デルタプリントが考える印刷企業のあるべき姿
近年の急速な情報化に伴い、世の中に様々な情報伝達ツールが誕生しました。
1990年代のWindowsパソコンの開発から始まり、2000年代の爆発的なインターネット普及、更にはスマートフォン端末のコミュニティーツールや電子書籍など、以前は手紙やチラシといった紙媒体が使われていた情報伝達手段がデジタル媒体へと変化してきました。
このような社会の変化に、多くの印刷会社が頭を抱えていることは否定のしようがない事実です。しかし、紙を使った情報伝達手段にはいくつもの優位点があり今後も印刷産業が無くなることはないでしょう。例えば、スクリーン上では再現が難しい「読みやすい文字」、専用端末やソフトウェア/アプリケーションを使わず誰にでも伝えられる「伝達の容易さ」、用紙の特性を活かした「素材感」によるイメージの伝達などが挙げられます。今後の印刷業界の課題は、上述のような“紙の持つ大きな可能性”をお客様にしっかりとご理解頂くことだと考えております。
とは言え、デジタル媒体にも多くの利点があり、紙のみを使用した情報伝達手段に固執する必要はありません。世の中のニーズに合わせて業態変革をしていくことは、企業として当然のことだと考えております。
弊社デルタプリントは、従来の印刷会社というモノ作り企業に留まらず、情報産業における一企業として、特定の手法・媒体に捕らわれることなく本当の意味での顧客満足を目指します。
【取締役社長 池田 豊隆】