20代~30代のエンジニアリング好きが、いつも新しい技術に挑戦している
システム開発会社は数多くあるが、開発が好き、プログラムが好きというメンバーが集まっているのが株式会社GIB Japanである。Pythonを使用した機械学習システム開発、Laravel + Vue.js + AWSを使用したシステム開発を得意としており、受注案件の8割~9割が最新技術やこれまでにないサービスやシステムの開発とのこと。CEOの宮本圭一郎氏は、「経営者がみんな生粋のエンジニアということもあり、新しいことにチャレンジする案件が多い」と語る。提供するエンジニアリングサービスとしては、SESと受託/ラボ型開発が半々の割合。必要に応じてコンサルティング、マーケティング、要件定義から設計、実装、テスト、納品、運用までワンストップで提供している。
高い開発力を支えているのは、20代~30代のエンジニア達。探求心旺盛で、技術に関してこだわりが強い。ひとたび技術の話題が上がれば、会話やチャットが延々と続く。また、趣味もプログラミングという人も多い。例えば、競技プログラミングで上位7%が取得できる青色ランクの社員も。それに感化され、ほかの社員も競技に参加するようになり、今、社内でちょっとしたブームになっている。また、個人でWebサービスを開発して、公開している社員もいる。実は、CEOの宮本氏も、プライベートでサービスをつくっているとか。エンジニアが自由に活動できる環境なのも頷ける。
同社に転職してくるエンジニアも、技術の追求のためという人が多い。同社ではスクラム開発やドメイン駆動設計等、開発における新しいアプローチもどんどん取り入れて、実績を残している。「近年トレンドになりつつあるマイクロサービスアーキテクチャについても情報を提供できる」と宮本氏。このような新しい知識や技術は、社内のチャットツールで随時共有されている。また、IT関連書籍のライブラリも充実している。「知識は土台。土台がなければ、上に積み上がらない」というのが宮本氏の考え。経験上、企業の成長スピードと、ライブラリの大きさは比例しているとのこと。今後もますます充実させ、学べる環境を整えていくという。