「授業がわかれば、
勉強はおもしろい」
それが、関塾の原点です。
1974年の春、大阪市住之江区のとある一室から
関塾は始まりました。
教育者としての経験が無かった創業者、
田部井昌子の最初の仕事は、
講師を集めることでした。
勉強を教えることはできませんが、塾生の相談を親身に聞き、
時には講師や他の塾生との口利きをしたり、
励ましたり、父兄の相談に応じたりと、教室の世話に本気で取り組みました。
この評判は瞬く間に広がり、開塾時25名だった生徒は半年後120名まで増えました。
1976年の秋、日本では前例のない学習塾のフランチャイズチェーン事業を開始。
当時の学習塾は、教育経験者が経営する個人塾が多く、
やや暗いイメージがつきまとっていましたが、
関塾の明るく楽しい授業を全国に広めたいという想いから、
学習塾の事業課に本格的に取り組んだのです。
50年近くの歴史の中で、社会環境も家庭環境も大きく変わりました。
しかし、塾生のひとりひとりを見て指導する授業は、
あの四畳半で膝をぶつけ合いながらはじめた頃と何も変わることはありません。
「授業がわかれば、勉強はおもしろい」
それが、関塾の原点です。