細見工業株式会社の採用・求人情報

社長からのメッセージ

MESSAGE
お客様の想いをカタチにするため、日々、モノづくりに挑んでいます。
★会社を知る★
 博物館や美術館の展示ケースをオーダーメイドで製作

細見工業は1969年に設立しました。当初、板金工事事業を中心に請け負っていましたが、船の科学館内に展示する装飾金物の製作をきっかけに、ディスプレイ業界に本格参入しました。
 私たちが得意とするのはオーダーメイドの金物づくり。展示ケースや装飾金物、ディスプレイ用の什器やオブジェ、モニュメントなど、金属製品の加工・製造を幅広く手がけています。設計から製作、施工まで一貫して担う体制を強みとして、お客さまのニーズに合わせたモノづくりに取り組んでいます。
これまでに、博物館や美術館の展示ケースや商業施設のディスプレイ、駅の売店にある商品ケースなど、いろいろなディスプレイ製品をつくってきました。みなさんもどこかで当社の製品を目にしたことがあると思います。
なかでも、美術館・博物館用展示ケースは高い評価をいただき、2008年に葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定されました。このブランドは、区内の町工場から産み出される高い技術力でつくりあげた製品を【未来を照らす技】と認定し、全国に発信しようというもの。当社の製品がそのひとつに選ばれたことを誇りに思います。
2014年度には葛飾区の優良工場に認定。地域への貢献や優れた操業環境、先進的な取り組みを行っているとして表彰されました。取り組みが評価されてうれしいですね。 


★私たちの技術・開発する力★
 技術力とノウハウを駆使して、高度なモノづくりに挑戦

当社が製作する展示ケースのうち、約7割を占めるのが文化関連施設で使用されるものです。 
博物館や美術館などの文化施設の場合、展示ケースに収められるのは、重要指定文化財や歴史的価値の高い美術品ばかり。ですから、展示物の劣化を防ぎ、最適な保存状態を維持する高い機能性が求められます。デザイン性や使い勝手の良さはもちろんのこと、耐震性、防犯性にも優れていなければなりません。
そこで生きてくるのが、当社がおよそ半世紀に及ぶ歴史の中で培った、技術力とノウハウです。発注元のお客さまと相談しながら、展示物の特徴や設置条件、展示ケースが設置される場所の温度や湿度、採光なども綿密に計算して設計を行います。その上で、各工程を担当する従業員たちで製品をつくりあげていきます。
なかには展示物や設置場所が決まっていない状態で受注することもあります。そうした場合も、これまでの経験や職人の勘を頼りに、お客さまに満足していただける製品に仕上げられるよう力を尽くします。 
現在、文化施設関連の展示ケースを手がけるのは、大手メーカーがほとんど。そのなかにあって、細見工業は独自の技術力とノウハウを糧にモノづくりに挑んでいます。


 ★働きやすい職場★
 従業員同士が助け合い、「ありがとう」が響き合う、思いやりにあふれた職場

細見工業が何よりも大事にしているのは思いやり。人は支え合って生きています。製品ひとつをつくるにしても、そこにはたくさんの人たちが関わり、みんなの力が集まって、ようやく完成となります。モノづくりには互いを思いやり、感謝する気持ちが大切なんです。
 社内では、従業員たちが助け合う姿がしばしば見受けられますね。各自分担して業務に携わっていますが、ある担当者が苦戦しているのを見たら、他の従業員が「おれが手を貸そうか」と率先して声を掛けています。
 助けられた当人は相手に感謝し、別の機会に誰かが困っているのを見たら、今度は自分がサポートを申し出る。そんな光景が日常的で、互いに「ありがとう」と感謝しあう姿を見ると、とてもうれしく思います。 
私にとって従業員は家族と同じくらいに大切な存在。代表取締役として、従業員一人ひとりの人生を担う責任があると感じています。やりがいをもって安心して働けるようにサポートしたいですね。早朝出勤制度もその一つです。仕事とプライベートのバランスをとりやすくするために採用しました。朝、早く出勤した時間分を繰り上げて退社できるので、育児、介護、趣味などに利用する社員が増えました。
また、新入社員の教育にはとくに力を入れています。部署や年代ごとの教育ではなく、社員の将来を見据え、存在意義を向上していくための教育です。そして、力を十分に発揮できるような役割を任せています。


★私たちの強み★
 多能工制度を採用し、互いの立場を理解することで、モノづくりに厚みが

「細見工業さんは確かな技術力をもっているよ」。お客さまからそう評価していただき、口コミをきっかけに新しいお客さまとの取引が始まることも多いですね。 
製品をつくり、お客さまに納品したら案件完了となりますが、当社では納品後のおつきあいも大切にしています。製品を使い始めると、疑問や問題が生じることもありますから、そのときは相談に応じています。
また、「お客さまからこんな質問が寄せられるかもしれないな」と想定される事案については、あらかじめ対策を考えておきます。納品後、質問が寄せられた際にご提示すれば、やりとりもスムーズですから。お客さまから寄せられる声はとても参考になるので、今後の製作に生かしています。 
当社には、20歳代の若手から70歳代の大ベテランまで、幅広い年齢層の従業員が在籍しています。 複数部門の業務を行えるスキルを備えた人材、すなわち多能工を育てたいと、従業員には営業から設計、製造まで幅広い業務を経験してもらいます。その後、適性や希望に合わせて担当業務を決定します。 
従業員は皆、一連の業務について把握しているので、「自分の領域はここまで」と限定せず、互いの立場を理解し、気持ちを汲んで仕事を進めることができます。こうした一枚岩のような体制だからこそ、お客さまからの信頼が高まり、モノづくりに厚みが出てくるんです。これからも新しい技術が生まれる中で、日々歩みを止めることなく挑戦していきたいですね。
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