私たちは、働く人に「ワークライフバランスが確保されていること」を約束します。
「ワークライフバランス」とは、仕事と生活のバランスが取れているということ。
従業員の皆様により充実した人生を送っていただくために、当社では様々なことに取り組んでおります。
〇育休制度の採用
出産時、出産後もより安心して仕事に励んでいただくために、育休制度を採用しております。
過去に使用された実績もあり、今後は男性の育休という目線でも制度を活性化させたいと考えております。
〇パート社員という働き方
パート社員というのは、フルタイム勤務ではなく、自らが希望する希望時間、希望曜日に就業することができる制度です。
当社でもこちらの制度を採用しておりますが、勿論パート社員にも賞与を出しており、有給休暇制度も採用しております。
出産直後の方や、お子さまが小さいので、保育園のお迎えがあって早く帰りたい方などなど、様々な事情でフルタイム以外の働き方をしたいという方のご希望に柔軟に対応した形を採っております。
また個々人の希望に合わせた就業時間を採用しており、例えば定時から30分遅れての就業開始で、あとは定時まで仕事をする方や、定時から1時間遅れての就業開始で、仕事は15時までなど、柔軟に対応しております。
〇製造現場での残業というものを減らすためにも
当社の方針として、残業を夜遅くまでして仕事を終わらせることを重視せず、定時内で如何に効率よく仕事を終えられるかを重視しております。
そのため、製造工場は定時になると一斉に仕事を終えて帰ることがほぼ毎日のため、タイムカードを押すのを待つ従業員の行列ができるほどです。
また繁忙期にはある職場で残業をして製造を間に合わせておりますが、残業時間は1日1時間と決めております。
また希望制を採用し、掲示板に従業員の名前と日付を記載した紙を掲示し、自分が働きたい日に印を付けてもらう形を採用しております。
かつてはその職場で繁忙期に1日2,3時間残業して一気に在庫を作るということも行っておりましたが、そこからの改善を図るために、繁忙期より前の時期から生産計画に沿って多めに在庫を作るようにし、現在は長くても1日1時間の残業にするという形に変更いたしました。
正直申し上げると、残業代で生活代を稼ぎたいという方には向いていない会社かもしれません。
けれども、決まった時間に帰って帰宅後の生活を充実させたいという方には向いている会社だと考えております。
〇工場以外の事務所での残業を減らすためにも
製造工場以外の事務所の残業というものも、新事務所になったことを契機に改善に取り組み始めました。
かつては事務所の鍵を持っている人が多数おりましたが、新事務所にした際に、最後に鍵を閉められる従業員数を従来から減らす形を採用。
特に残業時間の長い社員が鍵を持っていると長時間残業を選択すると考え、その社員は鍵を持てない形に変えました。
また鍵を持っている数少ない従業員に対しては19時前後には鍵を閉めるようにという方針を設定した上で、ルールを徹底するように伝えております。
かつては20時や21時まで残業している社員もおりましたが、物理的に19時前後には閉まるようになったので、社員の意識も19時までに如何に仕事を終えさせるかという意識に変わったように感じます。
勿論こういった社員は事務所内でも一部となっており、基本的には若手社員を中心に定時から30分以内に退社するように促しております。
〇「ここに入ったらたまには良いこともあるな」と思ってもらうために
当社では、社員に喜んでいただけるように様々な行事を行っております。
(1)鏡開きでのぜんざい振舞い
1月の鏡開き時には、各職場でその年の安全を祈願して飾っていた鏡餅を回収し、その餅を入れたぜんざいを作っております。
それを社員に無料で昼食時に振舞い、日本の伝統を忘れないよう行っております。
(2)初午祭でのお供え物を持って帰っていただく
初午祭とは、当社社内で祀っている神様(商売繁盛を願う神社として有名な京都の伏見稲荷大社からいただいた分神を祀っております)に対し、年に1度今年も良い方向にいくようにと願う神事のことです。
実際に当社の近くにある神社の宮司様にお越しいただいた上で神事を執り行っております。
その場で神様に様々なお供え物をするわけですが、神様からそれらを頂くという名目で、社員1人1人にお供え物を持って帰ってもらっております。
それらを通し、商売繫盛の神様が祀られている意味を感じてもらうようにしております。
(3)年に2回の懇親会
当社では、社員同士で集まってこれからも頑張っていこうという名目で、全社員が参加する懇親会を年始めと年度始めに行っております(コロナウイルスにより、ここ最近は行えておりません)。
懇親会といっても、当社の懇親会は他社とは一味違います。
まず、居酒屋などに出向かず、社内の食堂で行います。
会社でオードブルや飲み物、お酒を購入し、それらをテーブルごとで食べる形を採っております。
また、就業時間内に行う上に、その間は給料が出ております。
就業時間内に行うのは、社員の皆様に就業時間後の生活が各々にあるため。
たまにはこういった会を開いて連携を深める機会を作りたいという部分も持ちながら、社員にとって良い形を模索するにはどうしたらいいか。
その答えがこの懇親会だと感じております。
(4)誕生日プレゼントを会社から
毎年1回は必ず迎える誕生日。
その誕生日を迎える月に、会社からプレゼントを贈呈しております。
といっても会社が選ぶわけではなく、ある百貨店のカタログから、お好きな物を社員に1つ選んでいただく形を採っております。
プレゼントの種類は30~40種類ほど。
様々な物のなかから、毎年変える人もいれば、同じ物を選ぶ人もいたりと、自由に選べる形を採用しております。