在宅ワークの雇用形態
・正社員、契約社員、アルバイト
企業に雇用されながら仕事をする働き方で、給与は時給や月給などが一般的です。在宅ワークの条件は企業によって異なります。フルリモートで出社のない求人もあれば、週2~3回出社をするハイブリッドな働き方も。求人の募集要項を確認するようにしましょう。
・業務委託
会社に雇用されるのではなく、企業と業務の契約をして仕事を行なう働き方です。フリーランスがイメージしやすいかもしれません。報酬は完全出来高制。仕事をした分だけ収入が得られるのが魅力です。
在宅ワークの仕事例
・事務系:データ入力/人事・労務/翻訳/シール貼り 等
・営業系:ヘルプデスク/テレアポ/カスタマーサポート 等
・クリエイティブ系:エンジニア/Webデザイナー/動画編集/Webライター 等
在宅ワークのメリット
フルリモートの仕事であれば、全国どこでも働くことができます。業務内容によっては、シェアオフィスやコワーキングスペース、カフェなど、自宅以外の場所で気分を変えながら働くことも可能です。最近では「ワーケーション」のように旅先で仕事に取り組める働き方もあります。勤務場所にとらわれずに働けるのは大きなメリットです。
・勤務時間にとらわれない
自分のペースで進められる仕事が多いため、子育てや介護、学校などと両立できるのも魅力です。スキマ時間を有効活用できるので、まとまった時間を取れない方でも挑戦しやすいでしょう。
・副業として働きやすい
本業の帰宅後や始業前に作業ができるのも在宅ワークの魅力。そのため、副業として選びやすいのがメリットです。スマホでできる仕事であれば、通勤中などに作業を進めることも可能。本業がある方や今の仕事をすぐに辞められない方も副業として取り組みやすいです。
・人間関係にとらわれない
在宅ワークは、1人で仕事を進めることも多いため、人間関係で悩むことも減るでしょう。連絡方法もメールやチャットなどテキストでのコミュニケーションが増えています。そのため「会話をするのが苦手…」「職場の人間関係を築くのが苦手…」という方にもオススメです。
在宅ワークの注意点
オフィスでは同僚などと会話をしやすいため、ちょっとした雑談から仕事の悩みが解決されることもあります。しかし、在宅ワークは基本的に黙々と仕事をすることになるため、仕事を抱え込みやすくなるかもしれません。分からないことがあった時、悩んだ時に相談できる人を見つけておくことが大事です。
・健康に気をつける
在宅ワークは通勤がない分、体を動かすことが少なくなりがちです。休憩時間にストレッチをしたり、散歩に出かけたりするなど、適度に運動を取り入れ、健康に気をつけるようにしましょう。
在宅ワークの経験談
「家事の合間に仕事。主婦と両立できています」 子供が小学校に入ったタイミングでパートを始めようと思い、仕事を探し始めました。子育てしながら勤務できるのか不安でしたが、TVで在宅ワークをしている主婦が多いと知って検索。データ入力なら自分にもできそうだと思い、夫のパソコンを借りてスタートしました。実際始めてみて、家事の合間に仕事を進められるので、ほとんど問題なく主婦と両立できています。パートだったら小学校が休校になったときは休んで子供を見る必要がありましたが、在宅なので休まず仕事ができるのも良いところです。
「語学力を活かして副業で翻訳の仕事に挑戦」 営業職として働いていますが、副業として在宅で翻訳の仕事もしています。学生時代に留学をしていたので英語は得意でしたが、今の仕事では活かす機会がありませんでした。現職以外でも何かしらのスキルを身に着けたい、でも転職で急に職種を変えるのはリスキーということもあり、まずは副業で挑戦してみようと思いました。平日は基本的に出勤なので、退勤後や休日に家で翻訳業務をすることが多いです。しばらく使っていなかった英語のスキルを磨けて、副業の収入も得ることができているので日々充実しています。
「人間関係で悩みたくなくて、在宅で探しました」 クリニックの医療事務から、基本リモートワークの会社に転職しました。当時の職場の人間関係が難しく、在宅ワークだと人間関係も楽だと友人から聞いたので「リモートOK」「テレワークOK」の求人をメインに探しました。今の会社では週に2回だけ出社する必要があるのですが、あとは在宅勤務です。快適に仕事ができていて、特に通勤のストレスがなくなったのが嬉しいです。平日でも休憩時間に推しのグッズを買ったりできるのもありがたいポイントです。