先輩社員インタビュー：設計部門
【ーQー担当業務を教えてください】
私が担当しているのは電機回路設計業務です。この業界を知らない人にもわかるように説明すると、家についているブレーカーの大規模なものを作っているようなイメージですね。そのブレーカーの回路部分を設計していきます。
設計はハード・ソフトの両面から行う必要があります。当社でも電機回路設計の業務は両方行いますが、どちらかというとハードの方が中心ですね。ただし、ハード・ソフトいずれも電機回路設計の基本となる部分は似ているところがあります。
大手電力会社などの各エンドユーザーさんによって様々な方針があり、使用環境や重要度等様々な状況に応じて、ハードによる比率を高めたり、ソフトによる比率を高めたりなど、柔軟に対応していきます。
回路の設計作業は、デスク上でPCを操作して行います。
当社の仕事は、技術者を大手電機メーカに派遣して作業するケースが多いため、派遣先の立場として出張時も立ち振る舞う必要があります。その点は少し特殊なところですね。
【ーQー社外で行う業務はありますか？】
出張等社外で行う作業はそれほど多くはありません。年に2回程度ですね。出張の際も、普段の電機回路設計の業務とやることは大きくは変わりません。
出張先での作業環境は、危険な場所での作業はないので心配ありません。
【ーQー仕事で面白いと感じるのはどんな時ですか？】
多くの人が関わり合って全体の電機回路制御を作っていくため、すべて完成した際は大きな達成感があります。
派遣先の会社内で、ある程度完成したものを関係者全体で見直す会議があるのですが、その場で様々な立場の人から、「この配置ではメンテナンス作業ができない」といったような利用シーンを想定した修正依頼が出てきます。そうした多くの修正を経て完成した際には、大きな達成感が得られますね。
設計の視点だけでは想定しきれない内容もあり、実際に組んでみてはじめてわかるような内容もあります。全く同じものを作ることはないため、毎回新しい発見や勉強がありますね。
また、自分が関わったものが長い期間残っていく業界でもあります。私はまだありませんが、入社当時に関わった仕事に、メンテナンス業務で10年後に関わるといったこともあるそうです。先輩社員の話ですが、以前関わった仕事に再度関わる際には、不思議な愛着がわくこともあるようです。「こいつまだがんばってるな」といった具合にですね。（笑）
過去の図面を見返した際に、先輩社員のサインが残っていることもあり、長く残っていく仕事ということを実感するシーンは多いですね。
【ーQー会社の雰囲気を教えてください。】
当社の社内の人には安心して相談できるという雰囲気ですね。この点ははっきりと言えるところです。
社長にも気兼ねなく相談できる雰囲気なので、変に堅苦しくする必要は全くありません。
大坪社長：そうだよね。でも僕がいない方がよければ席外そうか？。
いえ、同席したままで大丈夫ですよ（笑）
先輩社員が技能試験等の受験対策のために無償で教えてくれて、受験対策もしてくれたときはとてもありがたかったですね。社員の人たちは教えることには積極的なので、この分野に経験のない人でも安心して仕事ができると思います。
私は大手電力会社に出向して作業するという環境ですが、先輩社員の方が築いてきた信頼もあって、非常に自由にさせてもらっています。
例えば食事のときは一人で自分の席で食べても構いませんし、食堂でとっても構いません。業務中に敷地内にあるコンビニエンスストアにちょっと寄ってくることも可能です。
【ーQー働きやすさを感じるシーンはありますか？】
働きやすさという点では、休みがとりやすいというのはありますね。
忙しい時期は忙しくなりますが、繁忙期以外であれば、事前に申請すれば休みを取りにくいと感じることはありません。
体調が悪いときにはすぐに休むこともできます。
気が付ければ有給休暇が足りないくらいと感じるくらい休暇を取っていることもありますね。
社員の皆さんも休みの日を利用して行楽地に出かけたり、子供との時間を楽しんだり、それぞれにリフレッシュしているみたいです。
休日に社員同士で遊びにいったり飲みに行くこともあるようですね。
でも無理やりの強制する人はいないので、会社でのコミュニケーションが負担に感じるようなことはありません。
参考情報：当社有給休暇消化率
・80％以上有給休暇消化社員数：29人
・内100％有休消化社員：16人
※2022年8月時点、全社員数45人
【ーQーちなみに休みの日を有意義に使った体験などはあれば教えてください。】
私は美術館に行くのが好きなのですが、有給休暇を取った際に、日帰りで大阪の美術館に行って、ラーメンを食べて帰ってきたときがありましたね。往復新幹線だったので3万円くらいかかりましたけどね。
大坪社長：楽しんでるね。いいじゃない。なんでタコ焼きも食べてこなかったの。（笑）
【ーQー可能な範囲でプラベートでの過ごし方などを教えてください。】
基本は休んでいたい、ゆっくり休暇を取りたいというのが一番ですね。
それ以外では、美術館に行くことが多いです。中でもヨーロッパの印象派の分野が好きなので、関連する展覧会にはよく行きますね。
また大学時代には日本史を専攻していたこともあり、仏像にも興味があります。
最近では日本史の教科書にも出てくる空也像（空也上人立像）を見に行きました。あれは非常に良かったですね。
当社では休みがとりやすいので、プライベートは大事にできると思います。
ただ、忙しい時は忙しいので、休めるときにはしっかり休んで、余裕があるときには忙しくなる時を見越して繁忙期が楽になるような計画的な仕事の進め方ができるといいと思いますね。
【ーQー最後に、どんな方と一緒に仕事がしたいですか？】
ネガティブな感情をため込まないような人と仕事ができるといいですね。
出向先の業務でも、繁忙期にはやるべきことが非常に多くて大変に感じることもあります。
作業は分担がしにくいところがあるので、他の人にちょっとここを手伝ってほしいというようなことが工夫がしにくいんですね。
多くの人が関わっているという点で、自分の進捗の遅れが周りに迷惑をかけてしまうという不安を感じることがあるかもしれません。
自分で作業見通しや優先順位付け等を淡々と処理できる人にとっては、自分のペースで業務が進められるという視点もあると思います。
もし新しく入社される方と一緒に働く機会があれば、進んで気になることを言ってもらいたいと思っています。
未経験の人の意見が参考になることや解決策につながることもあるので、積極的に疑問に感じたことやおかしいと思ったことは言ってもらいたいですね。
