日本では、新型コロナウィルスと共存する「ウィズコロナ」と共存する「ニューノーマル」の生活様式が浸透するなか、外出規制などで一時期抑え込まれていた消費者の需要も経済活動の再開を背景に、日本政府による水際対策の緩和や円安の追い風から訪日外国人(インバウンド消費)も徐々に回復しつつあります。
運送業においては、ヤマト運輸や佐川急便の大手を中心に同業他社や異業種間での業務提携を行い、業務効率化や省人化を進めています。また、アマゾンや楽天を中心としたインターネット通販、メルカリなどのフリマアプリの急成長による宅配業の取り扱い数増加は、運送業界にはプラス要因ではあります。一方で、運送業界ではドライバーや荷物と取り扱う作業員は不足しており、課題は深刻化しています。
このような背景のもと物流の効率化に加え、私たちの生活に欠かせないインフラの活性化として生まれたのが宅配業「代走屋」というビジネスモデルです。運送業において近年需要がますます高まっている一方で、いわゆる2024年問題、2023年度のインボイス制度施行など運送業界も変化の時を迎えています。今後の働き方がどのように変わるのか。収入面はもちろん、心理的にも不安を感じられている方がたくさんいらっしゃると思います。私たちはそのような問題も含めての社会課題を解決するために「代走屋」をスタートさせました。