株式会社浪速ポンプ製作所の採用・求人情報

先輩社員インタビュー

MEMBERS
  • 営業本部 海外グループ 上海事務所
    2007年入社
    神戸学院大学 法学部卒業
    寺田光司

    「いま、このような仕事をしています」
    当社のような舶用機器メーカーは、まず造船所から認めてもらいメーカーリストに載る必要があります。その後、メーカーリストから船主に選ばれて初めて、船に自社の製品が搭載される契約を結ぶことができます。
    私は、2009年から中国を担当していて、造船所への訪問営業と、代理店との打ち合わせが、主な仕事内容です。

    「やりがいを感じたこと」
    数年間、取引が途絶えていた上海で2番目に歴史のある国営の造船所から受注を取ったことです。
    1番歴史のある造船所は約5年前に取引を再開することができ、それ以降は良いお付き合いをさせて頂いているのですが、今回の造船所はなかなか首を縦に振ってもらえず苦戦しました。しかし、今後の浪速ポンプの信頼に繋げるためにも、受注を取る必要があると考えていました。なぜなら、この業界は実績が重要で歴史ある造船所から受注を取っていることが、信頼になります。受注が取れたときは、メールを三回見直すくらいに驚いたのと同時に、素直に嬉しかったです。

    「仕事をする上で重要だと考えること」
    今回、受注がとれたのは代理店との信頼関係構築が鍵となりました。
    代理店を経由する理由は、言語も文化も違うお客様と交渉をするとき、お互いが第二言語の英語で話すよりも、相手の第一言語で交渉したほうが思いを伝えることができるからです。その為、代理店と思いを共有し、同じ方向を向く必要がありました。代理店と信頼関係が構築され、一緒に食事へ行くような間柄になった頃から、造船所営業での感触も変わり、徐々に受注へ近づいているのが分かりました。
    営業という仕事は、語学や文化の壁があったとしても、その人の心をどれだけ動かせるかがポイントだと体感しています。

    「浪速ポンプに入社して、成長できたこと」
    振り返ってみると、傾聴力が身に付いたと感じています。
    入社当時の私は、早く先輩に並ぶ営業になりたいという思いから、先輩をライバル視していたので、素直にアドバイスを受け入れることができませんでした。
    また、代理店とも文化や考え方の違いから、こちらの伝えたいことが伝えきれず悩んでいました。
    そんなとき周りを見渡せば、自分に持っていないものを持っている人がいることに気づきました。
    社内には、技術の専門的なことを上手く説明するテクニックを持った先輩や、工場の人や社内の人との円滑なやりとりのコツを教えてくれる先輩など、色々な経験を持った先輩がいます。
    社外には、外国人に理解できない中国の文化や、中国流の接待の仕方を教えてくれる代理店がいます。
    社内での連携と、代理店との円滑なやりとりに繋がったのは、一人では仕事ができないという気づきと、相手の話を丁寧に聴く傾聴力が身に付いたからだと考えています。
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