伊勢萬では、「お客様と共にココロオドル最高の商品とサービスを」を合言葉に、挑戦のスピリットで、新しいことにチャレンジする社風を大切にしながら、お酒の製造・販売の事業を行っています。設立は昭和24年(1949年)、現在本社工場のある当時の度会郡小俣町明野(現在の伊勢市)で酒類免許を取得し、酒業界に参入。昭和59年(1984年)に今現在の株式会社伊勢萬となりました。おにぎりせんべいのマスヤと同じマスヤグループの会社の一つです。従業員数は、社員、パートを含めて30名程度となっています。
保持しているお酒の製造免許の種類が多いことが、伊勢萬の特徴でもあり、最近、ウイスキーの免許を取得し、伊勢で寝かした原酒を活かしたウイスキーの販売も開始しました。このほか、“伊勢志摩に密着した商品を作りたい”という想いから、「イセシマハイボール」、「伊勢志摩シュワワ」、「伊勢梅酒ウメノミコト」、「クラフトジン伊勢神(イセジン)」といった伊勢志摩の原材料を使用したり、伊勢にちなんだネーミングを付けた商品を展開しています。
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伊勢萬本社工場
~ロングセラー焼酎と時代に即した伊勢志摩ならではのお酒づくり~
リキュールおよび、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を中心に製造。30年以上愛され続けているロングセラー焼酎「光年」、長期樽熟成原酒を使ったクラフトウイスキー「神路」、伊勢志摩ならではの原料を使ったクラフトジン「伊勢神」など、定番の逸品から伊勢志摩ならではの酒造りを行っています。柚子や梅の果汁をふんだんに使用したリキュール「ステラハーフムーン」は近年アジアでの人気が高まり、輸出を行っています。
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伊勢萬
内宮前酒造場
~おかげ横丁で蔵人が造り上げる清酒「おかげさま」の製造・販売~
伊勢萬内宮前酒造場は全国的にも大変小さな酒蔵。四季醸造(通年製造)を行っていますが、手作業であるため製造数が限られています。だからこそ本当においしいものを届けたい。杜氏や蔵人がおかげさまの気持ちを込めて造っています。
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通信販売
~全国からのお客様からのご注文~
各事業所での販売のほか、通信販売も行っています。
2つの事業所から、発送作業を行っています。
御歳暮時期は最大の繁忙期となり、おかげさまで、企業、個人問わず、全国のお客様から多くのご注文をいただいています。
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地域への想い
~地域社会の豊かさづくりに貢献する~
お酒造りに使用している水として、日本一の清流に選ばれた宮川の伏流水を、焼酎やリキュールに使用しています。清酒には、伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川の伏流水を使用しています。また、伊勢志摩のあおさ、伊勢茶のほうじ茶、みつ葉を活かし、クラフトジン「伊勢神」を開発しました。かおりに特徴のあるジンとなり、現在、伊勢市のふるさと納税に当社が出品している商品の中では、1番人気の商品となっています。
このほか、伊勢の地で長期熟成させた原酒を用いた焼酎やウイスキー、伊勢芋を使った芋焼酎、三重県産の原料にこだわった清酒など、商品開発において、重要な要素となっています。