マインドフルネスとは?今注目される背景と活用法を徹底解説!

ストレス社会と言われる現代において、従業員の心身に対するサポートに力を入れている企業は少なくありません。また働き手の流動が激しい昨今では、メンタルケア対策を行っている場合も多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、近年さまざまな業界で注目を浴びている「マインドフルネス」という精神の使い方です。

 

最近ではビジネスやスポーツなど多方面で活用され、話題になっているのをご存知でしょうか。今回はその「マインドフルネス」がビジネスでどのように役立つのか、企業としての取り入れ方などもあわせて詳しく解説していきます。この記事が、貴社の組織運営にお役に立てればうれしいです。

 

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マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、目の前にある現状だけを、そのまま捉える意識方法を指します。何かしらの行動をしている際、過去や未来のことは考えずに、「今」に集中する脳の動きを表している言葉です。

 

たとえば、目的地に向かって歩いている時、「昨日のうちにやっておきたいことがあったのに忘れていた」「お腹が空いてきそうだからコンビニに寄ろう」というような、現時点の行動とは無関係の考え事をすることもあるでしょう。これは今この瞬間の「歩いている」という行為に集中せず、過去や未来に気が取られている証拠でもあります。そうではなくて「足を動かしている」「目的地まであと5分の場所まで来た」「汗をかいてきた」というように、その場の状況だけを淡々と捉えるのが、マインドフルネスの考え方です。

マインドフルネスが広まっている経緯

もともとマインドフルネスというのは瞑想から派生したと言われていますが、決して神秘的なものではありません。マインドフルネスの概念の起源は、マサチューセッツ大学の名誉教授がストレス緩和法として瞑想の要素を取り入れたことにあります。

 

そして後になって、海外の著名な認知臨床心理学者たちがマインドフルネスの科学的効果を発表。マインドフルネスが脳に変化を与える事実をデータで立証したことから、世間一般に広がり始めました。確かな根拠に基づいた意識方法であることから、さまざまな業界でも取り入れられているのです。

数々の有名企業でも導入されている

現在においてマインドフルネスの概念は、トヨタやYahoo!といった数多くの日本法人でも活用されており、社員教育の一環として導入されているケースが多々あります。またGoogleなどの世界的企業でも、積極的に取り入れている事例が多数。

 

たとえば自社のオフィスに瞑想専用の部屋を設置していたり、勤務時間内での瞑想が許可されていたりと、会社としてマインドフルネスを推奨している動きが見られます。また昨今では、事業者向けのマインドフルネスのセミナーや研修サービスを提供している企業も。すでにビジネスシーンでは、これほどの注目を集めています。

社員の定着率がこれまで以上に難しくなっている

かつての日本であれば、マインドフルネスというものは流行しなかったのではないでしょうか。なぜならば、終身雇用で、年功序列、1つの会社で定年まで勤めあげるという価値観であり、日本経済も右肩上がりだったからです。

 

しかし、今は時代も変わり、VUCAの時代と言われるように先行き不透明な時代になりました。終身雇用は崩壊し始め、1つの会社で勤め上げるという価値観も薄まりつつあります。転職することは珍しくなく、むしろ市場価値を上げるためには積極的な転職活動が必要になる場合もあります。

 

こうした時代の変化から人材流出のリスクがこれまで以上に上がっていると言えるでしょう。そのため従業員の定着を高めるための工夫が必要となっているのも注目を集めた背景になると考えられます。また「ブラック企業」という言葉が市民権を得たように、過労やストレスなど、社員のメンタルケアについても注目が集まったことも理由の一つかもしれません。

マインドフルネスがもたらす効果・メリット

着実に社会に浸透し始めているマインドフルネスですが、ここからは具体的にどのような効果に期待できるのか解説していきます。

集中力があがる

マインドフルネスの大きな特徴は、ただ淡々と「今」だけに意識を集められるようになる点です。たとえば、マインドフルネスを行なえば、仕事に取り組む際、過去の失敗を思い出して緊張したり、この先のミスを恐れて不安になったりはしなくなります。現時点における行為には必要のない感情に振り回されることがなくなり、常に目の前にある現実だけに向き合えるようになるのです。マインドフルネスによる脳の動きから、その場に見合った力を100%出し切れるようになります。

不安やプレッシャーに強くなる

先ほどから出てきているように、マインドフルネスによって過去の失敗や未来への不安に気を取られることがなくなり、現状に対する集中が削がれることもなくなります。つまり「昔こんな嫌な思いをした」「もし次も同じ状況になったら困る」というような、ネガティブな感情が湧いてくるのも防げるのです。そのため積極的にチャレンジしたり本番で確実にベストが出せるようになったりと、不安やプレッシャーに負けない精神面の強さにもつながります。

人間関係のストレスを軽減できる

マインドフルネスを人間同士のコミュニケーションに活用できれば、会話もスムーズになります。たとえばミーティングなどで「この人とは前に意見が食い違ったことがある」「また次も言いたいことが伝わらないかもしれない」というように、相手の話に委縮したり言葉を素直に受け止められなかったりすることもなくなるでしょう。

 

また話している最中に嫌な気持ちが生まれてきても、「今は嫌だと思った」という事実だけを認識できるようになります。「もう同じ思いはしたくない」「次も同じ思いをするかもしれない」といった過去や未来にとらわれた悪循環にならないため、対人のストレスも軽減され、円滑な人間関係にもつながると言えるのです。

マインドフルネスのビジネスシーンにおけるメリット

次からはここまでに紹介してきたマインドフルネスの効果を踏まえ、ビジネスシーンにおけるメリットについても解説していきます。

生産性向上が期待できる

マインドフルネスによって自分を律することができるようになれば、仕事に対する姿勢にも良い影響を与えます。では具体的な場面を例に挙げて考えてみましょう。

・大事な商談やプレゼン
「上手く話が進まなかったらどうしよう」「以前はこの部分で失敗した」というような不安や緊張に振り回されることがなくなるため、取引先とのやり取りもスムーズにできるようになります。

 

・新規開拓の営業
「前にきつく断られてつらかった」「このまま契約が取れない状況が続くかもしれない」など、業務を進めるにあたっては関係のない感情や憶測が生まれなくなり、新たな顧客の獲得に足がすくむこともなくなります。

 

何か上手くいかない状況にあっても、「もうしんどい経験はしたくない」「次も結果が出なかったら嫌だ」といった心持ちにとらわれず、ただ目の前にある課題の解決だけに集中できるようになるのです。

観察力や協調性などが高まり、総合的にマネジメント力も向上する

マインドフルネスでは現状だけに意識を集中させられるようになるため、その場の状況をじっくりと観察することにもつながります。さらに周囲からの意見を冷静に受け止められるようになるため、さまざまな声に耳を傾けなければならないリーダー職にも有効です。また自分自身が過去の後悔や未来の不安といったストレスから解放されたら、その分周りの人間にも気が回りやすくなります。こうした観察力や協調性などが高まり、総合的にマネジメント力も向上すると考えられるのです。

1人ひとりが積極的になり、コミュニケーションが円滑になる

先述でも触れていますが、マインドフルネスにはコミュニケーションを円滑にする効果にも期待できます。従業員一人ひとりにマインドフルネスの精神が身につけば、社内のやり取りがよりスムーズになり、より連携が強い体制が作れるでしょう。さらに会議やミーティングにおいても、マインドフルネスによって参加者全員が積極的に意見を発信するようになれば、新たな発想が生まれるチャンスも増えることになります。それぞれが自分の感情にとらわれない意思疎通をすることで、活発な意見交換にもつながるでしょう。

 

 

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大事なことに集中できるようになり、判断力を高められる

マインドフルネスによって、自分がおかれている現状と冷静に向き合えるようになれば、他人から過去に言われた意見やこの先の評価に気を取られた偏った思考回路が避けられるようになります。このように自己認識力が高まる上に、今の状況を十分に観察することで、事実だけに基づいた的確な判断もできるようになるでしょう。現時点で自分は何をするべきなのか、より迅速な意思決定ができるようになり、判断力アップにも期待できます。

マインドフルネスの活用法

ではマインドフルネスは、どのような手法で取り入れることで企業としての効果が出せるのか、具体的な一例についてもご紹介していきます。

従業員のヘルスケア

マインドフルネスは前述にも出てきたように、ストレスの軽減やうつの抑制に有効というデータがあります。そこで従業員に対する心身の健康増進を図る策として、福利厚生の一部に取り入れるのも1つの方法です。神経のバランスが整うと睡眠の質も良くなるため、日々の慢性的な疲れを軽減するといったヘルスケアに役立つでしょう。

 

実際に各分野の専門家によるマインドフルネスの活用練習を、社員教育の一環として導入している事例もあります。従業員自身で精神面の安定が図れるようにする意味でも、マインドフルネスの要素を社員に対するケアに取り入れるのは有効的でしょう。

自己啓発の活性化

マインドフルネスが身につくことは、より的確な自己認識性にもつながります。しっかりと現状を見つめ直して課題を発見し、今の自分は何をすべきか冷静に判断できるようになるため、自己啓発のサポートとして取り入れるのも良いでしょう。たとえば教育制度の1つとして外部セミナーの受講を補助したり、社内の定期勉強会や研修といった場でマインドフルネス関連の講座を開催したり。上昇志向の高い社員が自主的に参加できる体制にしておくのも、1つの手段です。

スキルアップの支援

マインドフルネスはマネジメントにも効果があると考えられているため、たとえば中堅社員向けのスキルアップ支援として導入するのも良いでしょう。リーダーポジションを目指す社員に対し、自己管理能力の向上を図る研修などでマインドフルネスを定着させれば、より高い能力を発揮するためのサポートにもなります。

 

またリーダー職がマインドフルネスを活用できるようになれば、その部下たちにとっても、仕事をする環境が改善されることにつながります。結果として、従業員全体の満足度アップにも期待できるでしょう。

新しい制度をつくって会社の競争力をあげよう

 

それでは最後に、今までにご紹介したようにマインドフルネスを自社に取り入れることで、どのような成果につながっていくのかみていきましょう。

新しい取り組みで採用力をつけていく

たとえばマインドフルネスを取り入れた教育体制や福利厚生を求人情報でアピールすることで、時代の流れに沿った新しい制度を積極的に導入する柔軟な企業風土が伝えられます。求職者にとって社員想いな雰囲気の良さを感じてもらえれば、応募数のアップにもつながるでしょう。またこうした取り組みで求職者の興味を引けば、他社との差別化にもなり、より多くの人材の獲得に役立ちます。採用活動の一環としても有効的です。

 

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既存の社員の定着率向上を狙う

今までに出てきたように既存社員のケアとして積極的に取り組むことで、新たな人材の獲得だけでなく、従業員の満足度やエンゲージメントの向上にも期待できます。働きやすい環境作りに役立てていけば、おのずと離職率も下がり、長期的にキャリアを積んだ人材が増えることになるのです。常に即戦力が豊富に確保できている状態になり、安定した業績にもつながるでしょう。

 

またマインドフルネスに関する新たな制度を導入することで人材活用力が高まれば、企業としての競争力もアップすることになります。優秀な人材を採用した上で、なおかつ社員に満足してもらうことで、人材というリソースを最大限が活かせるようになるのです。このようにマインドフルネスの概念を取り入れることは、生産性向上を図る1つの手段でもあります。

 

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まとめ

マインドフルネスは人間の脳に対する科学的な効果が立証されているものであり、さまざまなビジネスシーンにも有効的なものです。企業として積極的に取り入れることで、社員一人ひとりのパフォーマンス向上が見込め、会社全体における生産性アップにもつながります。組織力の底上げを目指している場合には、マインドフルネス関連の教育やサポートなどの導入も1つの手段として、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。  

 

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