~心のふるさと~ そんな幼稚園でありたい
~『憧れの先生に出会える園』であることが自慢です!!~
PROFILE
◆以頭 朋子 (入職7年目/5歳児クラス)
◆近藤 実優 (入職3年目/4歳児クラス)
◆中井 こころ(入職1年目/3歳児クラス)
◆常永 遥 (入職7年目/0歳児クラス)
◆鍋浦 佳奈子(入職21年目/副教頭・5歳児主任)
桃の木幼稚園は、神戸市垂水区桃山台の閑静な住宅街にある、幼稚園と保育園の機能を備えた幼保連携型認定こども園です。
職員同士の仲の良さが自慢の桃の木幼稚園の、入職して半年になる1年目職員や、そのメンターを務める職員、他園より転職してきた職員、育休から復帰した職員など、経験も立場も異なる5名の職員に、桃の木幼稚園を選んだ理由や、それぞれの将来のことまでインタビューしました。
憧れの先生、先生同士の仲の良さが決め手!!
鍋浦 みんなが「桃の木幼稚園」に就職を決めた理由ってなんだった?
以頭 もともとは「桃の木幼稚園」の前身の桃の木保育園に就職しました。自分の出身園のように80名ほどのアットホームな園を探していたときに桃の木保育園に出会い、保育内容や先生同士の関係性に魅力を感じて就職を決めました。途中で、幼保連携型認定こども園へ、そして約300名の大規模な園となり、初めは戸惑いもありましたが、充実したカリキュラムで、子ども達が日々たくさんの経験をできる環境が、今となっては自分には合っているかなぁと思っています。
近藤 私は、「桃の木幼稚園」で実習をしたことがきっかけです。不安でいっぱいの実習でしたが、担当してくださった先生の保育がとても楽しくて。自分も子どもになった気分で、「今日はどんな保育をしてくださるかな?」とワクワクする毎日で、記録はもちろん大変でしたけど、本当に楽しくて、その先生と一緒に働きたい!と思ったんです。また、先生同士の関係性の良さも決め手の一つでした!
中井 実習前に参加した、神戸市私立幼稚園連盟主催のバスツアーがきっかけです。お話を聞いた際に、先生同士の仲が良くて、良い印象を持っていました。私は、実習が「桃の木幼稚園」で決まっていたのですが、採用試験の日程が本実習の前だったため、見学だけで決めてしまって良いのかなと悩むこともありました。最終的に実習前に試験を受け、内定を頂いた状態での実習でしたが、実習では、担当してくださった先生がとても良い先生で。子どもと接するときに、怒ったりせず諭すようにお話されたり、関わり方がとても丁寧で。私もこんな先生になりたい!と思ったのと同時に、桃の木幼稚園を選んで良かったと思いました。
常永 私は、別の保育園で勤務していたのですが、退職を機に、「桃の木幼稚園」で勤務している先生から声を掛けてもらったのがきっかけです。はじめは非常勤で勤務しましたが、この園でもっとガッツリと働きたいと思い、正職員となりました。
鍋浦 私は、県外の学校に通っていたことと、ちょうど阪神大震災の年に就職活動だったことが重なり、神戸市の幼稚園の求人がなかなか見つからず・・・。やっと見つけたのがこの「桃の木幼稚園」。今は試験内容も少なくなって、ピアノが苦手な学生さんには歌の試験に変更しやり、一人ひとりに合わせた試験になっているけど、昔は試験内容がとても多くて、この園に勤めている方は、こんなに色んなことをこなせるすごい人たちなんだ!と感じました。受験者数も多かったし、試験を受け終わって「落ちたな。」と思ったのですが、採用をいただき、それなら頑張らなくちゃと思って、今に至ります。
ライフスタイルに合わせた多様な働き方ができる!!
鍋浦 私は子育て中なので、基本的に固定のシフトで土曜日の勤務も免除していただいているんだけど、常永先生も育休から復帰して勤務体系が前とは変わったよね?
常永 今、6歳・4歳・0歳の子ども達の子育てをしながら、6時間の短時間勤務で働いています。まだ子どもが小さいので、理事長先生、園長先生が「まずは自分の子どものことを大切に。第一に考えてね。」と言ってくださり、勤務時間もでだけど、子どもの保育園や小学校の行事に合わせてお休みもご配慮くださるので、とても働きやすいです。私自身のライフスタイルに合わせた勤務体系をじっくり相談の上で考えて下さったので、この短時間勤務は、ありがたい制度だなと感じています。
鍋浦 私も、子どもの行事に合わせて勤務の中抜けをさせていただくことがあるよ。周りの先生たちの協力があるからこそだけど、ありがたい環境だよね。戻ってくることに不安や、戻ってみて困ったことはなかった?
常永 育休中も、定期的に連絡をくださって、大まかな流れや大きな変化などは知らせてもらっていたので、特に不安だなとか、戻ってみて困ったなと思うことはなかったです。
鍋浦 そうだよね。復帰した初日も、ブランクなんて全然感じなくて、ずっといたよね~っていうくらい、すごく自然だったもんね(笑)
先輩後輩関係なく意見を言い合える風通しの良さ
鍋浦 常永先生は、前の園と「桃の木幼稚園」の違いは何か感じている?
常永 とにかく先生同士がフレンドリーですね!上下関係が厳しい園もあるけど、「桃の木幼稚園」では先輩・後輩関係なく意見交換ができる環境に魅力を感じています。
以頭 あかんことはあかんと、正面から注意してくださるし、認めるところはしっかりと認めてくださる雰囲気が根付いていますよね。
どんなことも相談できる仲の良さはこの制度からも!
鍋浦 今年から始まったメンター制度。以頭先生と中井先生はメンターとメンティーの関係だけど、どんな感じ?
以頭 初めは悩みを聞いてあげなきゃ!と構えていました。「何かある?」って聞いても、「ないです~!」って言われました(笑)でも、徐々に仕事のことだけではなくて、プライベートなお話もするようになって、今では“こころちゃん”“ここちゃん”って呼ぶくらいの仲です。私は、自分の学年のことだけではなく、学年を越えて園全体のことを知るきっかけになって良かったなと思います。
中井 1年目の私がメンターの先生を指名するのですが、以頭先生は日頃からよく声を掛けて下さり、話しやすかったのでお願いしました。お願いしたものの、私も初めは緊張しちゃいました。何を話したらいいんだろって。でも、仕事はもちろん、仕事以外のこともたくさんお話できて、以頭先生と毎月1回幼稚園の外でお話をする日の予定を合わせるのが楽しみになっています。
近藤 同期だけじゃなく、同じ学年だけじゃなく関係が深まるのは良いなと思います。
鍋浦 私の時代にもこの制度ほしかったな。
出会う先生で子どもは変わる!
鍋浦 みんな「桃の木幼稚園」で、憧れの先生に出会ってきたんだね。今実際に先生として働く中で、この先の目標みたいなものはある?
近藤 子どもの良さを引き出すことが出来る先生になりたいです。引っ込み思案だった私が変わるきっかけをくれたのが、幼稚園時代の担任の先生。その先生のように、一人ひとりの良さを見つけて、自分に自信を持てる子どもを育てたいと思います。
以頭 経験年数的にも、園全体を見てサポートできるようになりたいと思っています。クラスを持つと、どうしてもクラスのことでいっぱいいっぱいになりますが、心に余裕を持って、また違った視点で園のことを見てみたいです。
中井 今は、たくさんの先生の保育を見て勉強させていただいて、自分の保育を見つけていきたいなと思っています。ふとしたときの声掛けに迷うことが多いので、そういった何気ない関わりも勉強していきたいと思います。
鍋浦 私も今は子育てと仕事を両立していますが、限られた時間での勤務であるからこそ、先生たちのサポートもメリハリを持って頑張っていきたいです。学年主任として、園長先生、現場の若い先生方双方の気持ちや考えが分かるからこそ、両方の思いを大切にしながら、そこから生まれる保育への指導に前向きに取り組みたいと思います。あと、もう一度担任をしてみたいという思いもあります。担任時代やわが子を出産した後の非常勤職員時代、そして現在の主任と様々な経験をしてきた今だからこそ、こんな風に保育したいなという思いもあります(笑)
常永 私も、急にお休みをしたり、周りの方に迷惑を掛けなくなるくらい、子どもが大きくなったら、主担任をしたいなと思っています。まだまだ先の話ですが(笑)