私たちが目指す支援について
はじめまして。代表の櫻井です。
株式会社志はデイサービス介護事業を始め10年になります。現在は放課後等デイサービス、就労移行支援事業所の運営も行っています。
ここでは、会社設立に至った思いをお話しさせていただきます。
介護の意味を辞書で調べてみると介護の「介」とは、心にかける、気にかける。などの意味があり、介護の「護」はまもる、かばう、たすけるという意味があります。
「心にかけて、護り助ける」
つまり支障のある部分を補い、相手の心の負担にならないように手を差し伸べ、ご利用者様の生活を尊重しながら行う。
だからいくら技術が優れて、おむつ交換を手早くできても、それが相手の心の負担になるようなら、それは「介護」ではありません。
例えば、ある施設だと一人の入浴時間が決まっていて、まるで食洗機で食器を洗うように次から次へと急かされながら洗らわれていきます。それで体がきれいにはなっても、ゆっくり湯船に浸かる気持ちよさを感じることができません。それを入浴介助とは言いたくありません。
ご利用者様のひとりひとりに課題があり、その課題をクリアするのが我々の仕事のひとつではありますが、それが全てではなくご利用者様には「残りの人生を笑顔で楽しく、過ごしてもらいたい。」という気持ちが根底にあります。
なので、他でやっていない特別な事をすることを目指しているわけでなく、ご利用者様がどういう「生活」「暮らし」をしているのかを理解し、ごく当たり前の「暮らし」が出来るように体だけでなく心も含めてケアするのが「私たちが目指す介護」で、それを考えるのが一番大事だと考えています。
放課後等デイサービス、就労移行支援事業でも、「利用者様それぞれの意思を尊重し寄り添う」という理念の根幹を大切にしながらサービスを提供しています。
代表取締役 櫻井幸雄