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従業員の定着について
  • アンケート実施期間2019.7.162019.8.19
  • 有効回答数1,934名

約7割の企業が「定着」に課題感。
最も定着率向上に効果的な取り組みは「定期的な上司面談」という結果に。

こんにちは、engage(エンゲージ)事務局の白石です。

「採用担当者の本音」に迫るアンケート&プレゼント。月1回開催しており、第6回テーマは『従業員の定着について』でした。

毎月のアンケートのコメントなどでも「すぐ辞めてしまう(定着しない)」はお悩みの上位に。採用していくことはもちろん大切ですが、人材不足が続くなか、いかに定着をしてもらうか?も大切なテーマですよね。そこで、アンケートにてこういった質問をさせていただきました。

「定着率はどのくらいですか?」

「定着に対してどんな対策をしていますか?」

「効果的だった取り組みはどんなものですか?」

具体的な定着のための取り組み・エピソードも満載です。ぜひ参考にしてみてください。

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  1. 「直近1年での定着率100%」の企業は約3割にとどまる(正社員のみ)
  2. 自社の定着率が「とても低い」「低い」と回答した企業は合計で約4割
  3. 定着において、課題感が「ある」「ややある」と回答した企業は約7割
  4. 採用した方が辞めてしまうタイミングで、最も多いのは6ヶ月未満
  5. 従業員の定着向上に最も効果的だった取り組みは「定期で行なう上司との面談」
Q. 直近、1年間で最も注力し、採用を行なった雇用形態を教えてください。(単一)
直近、1年間で最も注力し、採用を行なった雇用形態を教えてください。結果

直近1年以内で、最も注力し、採用した従業員の雇用形態では「正社員」が約7割を占め、次いで「アルバイト・パート」、「契約社員」となっています。

Q. (正社員採用に注力されている方に関して)直近1年間の「定着率」は概ねどのぐらいですか?(単一)
現在、外国人の採用を行なっていますか? 結果

「29%の企業において、直近1年間における「正社員」定着率が100%といった結果になりました。定着率100%とは、直近1年を振り返ったときに誰もも辞めていない状態、とも言えます。同時に「わからない4%」を除く、残りの67%の企業では、退職者が出ていることになります。

Q. 自社の「定着率」について、どのように感じていますか?(単一)
自社の「定着率」について、どのように感じていますか?結果

自社採用者の定着状況について、どう感じているか所感を聞いたところ、「低い」と回答した企業が最も多く32%。「低い」「とても低い」と回答した企業を合計すると42%となり、多くの企業が自社の定着が低いと感じていることがわかります。

Q. 採用した方が辞めてしまうタイミングで、最も多いのはいつですか?(単一)
採用した方が辞めてしまうタイミングで、最も多いのはいつですか?"

採用した人材の退職しやすいタイミング(時期)を伺うと、「1ヶ月~3ヶ月未満」が最多の24%。「1ヶ月未満~6ヶ月未満」を合算すると49%と約半数。さらに「1ヶ月未満~1年未満」を合算すると60%となり、入社後1年以内の離職防止の取り組みが重要となりそうです。

Q. 現在、従業員の「定着率」に課題を感じていますか?(単一)
採用した方が辞めてしまうタイミングで、最も多いのはいつですか?"

従業員の定着率に関する課題を「とても感じている」「やや感じている」企業は全体の67%となっています。同時に、どう対策したらいいかわからないといった企業も。

そこで、各社の取り組みについて伺いました。

Q. 現在、従業員の定着率を向上するための取り組みはしていますか?(単一)
採用した方が辞めてしまうタイミングで、最も多いのはいつですか?"

従業員の定着率を向上させるために、現在「積極的に取り組んでいる」と回答した企業は34%、「一部の人材について取り組んでいる」と回答した企業は30%といった結果に。

現状は「取り組んでいないが検討している」企業は27%となり、何かしら対策をしたい考える企業が多いようです。

続いて、なぜ、従業員の定着率向上に取り組むのか?という点について。

そこには人材不足、採用難といった背景が見えてきました。

Q. 従業員の定着率向上に取り組む理由を教えてください。(複数回答可)
従業員の定着率向上に取り組む理由を教えてください。(複数回答可)
「その他」の回答
  • 働きかたについて会社として柔軟さを持つため
  • 従業員数が売上に直結するため
  • いつも募集=ブラック企業のイメージが定着してしまう

定着率向上に取り組む理由のトップ2は、「育てた人材を手放したくないため」「新規の採用が困難なため」といった結果になりました。

そして気になるのが、他社がどういった対策をしているのか?

取り組みの詳細について伺いました。

Q. 従業員の定着向上のため、行なっている取り組みがあればお教えください。(複数回答可)
従業員の定着向上のため、行なっている取り組みがあればお教えください。(複数回答可)
「その他」の回答
  • 諸待遇の見直し
  • 月1度、ランチ会で情報交換会
  • 社員旅行(旅費は会社持ち)

従業員の定着向上のため、行なっている取り組み、もっとも多く、49%の企業で行なっているのが「定期で行なう上司との面談」でした。

それぞれに取り組んでいる企業さまのより詳細について、コメントよりご紹介いたします。

定期で行なう上司との面談

  • 従業員の定着には、そもそもの採用の段階で自社への熱意、理解度、マッチング度をしっかり見極め、長く続けられるように採用する必要があると感じる。(東京都/IT・通信業)
  • 弊社の業務が各従業員にとって、マッチングしているかどうかの見極めが定着のカギを握ると考えている。(大阪府/サービス業)
  • 仕事の安定、給料きちんとした明記、やりがい、ステップアップの話など、定着してほしいための面談をしております。現場での悩みなども聞きつつ、仕事の意欲を持ってほしい。(岐阜県/不動産業)

歓迎会での交流

  • 他のスタッフとのコミュニケーションを高める事により、確実に定着率は向上可能かと思います。(滋賀県/小売・卸業)
  • 良かれと思って入社すぐに歓迎会をしたが、まだ人間関係が全く築かれていない時期で本人には苦痛だったよう。 本人の様子を見て、少し慣れたタイミングで開催してあげたら良かった。(愛知県/建設土木)

入社後の集合研修

  • 仕事の安定、給料きちんとした明記、やりがい、ステップアップの話など、定着してほしいための面談をしております。現場での悩みなども聞きつつ、仕事の意欲を持ってほしい。(岐阜県/不動産業)
  • 新人研修を行なうことで、中途採用でも同期ができる(東京都/ジュエリーメーカー)
  • 社の取り組みとして3か月フォローアップ研修をした結果、入社1年未満の退職率を3割削減できた。(埼玉県/総合物流)

導入研修(オリエンテーション)

  • 入職式などで他の部署とのスタッフとの顔合わせもでき、新入職員同士の交流も計れている。(京都府/医療・福祉)
  • 若手中心に教育を強化しているが、会社の指針などの理解などはベテラン層よりも進んでいるように思う(愛知県/機械設計)

定期で行なう人事(第三者)との面談

  • 入職後2ヶ月程度で辞意を申し出た職員と繰り返し面談を行い、法人の今後の姿や他施設との違い等を粘り強く説明した結果、「もう一度やり直したい」と辞意を翻し、今では積極的に業務に取組んでいる。(大分県/医療福祉)
  • 中途社員は過去の経験から前職と常に現職を比較していると思います。そのため、中途で入社したスタッフの前職での退社理由などを参考に面談で今の仕事に対する問題点など聞きだすようにしています。(東京都/サービス)
  • 定期的な面談を実施することで、特に不安・不満を持つスタッフの早期発見とモチベーション低下の改善に繋げることが出来た。(神奈川県/サービス)

メンター・ブラザー・シスター制度によるフォロー

  • 自職場や他管理グループで面談を行い、不平不満等も含めたヒアリングを行うことで、職場の改善点や課題を把握・対応することができた。結果的に従業員の方々の満足度向上につなげることが出来た。また、意見交換の場を設けることで、会社が従業員の方々の事を意識している、気にかけているということを印象付けることが出来た。(兵庫県/運輸業)
  • 仕事で抱えている悩みを共有し、個人の負担を軽減した。(東京都/会計コンサル)
  • 採用時に、メンター制度の有無などへの関心が高い。(東京都/イベント業)

「定期的なアンケート調査」「中途入社者コミュニティへの参加」「その他」

  • 年に一度自己申告書を提出してもらっている。(東京都/製造業)
  • 定期的に飲み会に誘い、不安なことがないかヒヤリング。それに対してのアドバイス等をするようにしている。(神奈川県/製造業)
  • 採用時に、メンター制度の有無などへの関心が高い。(東京都/イベント業)

最後に、「とても効果があった」という取り組みについて伺いました。

Q. 上記のなかで「とても効果があった」と感じる取り組みについて教えて下さい。
従業員の定着率向上に取り組む理由を教えてください。(複数回答可)

最も多く「とても効果があった」と回答が寄せられたのは「定期で行なう上司との面談」といった結果になりました。

また、次に多かった回答が「歓迎会での交流」です。近年では、お酒の場というより、誰でも参加しやすい社内での昼食・ランチ形式の歓迎会も増えているようです。

コメント欄には、ユニークな取り組みもお寄せいただきました。たとえば、「アプリを利用し交流する」「福利厚生や待遇、働き方の改善」「企業内託児所の設置」など。

ぜひ参考にしてみてください!

ちなみに、「入社後3ヶ月程度での早期離職」の場合、どのくらいが企業側の損害になっているかご存知でしょうか。

なんと退職者1人当たり200万円近い企業側の損失があるという試算(※)もあります。気づかないうちに、大きな損害になっている可能性が。

(※参考:エン・ジャパン 入社後活躍研究所 「なぜ人は辞めるのか? 退職を科学する」

いかに今後、定着率をあげていくかは事業にとっても重要な課題に。ぜひ参考にしてみてください。

また、今月もアンケートを絶賛実施中です!

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(engage 事務局白石)

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