福祉って、可能性の追求だ
支援の本質は
「やってあげる」ことでも、「できる・できないを評価する」ことでもなく
「すすみたい方向」「ありたい姿」を補助することではないでしょうか。
主役はあくまで、福祉サービスを利用するユーザー(利用者)であり
サービスがユーザーの人生を決めるものであってはならない。
そう思います。
福祉は内側に矢印が向く窮屈なものではなく、
外側に矢印が向く、可能性の追求であるべきだと思います。
『ユーザーは「幸せになる力をもっている」』
ただ、その力を発揮するための練習の機会が少なかったり
幸せの、色や形や匂いを忘れかけてしまって
紛い物の幸せを本物だという勘違いがあるのではないか。
もちろん、特性や障がいに合わせた合理的配慮や
工夫、サポートも必要。
私たちの根っこにある、考え方の基準です。
うまくいかないことが続いた方も
これまでたくさん利用していただきました。
「最後の砦です」
こんな光栄な言葉はないと思います。
ですが
どなたの人生も、
私たちに出会ったことで「終わり」ではありません。
私たちに出会ったことは「はじまり」です。
私たちは、
楽しい、面白い、暖かい世界に戻っていく
最初のひとりになりたいと思っています。