以前は転職魔?!いまや大勢のDFEスタッフをまとめる:職位3 有田さん
ディレクターという立場でDFEのスタッフをまとめる職位3の有田さんは、なんと高校生と中学生のお子さんを持つママさん。
有田さんご自身の経歴やお仕事のお話をはじめ、DFEの特徴である職位についてもご説明いただきました。
*評価制度は明文化。トレンド感度の高い会社*
――有田さんは職位3ということですが、まずは「職位」について教えていただけますか。
有田:はい。多くの企業では部長や課長などといった役職があると思いますが、DFEでは「職位0~3」という評価制度を取り入れています。職位によって仕事の内容が変わるのですが、ざっくりいうと以下のような立場です。
職位0:未経験入社は0からスタート。職位1のアシスタントや見習いをしながら経理の仕事を学ぶ立場
職位1:経験者は1からスタート。通常の業務をおこなう、パンチャー、作業者とう立場
職位2:通常の業務を管理したり回したりする、チームリーダー、責任者という立場
職位3:職位0~2の人たちを管理するディレクターという立場
DFEでは「この業務をどこまでやると評価が上がります(または下がります)」と明文化されていて、評価が上がれば職位も上がります。同じ職位の枠のなかでも、評価によって給与は上下。給与テーブルも明確に開示されています。頑張れば頑張るほどお給料もアップし、職位も上がるのです。
――これほど明確だと、やる気もでそうですね。有田さんのような職位3の立場の方も、評価があるのですか。
有田:はい。通常業務をおこなう職位0~2のスタッフを管理するのが、私たち職位3・ディレクターの主な仕事です。アウトソーシングは人件費、つまり原価率をいかに下げられるかが重要ですから、誰がどの仕事にどれくらいの時間をかけて作業するかをうまく組み合わせなければなりません。職位3は、自分のチームがどれくらい頑張れたのかが自分の評価になります。残業になればその分人件費はかかってしまいますので、チームが残業にならないようにすることも、私たちの評価となるわけです。
――なるほど。チーム一丸となって頑張れる仕組みができているのですね。こういった評価制度は以前からあったのですか。
有田:いいえ、導入されたのは2年ほど前です。評価制度の詳細はすべて明確に書かれているのですが、導入したばかりのころは理解するのが難しく、やっていくなかで理解していきました。評価制度だけでなく、DFEはトレンドのものをどんどん取り入れて業務に活用しようという姿勢の会社です。社長や副社長の情報感度が高く、やってみてダメならやめればいいという考え。たとえばタスク管理ツールは他社に「何それ?」と聞かれるくらい前から活用していますし、チャットGPTやDX化などもかなり早い段階から取り入れていました。そういった柔軟な考え方もDFEの魅力だと思います。
*数々の転職を経て、経理の道へ*
――有田さんがDFEに入社されたのは、どんなきっかけなのですか。
有田:私、じつは転職魔だったんです(笑)。DFEに入社するまでいろいろな仕事をしてきました。直近の前職は百貨店の社員。当時、私の父が闘病をしていまして、会社(百貨店)に「介護をしたい」と申し出たのですが、加味してもらえず、それを機に退職することを決めました。退職後、ハローワークで職業訓練校を紹介してもらえるのですが、百貨店では売り場責任者を任せられることが多く、売上や在庫の管理などをしていたので「簿記でも学んでみようかな」と、経理の学校を紹介してもらうことに。その学校というのが、以前DFEが運営していた経理の学校です。その後「うちで働きませんか」とスカウトしていただきました。
――ひょんなことから経理を学ぶことになり、あれよあれよと入社が決まったのですね。
有田:そうですね。子どもが小さかったこともあり、最初はパート勤務からスタートしました。数年パート社員として勤務した後「社員になりませんか」と声をかけていただき、社員として働くことに。今までの私の働き方を見て評価してくださったということが、とても嬉しかったですね。
――当時は現在のような評価制度もなかったのですよね。
有田:はい。今とはまったく違う仕事のやり方をしていました。毎日遅くまで残業していましたし、家にはシャワーを浴びるために帰るだけという日々が続くこともあるほど。プレイヤーが少なかったこともありますが、当時は誰がどんな仕事にどれくらい時間をかけているのかわからなかったため、カタカタ音がしていればやっているという気がしていたんです。それを可視化するツールを導入したことで、激変しましたね。そんなDFEの変革期を経たからこそ、職位3という立場になった今、子育て中のワーキングママさんにはきちんと定時に帰れるような制度を整えていかなければならないと思いますし、そうでなければ会社も存続できない時代だと思います。
*子育てと仕事は似ている?!職位3のやりがい*
――職位3・ディレクターというお仕事について、もう少し教えていただけますか。
有田:はい。職位3になると、通常の入力業務などをすることは少なくなります。新しいお客様にお会いしてヒアリングし、見積もりをつくるなど、営業に近い仕事がディレクターです。その後は営業が契約などをおこないますが、原価率や売り上げの確保はディレクターの責務。自分のチームの誰にどんな仕事を担当してもらうのか、どうすれば効率的なのかなど、うまく当てはめていかなければなりません。職位3は製造業でいう工場長のような立場だと思います。会社に利益をもたらしながら、チームみんなが気持ちよく仕事ができるよう、そしてもちろんお客様に喜んでいただけるように、最善をつくす仕事です。
――有田さんがお仕事にやりがいを感じていらっしゃるのが伝わってきますね。
有田:そうですね。職位1や2のときにしか感じられなかった経理のやりがいもありましたが、その時々を経て、今は職位3という立場でまた違ったやりがいを感じています。個人的に職位3の仕事は、子育てとよく似ている部分があると思うんです。こちらの意思を伝えるにはどうしたらいいのか。人に理解してもらうにはどのように伝えればいいのか。感情を抑えて話したり、順を追って話したり。私生活のヒントになったり、逆に私生活がヒントになったりすることもあります。チームのメンバーにはいつもこう伝えているんです。「私は偉いわけではない。ただみなさんを管理する立場にいるだけ。私に忖度する必要はまったくない。私にゴマをすったとて、なんともならないですよ」と。垣根なく接してくれているメンバーには、いつも感謝しています。
――いい関係性が築けているのですね。では最後に、DFEで働きたいとお考えの方へメッセージをお願いします。
有田:DFEは、性別も年齢も経験も関係なく、ガッツがあれば上を目指せる会社です。スタッフのほとんどが未経験からスタート。半分がママさんということもあり、面倒見のいい人が多いと思います。未経験だからといって経理を諦めず、ぜひチャレンジしていただきたいです。ぜひDFEの仲間になってください!
――明文化された評価制度のあるDFEでは、自分が何をすべきなのかが明確ですし、そのなかでイキイキとお仕事をされている有田さんのような上司の存在は、これからDFEへの入社をお考えの方にとって、大きな目標となりますね。有田さん、本日はどうもありがとうございました。