられています。

    市場ではなかなか手に入らず、スーパーでもまず目にできない、この『葉とらずりんご』。濃厚な味わいと甘さのりんごを、ぜひご賞味ください。
  • 栽培から出荷までこだわる当園。取り組みの一部を紹介します!

    <有機肥料・低農薬>
    当園では、りんごづくりにおいて化学肥料はいっさい使用せず、有機肥料のみを使用。農薬は害虫だけでなく益虫も殺してしまい、土が痩せる原因にもなるため、最小限の使用に留めています。

    <こだわりの蜜入り品質>
    当園のりんご出荷量の約6割を占める『サンふじ』では、収穫後すべて蜜入りセンターで品質を確認。5段階評価で蜜入りの度合いを評価し、3以上のりんごを贈答用・家庭用として届けています。

    <専用倉庫での保存>
    基本的には収穫後すぐに出荷しますが、一時的に保存が必要な場合も、専用倉庫にて温度と湿度などの管理方法に入念に気を配って保存しています。
MESSAGE
私たちの想い
「つよく、やさしく、幸せな会社へ」
これが、私たち荻原農園が掲げる企業理念です。

「つよい会社」とは、自分の将来を見据え、安心して腰を据えられる会社。
変化が激しく、先の見えない今の時代だからこそ、
確かな強みと収益性のある事業をつくり、そして変化を恐れない姿勢を持ち続けます。

「やさしい会社」とは、本心からお互いを思いやれる仲間に囲まれた会社。
目先の利益やラクさを優先するのではなく、真に相手のためを思い、
時には厳しい言葉をかけ、そして少しの損も引き受けることができる。そんな人を育てます。

「幸せな会社」とは、社員が自分の夢や目標に向かって、努力できる会社。
自分の得意なこと、好きなこと、頑張りたいこと。一人ひとりが自分の個性を活かし、
仲間と協力し、やりたいことに向かって努力できる。そんな環境をつくります。

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私たちがいる農業の世界は、自然と密接に関わりあっています。
農作物の生産は、環境問題や自然災害に強く影響されるものです。

しかし、だからと言ってそこに言い訳せず、
「どうするべきなのか」を懸命に考え続けることが大切だと、私たちは考えます。

それでもやはり、一人の力では限界があります。
だからこそ私たちは、お客様や、地域の方々、そして社員の仲間という、
“人”のつながりを大切にし続けてきました。

さまざまな人に支えられているから、今日も農業に取り組める。
仲間との絆や、人との縁を大切にし、農業の明るい未来を築いていきます。
PHOTOS
日々の風景
豊かな自然に囲まれ、忙しくもゆったりと時間が過ぎていく、果実農園での毎日。
一緒に働く仲間や、連携農家の方々など、人との関わりを楽しみながら、
皆さんに愛される、美味しい果物をつくっています。
  • 親子3代にわたって、長く守り続けてきた荻原農園。現在は3代目の荻原 大(40代・男性)が園主を担っています。園主は、3人の子どもを持つ、優しい一家の大黒柱。なんでも相談に乗りますので、気軽に頼ってくださいね。

    社内では、園主とその父を合わせ、10名がいます(2022年時点)。男性7名・女性3名で、20・30・40代が中心。20代の若手は3名活躍しています。少数体制なので、お互いの距離も近く仲も良い関係。きっとすぐ馴染めると思います。
  •  毎年9月~11月にかけてが収穫期。全国から予約やご注文のお電話をいただいています。じつは、私たちは通信販売の比率が全体のほぼ100%。古くから通信販売をはじめ、「産地直送」で全国のお客様に自慢の果物を届けられる体制を整えています。

    働く中では、休憩中に皆で果物を食べられるのも、嬉しいポイント。仲間とおしゃべりに華を咲かせながら、果物やアップルパイなどを食べています。全国各地に届けられるので、家族や友人にもぜひ味わってもらってくださいね。
  • こちらは消毒・摘果作業(果実の成りすぎを防ぐため、一部を間引くこと)の様子。果実は、手作業で1つひとつ丹精込めて育て上げます。

    当園では栽培スタッフも、年間を通して積極採用しています。もちろん果実の知識や、栽培の経験がない方でも、安心してください。まったくの異業種から挑戦する方も多いですし、先輩が1年を通して、じっくり一つひとつの作業を丁寧にお教えします。未経験の方でも、3年ほどで一部の果樹園の“管理者”としてキャリアアップしていただけますよ。
  • 荻原農園で扱うりんごやぶどうは、同じ奥信濃の信頼のおける連携農家さん(15~20名)にもご協力いただいています。りんご栽培50年の大ベテラン、なしやぶどう栽培にも精通している方、海外での農業経験がある方、今後に期待が大きい若手のホープ…など、非常にさまざまな方がいらっしゃるんですよ。

    連携農家の方々とは、毎年BBQを行なうなど、懇親会も定期的に実施。良い関係性を築いています。皆さん「葉とらず栽培」に関しても熟知していただいている頼れる方ばかり。地域に支えられながら、全国に美味しい果物を届けることができています。
MEMBERS
一緒に働く仲間
  • 竹内/入社3年目
    (栽培スタッフ)
    ■入社を決めた理由
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    前職はJA職員として働いていましたが、結婚を機に長野市へ移住することに。前職ではりんごの生産者さんと関わる機会が多く、個人的にもりんごがとても好きだったので、「ここでなら経験が活きそうだし、楽しめそう」だと感じ、入社を決めました。

    ■仕事の感想について
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    栽培の知識こそ多少あったものの、実際に畑に出てみると「教科書どおりとはいかないな」と思うシーンが多々ありました。1つひとつの木に個性がありますし、果物の成長は天候にも左右されますので、感覚も非常に重視される仕事だなと。

    また代表をはじめ、経営者の方との距離も近く、同僚やアルバイトの方々との関わりも多い仕事ですので、様々な年齢・経験の方と親しくなれることも嬉しいです。

    ■現在の仕事と、そのやりがい
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    現在は主にはりんごの栽培が中心ですが、それに伴うスケジュール管理や荷造り、発送業務を手がけています。

    また、今年からは新入社員の指導も任されることに。自分の成長もそうですが、新人の成長を感じられることも嬉しいです。あとはやはり、1年かけて美味しいりんごをつくり、お客様に喜んでいただけたとき。「また来年も美味しいりんごを作るぞ!」と活力がでます(笑)
  • 宮澤/入社2年目
    (栽培スタッフ)
    ■入社を決めた理由
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    元々出身が長野だった自分。前職は旅行会社で勤めていましたが、いずれは長野に帰るつもりでいました。そんな時、偶然知ったのが荻原農園の『葉とらずりんご』。特徴的かつ魅力的な商品だと感じ、「ぜひ自分もそんな果物づくりに関わりたい」と思って入社を決めました。

    ■仕事の感想について
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    正直なところ、栽培の仕事は想像よりもしんどかったです。知識がないことはもちろんですが、天候によって予定が大きく狂ったり、早朝から消毒作業を行なう必要があったり、気持ちがついていかないこともありました。

    ですが、先輩から少しずつ業務を学び、今は自分の担当エリアを任されるまでに。栽培技術はもちろん、組織の一員として大切な考えや人間性まで学べたことに、とても感謝しています。

    ■現在の仕事と、そのやりがい
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    自分が任されているりんごの栽培全般にやりがいを感じていますが、特に繁忙期はリーダーとして荷造りを取り仕切るなど、周りをまとめることに挑戦できていることも嬉しいです。これまで自分が苦手だと思っていたことにも、「挑戦しよう」「自分を変えたい」と思わせてくれる環境に、何より感謝しています。
  • 小林/入社6年目
    (事務スタッフ)
    ■入社を決めた理由
    ─────────
    これまでパートやアルバイトで色々な仕事をしましたが、育児がある程度落ち着いたタイミングで、昔から憧れがあった「パソコンを使う事務仕事」に挑戦しようと決意。知識や経験もない分、なかなか仕事は決まりませんでしたが、諦めず挑戦し続けた結果、受け入れてくれたのが荻原農園でした。

    ■仕事の感想について
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    お客様からの電話受付や受注入力、伝票作成など、業務はほんとうにさまざま。予約受付がスタートしてからの時期は忙しいですが、お客様からあたたかい言葉をいただけたり、今以上に良い販売方法がないか模索したり、楽しいこともたくさんあります。

    内勤仕事である分、人間関係はとても大切ですが、当園はその心配はナシ。お昼休みに雑談をしたり、カードゲームをしたり、ワイワイ楽しくやっています(笑)

    ■現在の仕事と、そのやりがい
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    主に手がけているのは販売業務ですが、そのほかに年3回、お客様にお送りするカタログの製作やSNS更新、連携農家さんとの交流も行なっています。

    原動力となるのは、「ウチの魅力を多くの人に知ってもらいたい!」「農家さんとの絆を深めたい!」という想い。人のつながりの大切さを学べること、そして重要な仕事を任せていただけることに感謝して、仕事に取り組んでいます。
COMPANY
会社情報
会社名 株式会社荻原農園
事業内容 ・りんごの栽培
・りんご、梨、葡萄の販売 (主にネット通販)
・りんごの加工品の販売
企業
WEBサイト
https://ogiwara-farm.jp
所在地 長野県長野市豊野町大倉2508-3
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