勤続10年!仕事と育児に奮闘中のワーママ:職位1 中辻さん
今回お話を伺ったのは、DFEで働きはじめて約10年という中辻さん。3歳のお子さんを持つ働くママさんです。
8割以上が女性スタッフ、その約半分がママさんだというDFEでの働き方や、ご自身が感じる仕事のやりがい、10年在籍しているからこそわかる会社の成長などをお聞きしました。
*「手に職をつけたい」という思いから、営業から経理へキャリアチェンジ*
――まずは中辻さんがDFEで働くことになったきっかけを教えてください。
中辻:前職では営業をしていました。営業という仕事にも面白さを感じてはいましたが、力をつければつけるほど、つまり商品が売れれば売れるほどノルマが増えていき、そして商品が変わればまた1からのスタート。当時の私は、どこまでいってもまた振り出しに戻ってしまうようなジレンマを抱えていたのです。もっと変わらない”手に職”のようなものを身につけたい…そんなことを漠然と考えていました。
――それで選ばれたのが「経理」なのですね。もともと経理の知識はあったのですか。
中辻:いいえ、ありません。当時は「経理さんってどんな業務をしているのだろう」と思っていたくらい、経理とは無縁でした。そんな知識ゼロの私が経理について学ぼうと一念発起し門を叩いたのが、DFEが以前運営していた経理の学校です。ここで経理会計について学んだのち、DFEに入社することになりました。それが約10年前です。
――未経験での入社に、不安はなかったですか。
中辻:ないと言えば嘘になりますが、答えのない営業とは違い、経理にはある程度の答えのようなものがあります。最初はもちろん慣れない作業に戸惑ったり時間がかかったりもしましたが、周りの経験豊富なスタッフの方々に助けていただきながら、少しずつステップアップしていくことができました。場数を踏めば力もついていき、だんだんとコツがわかってきます。おのずとスピーディーに処理ができるようになり、自分の成長も感じることができる。それが経理の魅力でもあると思います。営業の時は「稼げ稼げ」と言われましたが、経理になってから「節約っていいな」と思うようになりました(笑)。精神的に余裕ができたのも、経理職を選んでよかったことのひとつです。
*多くの企業の経理に携われるのが、経理アウトソーシングの面白さ*
――中辻さんは「職位1」ということですが、どんなお仕事をされているのですか。
中辻:職位1は基本的にキーパンチャー、作業者です。お客様の情報を仕分けしたり入力したりするのが主な業務。DFEのオフィス内で作業することもありますし、自宅でリモートワークをすることもあります。またお客様の会社を直接訪問し、経理業務をさせていただくこともあります。ひとつの場所にずっと固定でないのも、経理アウトソーシングの面白さですね。
――お客様の会社を訪れるのは、緊張しないですか。
中辻:もちろん最初はとても緊張します。でも当社に依頼してくださるということは、何かしらお困りごとを抱えているお客様がほとんどです。お手伝いさせていただくことでお役に立てている実感もありますし、私たちの持っているスキルや情報をお伝えすることで飛躍的に効率が上がることもしばしば。経理のプロであることに自信を持って訪問しています。
――なるほど。やはり訪問してみると、非効率なやり方をしている企業もありますか。
中辻:そうですね。昔から脈々と受け継がれてきたやり方で業務がおこなわれているケースも少なくありません。今は便利なツールもありますので、そういったツールを導入したり少しやり方を変えたりするだけで、スムーズに作業が進むことも多いです。私たちが持っているスキルをお伝えし喜んでいただけることは、とても嬉しいですしやりがいも感じますね。逆に「こんな方法があったのか」と気づかされることも。多様な経理業務に携わり、いろいろな方法ややり方を学ぶことができるのも、経理アウトソーシングという仕事の大きな魅力だと思います。
*独身・結婚・出産・育児…ライフステージが激変した10年間*
――中辻さんがDFEに入社された10年前と今を比べると、ご自身はどんな変化がありましたか。
中辻:激変しています(笑)。入社当時は独身でしたが、結婚、妊娠、出産、約1年の育休を経て、現在は3歳の子どもの育児と仕事の両立に奮闘中です。毎朝なかなか起きない子どもを叩き起こしながら支度をして、保育園に送り届け、9時に出勤。仕事が終わる18時きっかりに子どものお迎えのためスタートダッシュです。帰宅後、私と子どもがお風呂に入っている間に、夫が夕食をつくってくれているので、それから夕食。洗濯をしたり子どもと遊んだりしていると、気がつけば就寝時刻…と目まぐるしい毎日ではありますが、夫と協力し、会社にも助けていただきながら、充実した日々を過ごしています。育児と仕事が両立できるのも、残業のないDFEだからこそ。また子どもの具合が悪いときには、リモートワークができるのも助かっています。
――昔からDFEは、育児と両立しやすい体制が整っていたのですか。
中辻:いいえ。正直言いますと、以前は終電がなくなっても業務が終わらないということもあるほど。残業があることは当たり前でした。DFEは昔から社長の根本的な考えは変わりませんが、時代に合わせ、たとえばDX化やツールの導入などやり方をごっそり変えることがあります。導入直後は多少戸惑うこともありますが、慣れてくれば業務効率が目に見えて向上してくる。だからこそ残業ゼロを実現できていますし、従業員の私から見ても非常に柔軟な会社だと思います。
――DFEの成長を、中辻さんは目の当たりにされているのですね。
中辻:そうですね。ソフトだけでなくハード(オフィス)も変わりました。現在は北新地にあるWeWorkにオフィスがあり、快適な環境で仕事をすることができています。コーヒーや紅茶なども自由に飲めるのですが、WeWorkのコーヒーがとってもおいしいんです。集中して作業していると、ときには行き詰ってしまうこともあります。ちょっと気分転換したいときなどに、いつでもおいしいコーヒーが飲めるって結構重要なことなんだと、このオフィスに移り実感しています。
――職場環境って大切ですよね。羨ましいです!では最後に、これからDFEで働きたいとお考えの方へメッセージをお願いします。
中辻:私も未経験からDFEで経理キャリアをスタートしました。どこかの会社の経理に入社すると、その会社以外の経理を知ることはできませんが、DFEでは多くの会社の経理業務に携われるので、いろいろな方法ややり方を学ぶことができます。もちろん最初は不安もありましたが、先輩社員さんがしっかりフォローしてくれるので大丈夫です。またDFEには私をはじめ働くママさんがたくさんいます。経験がなくても子どもがいても、DFEならしっかりとキャリアアップすることができますので、ぜひ一緒に働きましょう!
――DFEへの求人応募をお考えの方のなかには、これから家庭を持ちたい、子どもが欲しい、自分も子育て中だ…という方も多いでしょう。小さなお子さんの子育てをしながらパワフルに働く中辻さんの存在は、そんな方たちに、きっと大きな勇気を与えてくれますね。中辻さん、本日はどうもありがとうございました。