「面取り」で日本のものづくりに貢献する。
NICECUTの富士元工業です。
ものづくりにおいて「面取り」は重要な加工の一つです。
さっそくですが質問です。
「金属(樹脂)製品を作る」方法とはどのようなイメージでしょうか?
・溶かした鉄を型に流し込んで成型する。
・ドリルで穴を空ける。
・切断する
全部当てはまります。しかし、ほとんどの加工を行った時に出るのが「バリ」です。
せっかく高精度な機械で加工されたものでも、このバリを除去しないと製品完成とはなりません。(ちなみにバリは処理しないと指を切ってしまうくらい鋭利です。)
このバリを除去する仕上げとして面取り加工は重要になります。
また、バリ除去に限らず製品性能に必要な形状として面取りが必要になることがあります。
理系の方、特に機械工学を専攻されている方々からすれば周知の事と感じられる方もいると思われます。
では、なぜここまで抽象的な概要を書かせてもらったかというと、今回当社初の新卒採用にあたって理系・文系問わず採用選考を実施したいと考えている為です。
理系出身の方々だけでなく、文系出身の学生様にも興味・理解を持ってもらう為です。
当社開発担当の一人は理系出身ですが、専攻は応用化学でした。つまり、学業で得た知識は活用されていません。(工作機械や工具に対しての知識はほぼゼロでした)
皆様の状況に当てはめると、私の入社時での業界知識は文系出身の方々とほとんど変わらなかったと思います。
しかし、入社後の製造現場での研修、他部署の方々との交流、お客様との情報交換等、様々な経験を経て現在開発担当として業務に携わっています。
では、新たな製品を生み出す『アイディア力』と『実現力』に必要なものは何か?そう考えると固定概念が描かれていない柔軟な発想と考えています。
例えば商品名の考案も当てはまります。当社の製品名はユニークであると業界でも有名です(笑)
しかしながら、各種業務に従事する為に必要な知識・経験は数多くあると思います。その為の研修・教育は惜しみません。私自身もまだまだ日々勉強の身です。
今後も独創的な商品を生み出し販売していく会社を継続させていく為にも、また、既存の事業に捉われない新規事業を立案する上でも若い皆様の力が必要となってきます。少しでも興味を持って頂いた方は、まずは一度当社説明会に足を運んでみて下さい。