人が生きている限り、無くならない仕事
※サンテレビ 「トップの言霊」出演予定。
放送予定日:2023年3月19日(日)
採用担当の宮崎宏一です。
普段、人目に付くことのない当業界について、少しだけ知って欲しくて資料を漁っています。
「リサイクル(SDGs)」、「現場仕事」、「重機」、「クレーン」なんかに、
ちょっとでも興味のある人は、お付き合いください。
現代は紀元前1200年から続く、長い長い「鉄器時代」の延長にあります。
実は地球を構成する物質のうち、約3割が鉄(構成比率1位)。地球は鉄の惑星なのです。
この豊富にある鉄を使い、私たち人類は繁栄してきました。
「価格が安く」、「頑丈で」、「色んな元素を足すことで性質が変わり」、使い終わった後も「(磁石に引っ付くから)分け易く」、「溶かすことで性質がリセットされる」ので、「リサイクルが容易」。
この優れた特性から、たくさんの新素材が開発される中でも、
鉄は文明を支える基幹素材としての地位を揺るぎないものとしてきました。
変化が激しく、数年後にはどんな世界となっているか見通すことが困難な時代ですが、
明確な強みを持って3000年以上続いてきた鉄器時代が、
あと数年、数十年で終わることは無さそうです。
そして、現在は環境負荷の低減を目指すことが不可避な時代。
基幹素材である鉄のリサイクルを如何に効率よく担っていくか。
これこそ私たちが日々、手掛けている仕事そのものであり、この仕事は
人が生きている限り、無くならない仕事だと思っています。
少し話が変わりますが、私個人は、10年間、外資系の金融企業で営業を務めてきました。
その間に、非常に多くの業態の社長様と接し、また多くの業界に漬かったつもりです。
その経験と数値の理解から、自信を持って
「そう遠からず、現場仕事の時代が来る」
と感じています。
AIが爆発的な進歩を遂げつつありますが、それより前から明らかに
ホワイトカラー(事務仕事をする層)は飽和していました。
正直、事務専業スタッフは多くなり過ぎるとルールのためのルール作りや、
自己最適化ばかりが進んで上手くいかなくなるように感じられます。
ここにAIの進化が追い打ちをかけ、頭脳労働者の量的な需要は明らかに減少しています。
他方、技術を習得するのに時間を要し、またシチュエーションが規格化するには
多岐に渡り過ぎている「解体」・「リサイクル」という分野は、常に人手不足。
この文武両道が求められる分野で、一緒にオンリーワンを目指しませんか。
目の前には必ず、必要としている人がいます。