医療用医薬品の中でも専門性の高い放射性医薬品においては国内市場のシェア60%以上を誇り、
2005年には悪性腫瘍の早期診断に有用とされる「PET(ポジトロン断層撮影)検査用診断薬」を
製造所から医療機関へお届けする医薬品として国内で初めて発売。
治療分野では、2003年に前立腺がんの放射線治療用医療機器(小線源療法)、
2007年には固形がんの骨転移による疼痛緩和に用いられる放射性医薬品など、
診断用医薬品だけではなく治療を目指した製品を発売。
放射線に特化した高度な研究開発力を生かして
「日本初」となる製品を次々と承認販売しております。
また国内を広く安定的に高品質の医薬品を毎日供給するために、
自社ラボ(製造所)を全国13カ所に展開するなど、“がん”や認知症、心疾患の診断にかかわる、
日本の医療を支える企業として“診断“の分野において世界的にも注目を集めております。
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診断
SPECT/PET診断薬事業
核医学画像診断は、形態の画像化から臓器機能の判定までさまざまな角度からの診断情報を得るために行われます。当社は、それぞれの診断目的に応じた放射性医薬品を数多く揃え、心臓疾患、脳血管疾患、悪性腫瘍などの高精度の画像診断と、より的確な病態把握を可能にしています。
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治療
RI治療事業
医療の目的は病気を治療し、人々を健康にすることです。当社は診断分野での経験とノウハウを発展させ、放射線を使った新しい治療技術や治療製品の開発、提供を行っています。
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獣医療の核医学
小動物での使用が始まり、猫の腎シンチや犬のPET検査等での有用性が示されています。 犬・猫の寿命も延びてきており、動物でのさらなる利用が期待されます。