木曽地域の暮らしを支えるということ
ある冬の寒い日、事務所で仕事をしていた私に
いつもお世話になっているお得意様の
おばあちゃんから一本の電話が入りました。
「エマさん、急にお湯が出なくなっちゃったの。
ちょっと見に来てもらえないかな…」
外を見ると雪がチラチラと舞い始めています。
「寒そうだなぁ…」と思う一方、お湯が出なくなったおばあちゃんの
困っている顔が頭に浮かび、道具を整えてすぐにお宅に向かいました。
お宅につくと、そこには困り顔のおばあちゃん…
「もう大丈夫だよ」と声をかけ、
予想されるボイラーのトラブル箇所をチェック。
幸いにも手持ちの部品で修理が可能なことが分かり、
「安心してよ、治るからね」と声をかけたとき
不安でいっぱいだったおばあちゃんに笑顔が戻りました。
「ありがとう、本当に助かったよ」
私たちの仕事は地域に住む方々の
ライフラインを守り、安心を届ける仕事です。
時には冬の寒い空の下、現場に行かねばいけない時もあります。
ですがお客様に「ありがとう、助かりました!」と言っていただき、
その対価の報酬をいただけるこの仕事を誇りに思っています。
私たちの会社のある信州木曽は
都会のような便利さはないですが、豊かな自然と
歩いていると知らない人でもあいさつしてくれる
「人の温かさ」があります。
そんな木曽地域の暮らしを守る。
時代が変わろうとも人の手が生む技術は普遍的なものです。
技術者として地域の方々を支える仕事をしたい。
そんな思いがあれば、ぜひ当社で実現してください。
株式会社 エマ商会
代表取締役
依馬 邦夫