入社後1ヶ月:フォローアップ面談
前職は工場で鋼材の製造を行っていたSさん(24歳)。今年1月から中途で入社して水道設備工事の職人さんを目指しています。
「実家の水廻り設備のトラブルの時、水道工事の方にとても助けていただいた経験から、自分もこんな仕事がしたいと思ったことが転職のきっかけです。それと入社前ですが、当社の作業車とよくすれ違っていたんですけど、運転している方がいつも楽しそうにしているのを対向車から見ていたので、この会社に入りたいと思いました」
前向きな気持ちで入社いただいてから1ヶ月、Sさんとのフォローアップ面談を実施しました。
・入社して1ヶ月が経ちました。入社前後でギャップはありませんか?
「不満やギャップはまったくありません。以前の職場よりもやりがいがあります。以前はあまり身体を動かないし、決まったことをやるだけでしたが、ここは自分たちで考えて施工していく職場。チームで協力しながら身体も動かせるし、自分の生活にも応用できるのでモチベーションも高いです」
・この1ヶ月、どういうお仕事をやってきましたか?
「外での配管敷設作業から建屋の中でトイレや、キッチン、お風呂の据付作業まで全般的に行いました。いまは完全に助手という立場で先輩をアシストしています」
・同僚、先輩との関係性はどうですか?
「みなさん気を遣ってくださり、しっかり教えていただいてるなという感じはとてもあります。道具の名前、使い方や据付方法、パイプの通し方や距離の測り方など、Wさん、Kさん、Mさんの先輩の3人は積極的に教えてくれます。とても覚えきれないけど、気にかけてくれてるのでとても嬉しいです」
・楽しい・嬉しいと感じたことはありますか?
「やはりお客さんから直接ありがとうといわれたときは嬉しかったです。これは前職ではなかった経験でした。あとは先輩から「よくできたな」という言葉もよく伝えていただけるので意欲にもつながりますし、もちろん嬉しいです」
・これからはどういう自分になりたいと思っていますか?
「いまはなんでもいいから1箇所、自分ひとりでも完了できることを作りたいです。トイレ器具付け、穴掘りなど、指示なくても自分から動いていけるように。これをやりとげたらきっと自信になると思います」
・そのためにはどうしたらいいと思いますか?
「まずは図面をみるだけで、その内容がスッと頭で理解できるようになりたいです。先輩とかはきっと図面を見たただけで、立体的に頭の中でイメージできてると思うんです。そういう風になれるように頑張っていきます」
当社では入社から1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月のタイミングで、フォローアップ面談を実施しています。
入社前後のギャップや仕事への意欲、環境、ストレスに感じていることの有無などを定期的にヒアリングすることで、本人や業務への課題の早期解決を図っています。
せっかく入社いただいたご縁を活かして、なるべく長く、前向きに働いていただけるように。これからも組織の改善を図ってまいります。