当園のある長野県豊野町は、“フルーツ王国”の長野県でも有数のりんご産地。
北信濃の山々から流れ込むおいしい水と空気、
標高の高い盆地ならではの寒暖差が、果実に最適な環境を生んでいます。
当園のりんごは、市場では珍しい「葉とらず栽培」。『サンふじ』『秋映』『紅玉』といった、
多彩な品種のりんごをはじめ、ぶどうやなしなどを栽培しています。
その出荷量は、昨年はりんごだけで144トン。果物全体で2万5000箱もの量を、
通信販売を通じて全国のお客様に販売しています。
また近年は、「りんごジュース」や「りんごパイ」などの加工品の展開にも注力。
今後も長く培った果物づくりの知識と経験を活かしつつ、新しい挑戦も続けていきます。
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当園では、40年以上前から「葉とらず栽培」でりんごを生産。「葉とらず」とは、その名の通り“葉っぱを取らない”栽培方法です。
通常葉っぱは、りんご本体に届くはずの太陽光をさえぎってしまい、本体に色ムラが出る原因になるため、栽培の過程で取り除かれます。しかし当園では、葉っぱを最後まで取り除かない栽培方法を確立。りんご本体にしっかり栄養と甘味を補給させることができています。
この栽培方法ができるのは、お客様へ産地直送で販売を続けてきた当園だからこそ。色ムラを気にせず、しっかり完熟したりんごを届けられています。
市場ではなかなか手に入らず、スーパーでもまず目にできない、この『葉とらずりんご』。濃厚な味わいと甘さのりんごを、ぜひご賞味ください。
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栽培から出荷までこだわる当園。取り組みの一部を紹介します!
<有機肥料・低農薬>
当園では、りんごづくりにおいて化学肥料はいっさい使用せず、有機肥料のみを使用。農薬は害虫だけでなく益虫も殺してしまい、土が痩せる原因にもなるため、最小限の使用に留めています。
<こだわりの蜜入り品質>
当園のりんご出荷量の約6割を占める『サンふじ』では、収穫後すべて蜜入りセンターで品質を確認。5段階評価で蜜入りの度合いを評価し、3以上のりんごを贈答用・家庭用として届けています。
<専用倉庫での保存>
基本的には収穫後すぐに出荷しますが、一時的に保存が必要な場合も、専用倉庫にて温度と湿度などの管理方法に入念に気を配って保存しています。