「売上」を上げるために働くことが正しいですか?
MYSTEPは2012年、横浜市青葉区に開校しました。
開校から1年で生徒数50名を突破し教室を拡大。
2年目以降は広告チラシ・校門前配布等の営業活動を一切行わず、
教務力のみで運営をしてきました。
その後も口コミで生徒数を伸ばし2年目には生徒数100名を達成。
3年目には生徒数150名を達成することができました。
3年目以降は座席数不足解消とサービスの質向上の為、
適時入会募集を停止しながら、 生徒数を130名~150名になるように調節し、
ここ数年は年間を通じて半年以上が入会待ちの状態となるまでに成長いたしました。
《徹底した分析と個別対応》
塾としての成長の秘訣は徹底した「生徒分析と問題分析」
そして「対策提示・実行」であると考えています。
生徒分析では、現状の学力や勉強の仕方はもちろん、家庭や学校での様子、過去の出来事など、
生徒の現状・問題点を浮き彫りにするために必要な情報を生徒や保護者の方からヒアリングし、
授業中に生徒から質問があれば、質問のタイミング、表現、表情、内容から問題点を
分析することが重要です。
問題分析においては、定期テスト、受験ともに対応するため、近隣のすすき野中やあざみ野中、
王禅寺中央中だけでなく、私立中、私立高校、公立高校の全てにおいて実施。
中学受験から高校受験、大学受験と受験のための問題分析も徹底して実施しています。
この生徒分析と問題分析から、生徒の現状を変えるべく一人ひとりに合わせた対策を提示し
、修正と分析を繰り返し対策の質を高めていくことに日々全力を注いでいます。
《スタッフより》 ~営業活動廃止を実現するために~
教育業界にとって営業活動は必要不可欠だと言われています。
大手学習塾・予備校を経験した私達も実際に「営業活動」を経験しています。
この「営業活動」には、チラシ配布や校門前配布だけではなく、
「売上を最優先させた対応」全てを指します。
代表的な営業的対応のひとつが「不要な授業の提案」です。
理由は簡単です。
提案する授業数にはノルマがあり、その授業数に応じて社員の給与・賞与が決定されるからです。
「教育業界で働き、子供たちのために働きたい!役に立ちたい!」
そのような純粋な気持ちで働き始めた新入社員の若者達が、
教育現場で求められる「数値」や「お金」によって、教育に対する情熱や希望を失い
転職していく様子をたくさん目にしてきました。
近年、新卒3年以内の離職率の平均が31.8%に対し、
教育業界は46.2%にも上り、業界でも第2位の離職率となっています。
離職理由の上位に挙げられたのが「顧客を騙している気持ちになる」という理由です。
もう一つの理由は「業務量の割に給料が安い」という理由です。
これらの理由から分かるように、
「自分の給与の為に、生きていくために、教育に対する情熱を捨てなければいけない」
現実があるのです。
「教育とは何か」
右も左も分からない新入社員の若者達にとってやらなければならないことは、
「教育とは何か」を考えることではなく、
ひたすら「入会数を増やし」「授業を提案し」「休会させない」ことです。
生徒達の成績を上げる、志望校に合格させるための分析や対策、
そのためのコミュニケーションをしたければ「営業活動」を終えた後、
時間外労働として無給労働をするしかありません。
さらに、時間外労働の結果、生徒の成績が上がったとしても、
評価されるのは「売上」 だけです。
授業以外の対応(自習対応)によって生徒の成績が上がっても
「売り上げにつながらない活動は控えるように」と指導されることもあります。
これが、私たちが見てきた、経験してきた教育業界です。
だからこそ私たちは
「営業活動を一切排除し、自分たちが正しいと思えるサービスだけを提供したい」
という思いでこの塾をスタートさせました。
「塾としての営業活動は必要なのか?」
学習塾が短期的に利益を獲得し生き残る為には営業活動が必要だと思います。
しかし、私たちは短期的な利益の為ではなく、生徒の為に行動することが長期的に強い塾を作ると考えます。
《営業活動を廃止するための3つの行動指針》
ひとつは、「売上」を直接の評価対象としないこと。
ふたつは、「サービスの質向上」を最優先とすること。
断る勇気を持つこと。
この3つを軸に今後もより強く、通っている皆さんから必要とされる塾となれるよう
成長し続けていきたいと考えています。
