建築の専門家として、正しく価値を発揮できる社会をつくりたい
私は長年、「建築家にはビジネスの視点が欠けているのではないか」という違和感を抱いてきました。
建築を自己表現や作品として捉え、「建てること」に集中するあまり、建てた後も残り続ける建築への責任や、事業・経営への影響を十分に引き受けられていない現状があると感じています。
建築プロジェクトには、多額の資金が投じられます。とくに医療・福祉・企業施設においては、経営者にとって重大な投資判断です。にもかかわらず、建築家が企画や投資判断の段階から関われない業界構造にも、強い課題意識を持っています。
實徳設計は、設計事務所である前に、クライアントの事業に深く関与するパートナーでありたいと考えています。要望を鵜呑みにするのではなく、時には厳しい現実やリスクも含めて提示し、共に考え、共に決断する。その姿勢こそが、建築の専門家としての責任だと思っています。
私たちが目指すのは、作品至上主義から脱却した「社会に踏み込んだ設計」です。利用者、運営者、地域、そして未来に対して意味を持ち続ける建築をつくること。そのために、AIやBIMなどのテクノロジーも積極的に取り入れ、合理性と根拠に基づく設計を追求しています。
利益至上主義ではありません。しかし、理想論でもありません。社会貢献と経営を両立させるために、設計以外の事業も含めた持続可能な経営を実践しています。
この思想を理解し、実務と経営の両面から体現できる方と、次の實徳設計をつくっていきたい。
それが、率直な想いです。
<問題提起>
建築家には、ビジネスの視点が欠けている
• 建築=作品・自己表現に偏った業界構造
• 「建てた後」への責任が曖昧
• 経営判断から切り離された設計者の立ち位置
<實徳設計の基本思想>
建築の専門家は、コンサルタントとして経営判断に踏み込む存在である
• 企画・投資・設計・運営を一気通貫で捉える
• 建築を「経営資源」として扱う
• クライアントの事業成功にコミットする
<目指す設計者像>
ビジネス✕デザイン✕アーキテクト
• 設計+コンサルティング
• 社会課題 × 建築 × 事業
• 正解のない課題に向き合う統合力
<作品主義からの脱却>
社会に踏み込んだ設計/社会に開かれた価値ある建築/機能美の追求
• 使われ続け、機能し続ける建築
• 地域・利用者・未来への責任
<テクノロジー活用>
感覚ではなく、根拠で設計する
• AIによる法規・動線・合理性分析
• 自動プランニングCADの内製開発
• BIMによる意思決定支援・可視化
<経営スタンス>
利益至上主義ではない。だが、甘くもない
• 社会的意義の高い案件は引き受ける
• 別事業で経営を支える戦略
• 持続可能であることが前提
<スタッフに求めること>
• 設計と経営を切り離さない視点
• クライアントの事業を自分事として背負う覚悟
• 組織と次世代をつくる意志
・機能美の追求
建築を通じて、事業と社会に責任を持つ仲間を求む!
建築は、人々の生活を支えるだけでなく、地域や社会の“これから”を形づくる存在です。
特に福祉・医療の領域では、利益追求よりも“社会にどれだけ貢献できるか”が問われます。
株式会社實徳設計は、福祉・医療施設を中心に、利用者の安心や暮らしの質、運営者の効率性、そして“社会全体が必要としている価値”に応える建築を長年にわたり追求してきました。
私たちの設計は、単なる建築行為ではありません。
変化する世の中の情勢や環境条件、制度改革・少子高齢化などの時代背景を読み取り、次代にふさわしい施設のあり方を常に探り続けています。
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