プレス加工は、プレス機で鉄板に力を加えて、製品の形に切り取ったり、曲げたりする加工です。
プレス機に金型と呼ばれる装置を取り付けることで、1台のプレス機で様々な製品の加工をすることができます。

プレス職場の仕事の基本的な流れは次の５ステップになっています。

(1) 材料・部品の準備・金型の取付・プレス機の設定
(2) 初品の作成
(3) 初品の測定記録の登録
(4) 加工
(5) 最後に加工した製品の測定と作業記録の登録
※ (3)と(5)の詳細は「仕事紹介(3)測定」をご覧ください

弊社のプレス職場は4つあり、
製造１課の汎用プレス班・QDCプレス班・自動プレス班、製造二課のプレス班があります。
取扱い製品が多い弊社では、多い時は、汎用プレス班・QDCプレス班で20回、
自動プレスでも10回の金型の交換を行うことがあります。

汎用プレス班は、スタンダードなプレス機で加工をする部署です。
名前の通り汎用性が高く、様々な加工を行うことができます。
弊社の中でもタフな職場の一つです。

QDC(Quick Die Change)プレス班は、
金型の交換時間の短縮できるための機構が組み込まれているプレス機で加工をする部署です。
この機構は弊社独自のもので、金型交換時間の短縮のほかにも、
金型の軽量化や金型設計・生産の時間短縮にもなっています。

自動プレス班は、月産数1000個以上を超える製品を自動プレス機で加工を行う部署です。
順送プレス加工と呼ばれるいくつかの加工工程を一つの金型で行うプレス加工や、
複数台のプレス機を自動送り装置でつないで加工をします。

製造二課のプレス班は、丸秀で一番大型のプレス機で加工する部署です。
トランスファープレス加工と呼ばれる
一台のプレス機に複数の金型を取り付け、
自動送り装置で製品を運びながら加工をします。

いかがでしょうか？
プレス加工に興味を持っていただけたら幸いです。

皆様からのご応募を心からお待ちしております。