株式会社エフアンドエムの採用・求人情報

【Case1】
ある地銀の渉外担当の方からご紹介いただいた企業様。取引実績はなく今後融資の提案をしていきたい大型プレス加工の企業様でしたが、言葉を選ばずに言えば、マイナスのスパイラルに陥っておられました。

設備投資の遅れで生産性が落ち、評価制度が確立していないことで有能な社員が辞めていく。
お話をお伺いして提案したのは、ものづくり補助金の申請支援と人事評価制度策定です。
まずは補助金を申請し、採択されれば設備投資を行って、評価制度策定はその後に取り組むというロードマップを提案しました。
ものづくり補助金の申請は、以前申請されて不採択だったことから二の足を踏まれていましたが、話に耳を傾けてくださり、もう一度チャレンジしてみようと。これがすべての始まりでした。

申請が採択され、設備投資が実現したこと。そのことで機運が高まり逆向きに働いていた力が正常に動き出しました。一年経った現在は、人事評価制度策定を進めています。
この契約が成立したことで、紹介元の金融機関には口座が開設され融資が実行されました。

経営者、エフアンドエム、金融機関の三者が力を合わせるからこそ実現できる取り組み。
これが私たちの仕事です。

【Case2】
信用金庫様より、まだ融資の取引のない運送業の企業様をご紹介いただきました。
順調な本業の成長に伴って仕事量が増加し、人手の確保や働き方改革への対応などの労務整備に課題をお持ちでした。

そこで、求人票分析や経営者視点での就業規則の見直しなどをご提案してご契約いただき、人材採用、公的支援の活用に向けた情報提供を手始めに、労務の領域を広くご支援することになりました。

数か月が経過したとき、売上が増加したことで必要な運転資金が増え、手元に充分な資金を確保できていないという課題が表面化。
資金繰りを確認してみると、早晩1,500万円の資金調達が必要になるという結果でした。
社長は「エフアンドエムと出会うきかっけを作ってくれたから」と、資金は紹介元である信用金庫様から調達していただけることに。

信用金庫様にも喜んでいただけましたし、社長にもより力強く事業を推進していく後ろ盾をいただけて、これこそがバックオフィスを幅広く支援できる醍醐味だと思っています。

【Case3】ものづくり補助金申請支援
社長とご子息のお2人で金型の製造を行われている会社様のケース。

あるとき、技術力の高いこの企業に取引先から大型案件の打診があったそうです。しかし、自社の設備が古くて能力が低く納期内に製造できないため、泣く泣くお断りせざるをえませんでした。小さな会社でしたので資金に余裕がなく、高額な最新設備を購入できなかったのです。

社長は、近いうちにご子息に事業承継を行いたいと考えておられましたが、このままでは廃業せざるを得ない状況でした。そのタイミングで、当社がものづくり補助金の申請支援を行い、採択が決定。設備を刷新し、大型注文にも対応できる体制を構築できました。

現在では売上が1.5倍に増え、新たな従業員も採用されています。「会社の未来に希望が見えた」と社長からいただいた感謝の言葉が今でも忘れられません。

【Case4】ものづくり補助金申請支援
辛子明太子を製造している企業様のケース。

審査会で5年連続2つ星を獲得されるほど評価が高く、飲食店への卸売・駅や空港でのお土産販売をされていました。しかし、このコロナ禍で大打撃を受け、通信販売へシフトせざるを得ない状況でした。

しかし、味へのこだわりの強い企業様です。品質を落とさず冷凍できる特殊冷凍装置、自動計量機、封入機などが必要になります。そこで、補助金申請にチャレンジし、無事採択されました。

「これで雇用を守れそうで、ホッとしたよ」と、本当に安心されていました。私たちがご支援できるのは、ごく一部の企業様でしかありません。「ご縁があった企業様は必ず全力でご支援しなければいけない。」そう感じさせてくれた、社長様の一言でした。