私たちの経営の目的は三つ
1、地域から困りごとをゼロにする
2、自慢できる会社づくり
3、雇用の創出
1、長嶋屋は古き良き時代の雰囲気がする町のデンキ屋です。本能寺の変の混乱期の1582年頃の京都へ三重県の紀伊長島から地場産業の塩を持って「長嶋屋」という屋号で販売を始めたのが始まりです。その塩販売が昭和の初期には燃料の炭へと変わりました。そして昭和38年、家電製品が急激に普及しだし、粗悪品も多く出回っていた時代、修理店として町のデンキ屋を始めました。このように長嶋屋は地域に必要なモノを常に提供してまいりました。現在では電気に関わらず、住まいや暮らしの困りごとを解決する会社になりました。地域の方がお客様で、私たちが手に負えない仕事は地域の職人の方にお願いします。こういった地域循環型で地域の方が困っても困らない町をつくっていきます。
2、誰しも自分が勤めているところを誇りに思いたい。そうなるには「働き甲斐」「地域の方の知名度が高い」「ビジネスモデルがマスコミに注目される」など自分が勤めているところが誇りに思えるレベルになれるよう頑張っております。勤めている仲間が自分の家族や知人に自慢できる会社になるよう全社一丸で長嶋屋の価値を磨いております。
3、世間では町のデンキ屋で働くという選択肢がありません。町のデンキ屋が知られていないからです。長嶋屋では電気にとらわれず地域に困りごと全てを解決する事で多くの支持をいただくようになりました。仕事は溢れるほどあります。それの支援として中学校、高校、大学生とインターンシップで手伝っていただいています。普通の学校生活を送っていると町のデンキ屋に関わる事がありません。インターンシップで町のデンキ屋の仕事を知ってもらい、就職の選択肢に加えてもらえたらと思います。そういった事が雇用の創出につながり経営理念の「心豊かな人づくり町づくり」につながります。
長嶋屋は四百年間、この地域を見てきました。この地域に必要なモノを提供してきました。
不易流行の実践をやり続けてきました。
本質的なものを忘れず、新しい変化を重ねてきました。
人の体に必要な
塩 に始まり、生活の基盤である燃料の 炭 、快適な暮らしができる 家電品 、
今はモノでは全てが満たされました。
でも、どんなに技術が進歩しても不安はいつの時代もついて回ります。
その不安を四百年間、今の地域を見てきた長嶋屋が提供できるのは、安心して暮らせる町
づくりです。困っても困らない町を、長嶋屋の活動が少しでも役に立てれば幸いです。